幕府軍と戦う高杉晋作（高良健吾）が吐血！その命尽きるまで…井上真央主演「花燃ゆ」35話あらすじと予告動画
薩長同盟が成立し、密かに薩摩から武器を入手した長州、それでもまだ幕府との戦いの準備は整っていなかった！しかし圧倒的な数の幕府軍はすぐそこまで来ていた！だが長州は武士から農民まで一致団結し、士気は高まっていた！井上真央主演、30日（日）夜8時より「花燃ゆ」第35話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
1月からスタートした「花燃ゆ」も折り返し地点を過ぎ、もう35話になり残り15話となった。大河スタート時、吉田松陰を演じた伊勢谷友介を始め、久坂玄瑞役の東出昌大、小田村伊之助役の大沢たかおなど、イケメンが揃っていることをウリにしていたが、もう半分以上のイケメンがドラマから去ってしまった。残るは高杉晋作役の高良健吾と伊之助役の大沢たかお。しかし、その高杉も前回（第34話）で吐血。史実に基づいてドラマも描かれるなら、幕府軍との戦いのあと、大政奉還を見ずに高杉は肺結核でこの世を去る。享年27。あんな行動力がある27歳、今の世の中にはそういたものではない。その若さで歴史に名を残すとは、どれだけ高杉が逸材だったかが窺える。幕末、明治維新の逸材（イケメン）は早死にする人が多い。「花燃ゆ」もどんどんイケメンが少なくなっていくが淋しい。
ちなみに、毎年8月15日の終戦記念日になると騒がしくなる靖国神社は、太平洋戦争で亡くなった方々だけを祀っているのではない。なんと、吉田松陰、久坂玄瑞、坂本龍馬、中岡慎太郎と供に高杉晋作も靖国神社に祀られているのだ。戊辰戦争や西南戦争といった近代日本の出発点となった明治維新の大事業遂行のためにその命を捧げた方々をも祀っている神社なのである。
■前回のあらすじ
高杉晋作（高良健吾）は毛利元親（三浦貴大）に大胆な提案をする。幕府に対抗するため、今まで長州と犬猿の仲だった薩摩と同盟を組むことを提言。小田村伊之助（大沢たかお）、桂小五郎（東山紀之）らは坂本龍馬（伊原剛志）の仲介で薩摩藩の西郷隆盛（宅間孝行）と話し合いの場を設ける。長州は同盟に乗り気なのだが、薩摩からなかなか返事が来ない。しびれを切らした桂小五郎は、今回の交渉をなかったことにすると怒り出すのだが、坂本龍馬がそれをなんとか押しとどめる。西郷隆盛も、長州との同盟に反対する者たちを必死で説得していたのだ。それでも、これ以上はもう待てない！ と言う長州を前に、坂本龍馬が西郷隆盛に「いい加減腹をくくれ！」と背中を押し、やっと薩長同盟が成立した。
そんな中、俗論派の椋梨藤太（内藤剛志）は野山獄に投獄されていたが、とうとう斬首刑になった。椋梨は伊之助に「自分と同じ過ちを犯すな」と言い残して死んだ。そして、美和の父・百合助（長塚京三）もこの世を去った。
伊之助から長州が薩摩と同盟を組む方向で話し合いを進めていると聞かされた美和（井上真央）は、納得できずにいた。夫・久坂玄瑞を追い詰めた薩摩を、そして玄瑞を愚弄した椋梨藤太を許すことができなかった。しかし伊之助は、椋梨も命懸けで藩を守ろうとしたこと、そして武士として立派な最期を遂げたことを美和に話した。美和は毛利家の世継ぎ、興丸のそばに置く同朋「御小姓」として、椋梨の血筋を保つ子を選んだ。それは兄・吉田松陰（伊勢谷友介）や夫・久坂玄瑞役（東出昌大）とのやり方は違えども、椋梨も長州藩のために命懸けだったことを評価した美和の答えだった。
■第35話「孤高の戦い」あらすじ
薩長同盟が成立し、長州は薩摩から武器を調達した。しかし圧倒的な数の幕府軍はすぐそこまできていたのだが、長州はまだ戦いの準備が整っていなかった。そんな中、幕府から藩主・毛利敬親（北大路欣也）と元徳（三浦貴大）に広島へ出頭するよう命じられる。小田村伊之助（大沢たかお）が身代わりとなって広島へ行き、投獄されながらも時間稼ぎをする。その間、戦の準備を整えていた高杉晋作（高良健吾）が吐血してしまった。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第35回は8月30日（日）NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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