<小野寺弟・姉>向井理・片桐はいりの影響で商売を始める高畑充希!「とと姉ちゃん」第7週詳しいあらすじと見どころ、予告動画
母・君子(木村多江)と祖母・滝子(大地真央)が無事仲直りし、常子(高畑充希)は女学校の5年生に!1936年(昭和11年)、新担任・東堂との出会いに感銘を受けた常子と鞠子(相楽樹)!次週は鉄郎(向井理)も登場し、常子が商売を始めることに…常子の担任・東堂役で女優・片桐はいりが登場するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」(5/16~21)第7週「常子、ビジネスに挑戦する」のあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKオンデマンドで見逃し配信している。
※以下、詳しいあらすじを追記しました。過去のあらすじはコチラでまとめて紹介⇒【「とと姉ちゃん」各話のあらすじ】
第6週は、滝子と君子の仲直りに亡きとと・竹蔵(西島秀俊)が大活躍した。回想シーンではあったが、竹蔵の姿がたっぷり見られ、“ととロス”視聴者も満足されたのでは?
第7週からは、進路に悩む常子が、新担任・東堂チヨから借りた1冊の本で女性の生き方について真剣に考えるようになる。その本とは、平塚らいてうの雑誌『青鞜(せいとう)』。「元始、女性は太陽だった」を謳ったらいてうは、前作「あさが来た」で大島優子が演じた平塚明のこと(参:「あさが来た」第26週詳細あらすじ)。
常子の後の人生に影響を与える新キャラとして登場する片桐はいり。朝ドラには2013年「あまちゃん」の安部小百合役で出演。他にも、「黒い十人の黒木瞳。」(2012年)、「昨夜のカレー、明日のパン」(2015)、「富士ファミリー」(2016)などNHKドラマの常連。
片桐は、中学時代の同級生に作家の上橋菜穂子がいたことがきっかけで舞台に立ち、映画館などでもぎりのアルバイトをしながら劇団「ブリキの自発団」に入団。女優の道へ。ちなみに“はいり”という名前は“アルプスの少女”に由来しているとのこと。
彼女がブレイクしたのは、1994年劇団を退団後、森山祐子と共に出演したコンタクトレンズのCM。インパクトの強いルックスと演技力で、舞台、映画、ドラマと大活躍。2013年には舞台、翌年には映画化もされた『小野寺の弟・小野寺の姉』で向井理と姉弟役で共演している。
東堂(片桐)の言葉と鉄郎(向井)のアドバイスで初めての商売に挑戦する常子(高畑)。果たして、常子の初ビジネスは成功するのか?そして、小野寺姉弟のツーショットは見られるのか?
【第7週(2016/5/16-21】
■第37話(月)
昭和11年春。常子(高畑充希)は女学校最高学年の5年生、16歳。クラスの同級生の大半が嫁いでいく中で、家族の食いぶちを稼ぐため、少しでも給料の高い仕事を探していた。どの職業も男性の半分程度緒給料。そんな折、新たな担任としてやってきた東堂チヨ(片桐はいり)に出会った。まず床に座ってあぐらをかいてみなさいと言い出す東堂。行儀が悪いと誰もやろうとしない女学生たちに、「女性とはこうあるべき」という固定観念に捕われず、自分の気持ちに正直に挑戦する大切さを教える。「元始、女性は実に太陽だった…」の言葉に深く感銘を受けた常子は、東堂先生からそれが平塚らいてうの言葉だと教えられ、『青鞜』という雑誌を借りた。
一方、鞠子(相楽樹)は進学したい思いを誰にも相談できず、深いため息をついていた。
■第38話(火)
どこか元気のない鞠子(相楽樹)を心配し、常子(高畑充希)は、東堂(片桐はいり)から借りた「青鞜」を渡した。ヘンリック・イプセンの「人形の家」を朗読していた東堂から、ヨーロッパでは女性にも参政権があり、男性と同じように働くことができる。「青鞜」はこうした小説も紹介し、女性の社会進出、地位向上を夢見た雑誌で、作品も編集もすべて女性たちが行っていると聞き、さらに大きな感銘を受けた。だが、雑誌が休刊となりそうした機運はしぼんだが、女性だからという理由だけで尻込みせず、挑戦することが大切だと東堂から助言され、何かを始めたい気持ちが湧き上がった。常子は、その時の鞠子の様子から将来に向けての悩みを抱えているのではと考えた。
