エスエス製薬は、胃腸薬「ガストール」(第2類医薬品)のイメージキャラクター・ガストールマンに、大河ドラマ「平清盛」や「軍師官兵衛」にも出演している石黒英雄を起用し、TVCM「ガ、ガ、ガストール」篇を公開した。
同薬品は、早く治したい胃痛や胸やけによく効くM1ブロッカー配合胃腸薬。つらい症状に対し、素早く胃酸を抑えて胃を保護する。
今回のTVCMは、ガストールの化身・ガストールマンが胃痛に苦しむビジネスマンの胃の中へ滑り込み、胃痛の原因となる胃酸を中和・ブロックし、痛みから「速攻」で解放する様子を表現している。

TVCMは、ビジネスマンが日々のストレスが原因で出勤前や会議中に胃痛で苦しんでいると、同薬品の化身であるグリーンスーツを身にまとったガストールマン(石黒英雄)が、「ガ・ガ・ガストール♪」というテンポの良い音楽に合わせて、同薬品を持って颯爽と現れる。
すると、「胃痛に今すぐガストール♪」という歌声とともに、ガストールマンが痛みを感じる胃の中に豪快に滑り込み、「胃酸を素早く中和しブロック」というナレーションが流れる。
最後に、胃痛が和らいだビジネスマンが「効いたぁ～」と効き目を実感し、ガストールマンが「胃痛に速攻」と手に持ったパッケージを指差して締めくくる。

撮影は、11月上旬に行われ、最近出来たばかりのビジネスオフィスでのロケからスタート。
石黒英雄は、全身緑のスーツのガストールマンに変身してから現場入り。着る人を選ぶ衣装だったが、流石は元JUNONボーイだけあって、格好良く着こなす。「本日はよろしくお願いします」と、さわやかな笑顔での挨拶も印象的で、和やかな雰囲気で撮影が始まった。
撮影現場を東京都内のスタジオへと移してからは、彼は現場スタッフともすっかり打ち解け合い、ビジュアル撮影では様々な表情・ポーズを自ら率先して提案する。
彼の、1枚1枚の仕上がりを入念にチェックし、監督の指示を真摯に受け止める姿は真剣そのもので、高いプロ意識が感じられた。
ガストールマンのキメポーズは、当初は異なるものだったが、彼と監督の現場での打合せで急遽変更することになった。
ラストは、胃の中に滑り込むシーンの撮影。全長4m、高さ2.8mの巨大滑り台での撮影はかなり体を張ったもので、スタッフ一同も滑り台のあまりの大きさに呆然とする。そんな状況でも、彼は全く尻込みすることもなく笑顔で滑った。

◇エスエス製薬「ガストール」CMギャラリー