群馬にも学問を！吉田松陰（伊勢谷友介）の志が蘇る！井上真央主演「花燃ゆ」第44話あらすじと予告動画
群馬にて学問の大切さを説く楫取（大沢たかお）に対し、県庁の役人たちは民百姓に学問は必要無いと反対！そんな中、松下村塾塾生だった野村靖（大野拓朗）が群馬を訪れ、楫取と美和（井上真央）に松陰（伊勢谷友介）が残した「留魂録」を渡した…11月1日（日）午後8時より「花燃ゆ」第44話、予告動画は番組公式サイトで公開。
現在放送中、NHK朝ドラ「あさが来た」も、「花燃ゆ」と同じ幕末から明治にかけての物語。ちょうど楫取素彦（大沢たかお）が群馬県令になった明治9（1876）年、大阪では白岡あさ（波瑠）が、女性商人として着々と実力をつけているころである。同じ時代に生きていた人たちが、違うドラマで同時期に描かれているのは視聴者としても両方を楽しみながら見ることができる。
「花燃ゆ」では時代が変わり、士族が必要とされなくなった世の中で、男性登場人物の髪型と名前が変わっていくのが面白い。楫取も、当初から月代はなかったが、髷はのこっていた。群馬に到着したとたん髷がなくなっていてびっくり。新政府の重鎮たちも、木戸孝允（東山紀之）、伊藤博文（劇団ひとり）などなど。名前も、ドラマ開始当時は「○○之介」「○○門」など、いかにも江戸時代の武士らしい名前だったが、明治になりどんどん今風の名前に変わっていくのは興味深かった。楫取素彦の場合、名前を変えた経緯がドラマで描かれていたが、ほかの人物たちがどのような経緯で変わっていったのか、知りたくなる。こういう場合、ウィキペディアなどで調べるのではなく、伝記や関連書籍をちゃんと読んで調べたほうが、ちゃんと記憶に残りそうだ。
■前回のあらすじ
新政府に不満を持つ士族を集結し、前原（佐藤隆太）は反乱を起こそうとしていた。民治（原田泰造）と亀（久保田磨希）の息子・小太郎（広田亮平）も参戦。知らせを聞いた楫取（大沢たかお）は、すぐさま萩に戻ろうとしたが、群馬県令という身で戻る事は叶わず、代わりに美和（井上真央）が東京にいる久米次郎（市川理矩）と一緒に萩に戻った。しかし時すでに遅し…小太郎は戦死、前原率いる士族たちは政府軍に鎮圧され、反乱の首謀者・前原は捕らえられ斬首となった。文之進（奥田英二）は武士としてケジメをつけるため、切腹していた。
楫取は木戸孝允（東山紀之）に、前原ら士族たちの声にも、耳を傾けてほしいと懇願するのだが、新しい日本、欧米諸国と肩を並べる国力をつけるためには、武士はもう必要ないと木戸は言った。
一方、美和不在の群馬では、病で伏せっている寿（優香）の世話をせい（三田佳子）がしてくれた。夫・阿久沢権蔵（江守徹）の話では、これからは武士ではなく商人の時代になるという。群馬はますます製糸業で栄えようとしていた。
失意のうちに群馬へ戻った美和。萩では泣き崩れる母・滝（檀ふみ）や亀をはげまし、自らは涙すら流すことができなかったが、出迎えた楫取を診て、美和は堪えていた悲しみがあふれ出し、号泣してしまった。
■第44話「運命の糸をつなげて」あらすじ
楫取（大沢たかお）は群馬で教育事業に力を入れようとした。しかし地元の権力者・阿久沢（江守徹）をはじめ、県庁幹部らは民百姓に学問はいらないと、学校設立に反対。
そんな折、かつて松下村塾の塾生だった野村靖（大野拓朗）が、神奈川県令（知事）となって群馬を訪れた。楫取や美和との再会に野村は吉田松陰（伊勢谷友介）が残した「留魂録」を持参した。再び、兄・松陰の言葉を目にした美和は、兄の志を再び胸に刻むのだった…。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」第44話は11月1日（日）NHK総合は夜8時から。BSプレミアムは夜6時から放送。予告動画は公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。またNHKオンデマンドでは見逃し番組として配信を行っている。
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」番組公式サイト
◇NHK大河ドラマ「花燃ゆ」Facebook公式ページ
◇NHKオンデマンド公式ページ
◇「花燃ゆ」NHKオンデマンド/GyaO!ストア
各話：216円/3日間、見放題パック：972円/毎月（自動更新）
【大河ドラマ紹介】 【2015年NHK大河「花燃ゆ」各話のあらすじ】
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