元日、武井咲をめぐり妻夫木聡と斎藤工がとラブバトル?三池崇史監督『愛と誠』BSジャパンで無料初放送!予告動画

2015年12月29日16時20分ドラマ
© 2012『愛と誠』製作委員会

手のつけられない超不良の太賀誠と彼を白馬の王子様と信じ、想い続ける世間知らずのお嬢様・早乙女愛!不釣り合いな二人の運命的な純愛を描いて1970年代に一世を風靡した『愛と誠』を、鬼才・三池崇史監督のもと、妻夫木聡と武井咲で映画化した作品を、2016年正月1日にBSジャパン「シネマ・アディクト」にて夜11時から放送!予告動画はYouTubeで視聴できる。

『愛と誠』は、梶原一騎が原作、ながやす巧が作画を手掛けた1970年代の大ヒット漫画を、『一命』のヒットメーカーで、『サラリーマン金太郎』『ゼブラーマン』『ヤッターマン』『クローズZERO』など漫画やアニメを原作とした作品を多く手掛けている三池崇史が映画化した。映画は、小林武史プロデュースによる昭和歌謡の名曲に乗せて、ハードかつロマンチックな異色純愛映画に仕上がっている。

撮影当時、誠役の妻夫木は1980年生まれで当時すでにオーバー30。対する武井は現役高校生。物語だけでなくキャスティングの段階ですでに不均衡な主役に注目が集まった。
映画では、誠の少年時代も描かれ、少年・誠を加藤清史郎が演じる。そして愛のクラスメートで、愛と同じクラス委員を務める中等部きっての秀才・岩清水弘役を斎藤工がメガネをかけて演じる。ちなみに1981年生まれの斎藤も当時オーバー30。アラサー二人の男性が現役女子高生をラブバトルを展開するというわけだ。
「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」で、セクシー俳優としてブレイクする前の純朴な斎藤にも注目。他にも映画主題歌「愛と誠のファンタジア」を歌う一青窈も愛の母親役で登場する。

原作は3度映画化されている。映画第1弾は、西城秀樹×早乙女愛で1974年、第2弾は早乙女愛をそのまま残し南条弘二で1975年に続編を、翌年には加納竜×早乙女愛で完結篇が公開された。
第1弾の映画で、当時大人気アイドル歌手だった西城秀樹が誠役で♪やめろと言われても いまさら遅すぎた!♪と歌った「激しい恋」は、映画と共に爆発的な大ヒットとなった。ちなみに同曲はモンキー・パンチ原作のアニメ「ルパン三世」のTVスペシャル第四弾「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」の作品中でも、ルパンがこの歌詞を口ずさむシーンがある。

1日に放送される『愛と誠』では、妻夫木が踊りながら「激しい恋」を熱唱するのでお聴き逃しなく。当時、劇場公開前に行われた完成披露会見では、主演の妻夫木が「よく分からない映画」、「ふざけている」と発言し、駆けつけたマスコミ陣を大爆笑させたが、果たして視聴者はこの映画をどう見るのか?
BSジャパン 16/01/01(金) 23:00~深1:25 での放送をお楽しみに。

■キャスト
太賀誠 - 妻夫木聡 / 幼少期 - 加藤清史郎
早乙女愛 - 武井咲
岩清水弘 - 斎藤工
高原由紀 - 大野いと
ガムコ - 安藤サクラ
座王権太 - 伊原剛志
先生 - 前田健
太賀トヨ - 余貴美子
早乙女美也子 - 一青窈
早乙女将吾 - 市村正親

監督 - 三池崇史
脚本 - 宅間孝行
原作 - 梶原一騎、ながやす巧「愛と誠」講談社漫画文庫所載

主題歌 - 一青窈「愛と誠のファンタジア」
エンディングテーマ - かりゆし58「笑っててくれよ」

映画『愛と誠』予告動画
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