スランプ脱出の兆しが見えた近松（松尾スズキ）は赤穂浪士を題材に執筆するが万吉（青木崇高）からダメ出しを食らう！近松は謎の油問屋・黒田九平次（山崎銀之丞）の正体は47人目の赤穂浪士・寺坂吉右衛門ではないかと疑うのだが…NHK総合4日（木）夜8時より「ちかえもん」第4回を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

一度ハマると抜け出せないのが現在放送中のNHK木曜時代劇「ちかえもん」。謎の渡世人で“不幸糖”売りの万吉（青木崇高）が実にいい味を出している。ワケのわからない出で立ちで、これまたワケのわからぬ“不幸糖”なるアメを売って歩く男。どうしてだか、周囲の人たちから好かれる万吉に嫉妬する近松門左衛門（松尾スズキ）がおかしくてたまらない。

28日放送の第3回では、小池徹平演じる大店の跡取り息子・徳兵衛と一緒に不幸糖売りをした万吉。この不幸糖の“売り声”が軽妙なメロディーで印象深く、視聴後の翌日ぐらいまで、頭のなかでリフレインしてしまうほどだった。

「Yahoo!テレビ」に寄せられている「ちかえもん」の感想は、どれも絶賛。評価点5点満点中4.77と、驚異的な数字をたたき出している。かつてない斬新な演出が見て取れる「ちかえもん」。NHKはもっとこのドラマをプッシュして宣伝すべきである。視聴まだな方、いまからでも遅くはない！木曜夜8時はぜひ、NHKをご覧いただきたい。

■前回のあらすじ
徳兵衛（小池徹平）とお初（早見あかり）がイイ仲になってしまい、傷心の万吉（青木崇高）。しかし万吉は徳兵衛に「ここまで突き抜けた親不孝者は初めて見た！立派な不幸糖売りの看板になる」と一緒に不幸糖売りをやろうと誘う。最初は「この平野屋の跡取りがそんなことできるかい！」と突っぱねていた徳兵衛。万吉に「客あしらいもできんのか」と挑発され、勢いでヤルと言ってしまう。ところがこれが、徳兵衛の性に合っていたらしく、甘いマスクの徳兵衛が若い女の子に声をかければたちまち売れてしまった。しかし父・忠右衛門（岸部一徳）は、平野屋の跡取りとしてなっとらん！と大激怒。江戸に奉公に出すとまで言い出す始末。しかしち近松が大店の跡取りというプレッシャーを察し、徳兵衛のフォローをする。それにより、江戸行きはなんとか免れたが、店で丁稚として働くよう、忠右衛門から命じられる徳兵衛だった。
一方、油問屋・黒田九平次（山崎銀之丞）は忠右衛門に、輸入業をやりたいので口利きしてほしいと頼む。見返りを求める忠右衛門に九平次は…。

■第4回「善悪不明九平次」あらすじ
スランプを脱する兆しを見つけた“ちかえもん”こと近松門左衛門（松尾スズキ）。赤穂浪士を題材に作品を書こうとするのだが、万吉（青木崇高）からダメ出しされる始末。そんな中、謎の油問屋・黒田九平次（山崎銀之丞）のことを「消えた47人目の赤穂浪士、寺坂吉右衛門」では！？と疑うちかえもん。さっそく九平次を尾行し正体を暴こうとするのだが…。

NHK総合2月4日（木）夜8時、木曜時代劇「ちかえもん」（全8回）第4回を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。再放送は9日（火）午後2時5分より。出演は青木崇高、優香、小池徹平、早見あかり、山崎銀之状、徳井優、佐川満男、北村有起哉、高岡早紀、岸部一徳、富司純子、松尾スズキほか。予告動画は番組公式サイトで公開。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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