『ビューティー・インサイド』公開ハン・ヒョジュSPインタビュー②!3月チャンネル銀河「トンイ」ノーカット放送も!予告動画

2016年01月29日18時31分映画
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映画『ビューティー・インサイド』の公開を記念して来日したハン・ヒョジュ主演インタビューの後半!映画公式サイトで予告動画が公開されている。チャンネル銀河では3月17日(木)より月~金の午後3時から2話連続で「トンイ」を放送するのでこちらもお楽しみに。

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※2016.1.14に行われたハン・ヒョジュ来日イベントの様子は再現レポでご紹介⇒記者会見フォトギャラリー
また、ひと足先に映画を鑑賞したレポートもこちらで紹介しているので参考にどうぞ⇒鑑賞レポ

<インタビュー後半>
(下線は日本語)

Q:具体的にどんな役だったら、やってみたいですか。
今のうちに、見た人がちょっとはずかしくなるくらいの歯が浮くような台詞のあるラブストーリーの作品にも出てみたいと思います。
とっても明るくて、初々しいロマンチックコメディとかもいいなと思いますね。
ドラマのほうでは、できれば明るい役をやってみたいと思います。

Q:映画「ビューティー・インサイド」も、毎日顔が変わる人に恋するという難しい役どころだったと思うのですが、オファーを受けた時にどう思いましたか。
まずシナリオをいただいたときに、とにかく新鮮だなと感じました。
一度もこういった設定の作品を見たことがなかったですし、今後もないかなと思って、まさに唯一無二の作品になると思って、「すぐにやります。出演します。」と言いました。
その一方では、イケメンにたくさん会えるんじゃないかと思いました。大勢の皆さんが、私のことを愛してくれる作品になるんだと。

Q:実際にたくさんのイケメンに会っていかがでしたか。
幸せでした。(笑)
でも今おっしゃっていただいた点が、やっぱり一番の悩みでした。
つまり毎日毎日新しい俳優さんたちと一緒に演技をしますよね。
とても混乱したり大変なところもありました。
そういった気持ちで現場にいたものですから、この役からたくさんの影響を受けたと思います。
先ほどトンイは憑依していたとおっしゃっていただきましたが、トンイの時はときどき憑依していたとするのであれば、今回のビューティー・インサイドでは、ずいぶん長い間憑依していたと思います。
撮影している間は、イスの気持ちで過ごしていたので、もうイスにどっぷりはまって、
役になりきっているときには、会う人会う人、みんなウジンにみえたんですよ。
だから、同性ですらウジンでないかと思ってしまったり、おじさんでさえウジンではないかと思ってしまったり、会う人全員を愛せるような、そんな気持ちになっていたので、
撮影している間は、私の心の中に愛がいっぱい、たくさんあったと思います。
もう少し撮影が長かったら、大変なことになっていたと思います。

Q:ヒョジュさんご自身は、ビューティー・インサイドのテーマのような、外見じゃなくて、やはり内面を愛するタイプですか。外見はあまり気にしませんか。
見た目がいいに越したことはないですよね(笑)。
でも、今回のビューティー・インサイドという映画を通して感じたことは、決してこれは、宣伝のために言っているわけではなくて、本当に外見は、重要ではないかもしれないと、本気で思いましたね。
役になりきっているときに、いろんな俳優さんが次々と来ますよね。
大勢の俳優さんを見ていて、やっぱり外見だけではなくて、その人だけが持っている、その人だけの魅力とかかわいさというものがあって、そういうものをキャッチすることになるんですね。
そうすると全ての人を愛する気持ちになれるんです。外見というのはそこまで重要ではないと思いました。

Q:トンイの話に戻りますが、ヒロインのまっすぐな姿をみていて、スカッと気持ちがよかったんですけれども、演じていて、気持ちがいいところはあったでしょうか。
やはりいい役をやらせていただくと、いいパワーもいただけますし、いい影響もたくさん受けますよね。
トンイという作品は特にそんな面がたくさんあったと思います。
今考えても、トンイってすごく賢明で純粋な本当にいい女性ですよね。
なので、トンイという役から本当に私も助けられたと思います。

ビューティーQ:今お話をお聞きしていると、ヒョジュさん自身も、結構冗談をおっしゃたり、スパッとものを言われたり、トンイと被るところがありますが、ご自身と似ているなと思うところがありますか。それとも、全然違うなと思ったりしますか。
似ているところはありますけれども、はるかにトンイのほうが私よりいいと思います。

Q:トンイをはじめさまざまな女性を演じるということで、色々な女性の人生を生きていると思うんですけれども、理想の女性像があれば教えてください。
私は、女性とか男性とか区別をせずに、人として考えてみることが多いです。
人として考えてみたときに、自分をとても大事にして、そして自信を持って、常に自分を成長させていける人が素敵な人だと思います。
自分の世界をちゃんと持っているというのが大事だと思うんですね。
でもそれは、とっても難しいことだと思います。
どうしても人の目を気にしてしまったり、他人が自分の世界に入ってきてしまったりすると、気持ちが揺れてしまうこともありますよね。
だから気持ちがぶれないような、そんな強靭さも必要だと思います。

Q: それを大切にヒョジュさんは生きているんですか。
だんだん、そんな風になれたらいいなと思いますね。
自分だけの世界を持てたらなと思います。

Q: トンイとビューティー・インサイドの中の男性って違うイメージだと思うんです。トンイに登場する男性は自分を笑わせてくれる人、ビューティー・インサイドに登場する男性は自分と一緒に共感できる人、どちらがヒョジュさんの理想のタイプですか。
両方ともいいですが、あえて一つ選ばないといけないとしたら、
共感できる男性ですね。共感できる男性と出会って、私が思いっきり笑わせてあげたいです。

Q:ビューティー・インサイドは最近観た映画の中で一番面白かったです。
ありがとうございます。

Q:すごいキャストで、イケメンが沢山出てくるのが、私も本当に楽しかったんですが、豪華な共演の方がいらっしゃるので、色々なエピソードがあったと思うんですが、面白いエピソードがあればいくつか聞かせて下さい。
本当に演技が上手な大勢の俳優さんがウジンを演じてくださったからこそ、映画を観たときに、自然にこの人物は一人なんだと思えることができます。本当にいろんなエピソードがあったんですが、中でも記憶に残っているのはキスシーンですね。あれだけ大勢の皆さんと一日にキスをしたので。やはり一生記憶に残ると思います。(笑いが起きて)列を作って、並んで…。
初めて会った人もいました。初めまして、よろしくお願いします。
キスしましょうかって。そんな雰囲気でした。特別な経験でした。(笑)


Q: 韓国映画のラブストーリーというのは、ジャンルとしてあるくらいですよね。
障害を乗り越えて結ばれていくという物語は、日本でもすごく人気です。
ヒョジュさん自身も、ラブストーリーはお好きですか。

私もラブストーリーが好きなんです。見るのも好きですし、ラブストーリーに関するものを読むのも好きですし、演じるのも好きなんですね。
だから、何を見ようかと思った時に、自然とメロドラマ、ラブストーリーを選んでいるので、ラブストーリーが好きなんじゃないかなと思いますね。
私自身ラブストーリーの映画の撮影をするときは、とっても気分がよくなりますし、私も誰かを愛しているような気分になって、心が満たされます。
なので、ラブストーリーを見る方もそんな気持ちで見てくれるとうれしいです。
映画を通して、作品を通して、愛を感じたり、恋愛したいと思ってくれたら、うれしいですよね。
特に、今回のビューティー・インサイドという映画は、ジャンル的にもとっても新鮮な作品だと思いますし、作品に込められた美しい意味があると思うんです。
つまり内面の美しさや真の愛を見つけてほしいという思いが込められた作品ですので、見る方もこれを見て本当の愛とは何かを考えて、真の愛をみつけてくれたらいいと思います。
そして、もう一つビューティー・インサイドは、冬にピッタリな映画だと思うので、この冬に映画館に行って、温かい気持ちで見てくれたら、うれしいです。
是非劇場でご覧ください。

Q:最後に一つだけ、プライベートで夢中になっていることを教えてください。
家で荷物の整理。片づけたくて、整理整頓したくて。
生きていく中で、一度まとめて整理してみたいと思える時期みたいですね。

Q:断捨離ですか?日本では少し前から流行ってます。
ああ、流行ってるんですか。それかも知れません。
私すごく流行を追っているんですね(笑)。
知らなかったです。

■作品紹介
監督:ペク
出演:ハン・ヒョジュ、パク・ソジュン、上野樹里、イ・ジヌク、キム・ジュヒョク、ユ・ヨンソク他
キム・デミョン、パク・シネ、イ・ドンウク、コ・アソン、ト・ジハン、ペ・ソンウ、チョン・ウヒ、イ・ジェジュン、キム・ミンジェ、イ・ヒョヌ、チョ・ダルファン、ホン・ダミ、ソ・ガンジュン
2015年/英題:THE BEAUTY INSIDE/原題:뷰티 인사이드/韓国/韓国語/127分/カラー/字幕:根本理恵 
配給:ギャガ・プラス
(C)2015 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Rights

映画『ビューティー・インサイド』公式サイト
チャンネル銀河「トンイ」番組公式サイト

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