一方、226事件(昭和11年2月26日)が起きるなど、時代は次第にきな臭くなり、青柳や森田屋も不況の波が押し寄せ、自粛ムードが漂っていた。そんな折、鉄郎(向井理)が森田屋に現れ、どんちゃん騒ぎが始まってしまい…。
■第39話(水)
鉄郎(向井)が森田屋に現れて始まったどんちゃん騒ぎで、酒に弱い星野(坂口)は泥酔。鉄郎は、卒業後の就職を考える常子(高畑)に大金をみせ、一獲千金を得るには、事業しかないと、「需要と供給を考える」いう成功の秘訣を伝授。常子は、片ときの事業で成功を収めた鉄郎に感化され、早速学校の帰り道や配達の途中に、何が人の興味を引いているのか探し始めた。しかし、商機を見つけるのは簡単ではない上に、同じ商売であれば困っている人を助けたいと思い始める。星野から、自分の目で見て自分が必要だと思うものを感じれば人の為に役立つのではと助言され、常子はあることを思いついた。
■第40話(木)
常子(高畑)は、綾(阿部純子)の家でアイデアを得ようとお邪魔し、綾の母が歯槽のう漏で苦しむ姿を見かけ、森田屋のまつも苦しんでいる歯のトラブルが多くの女性が同じ病気で悩んでいることを知る。さっそくリサーチしてこれを商売にしようと考えた。星野(坂口)から女性が歯槽のう漏になりやすい理由を聞き、星野から練り歯磨きのレシピも教えてもらい自作し始めた。メモ通り作った歯磨きを森田屋の面々に試してもらうが、出来上がりはイマイチ。それでも諦めない常子。できないと決めつけるよりやってみた方がいいという常子を見て、鞠子(相楽)は手伝うことを決め書きなぐられたメモを読み返してみると、薄荷(はっか)が不足していることが分かった。
■第41話(金)
欠けていた材料の正体は、薄荷(はっか)だった。三姉妹で力を合わせ、自作の歯磨きを完成させた常子(高畑)たち。セレブな妄想に浸る三姉妹。森田屋や青柳商店のみんなにも試してもらい、東堂先生(片桐はいり)からも太鼓判をもらった。だが問題はこれをどうやって売るべきか?そんな中、150円の借金を抱えた叔父の鉄郎(向井)が現れ、弁当に添えるのが最良だと提案。弁当の後味が変わってしまうと断固反対する宗吉(ピエール)を説得する鉄郎。弱みをチラつかせ、宗吉はしぶしぶ賛同することに。弁当と一緒に得意先に配られた常子の歯磨きは、瞬く間に評判になった。
■第42話(土)
歯磨きが評判になりご機嫌の小橋常子(高畑)。そんな常子に東堂先生(片桐)が鞠子(相楽)が進学のことで悩んでいると口を滑らした。鞠子は、苦しい家計を考え、文学を勉強するために大学に行きたいと悩んでいたのだ。常子は鞠子の進学費用や鉄郎(向井理)の借金の返済も含めてすべて面倒見ようと固く決心。練り歯磨きも鞠子の命名で常子の頭文字を取った「KT歯磨き」とし、鉄郎がどこからか集めた資金を元手に、大量生産されることに。鉄郎の達者な口上おかげで、常子の練り歯磨きは飛ぶように売れていった。笑いが止まらない常子たちの前に、強面の男たちが現れる。鉄郎の借金取り立てだった。肩代わりに不当な値段で練り歯磨きを引き取るという男たち。サッと行方をくらます鉄郎。残された常子たちは、再び窮地に追い込まれることに…。
■キャスト(実在人物名)⇒NHK番組公式サイト<相関図>
【家族と戦前知り合う人物】
主人公、小橋常子(大橋鎭子)役:高畑充希/内田未来
常子の父・小橋竹蔵役:西島秀俊
常子の母・君子役:木村多江
常子の妹、次女・鞠子役:相楽樹/須田琥珀
常子の妹、三女・美子役:杉咲花/根岸姫奈/川上凛子
常子の叔父・鉄郎役:向井理
常子の祖母、材木問屋女将、青柳滝子役:大地真央
※その他のキャスト紹介⇒キャスト・モデル人物一覧
【春ドラマ】【NHK朝ドラ 一覧】【「とと姉ちゃん」関連・各話のあらすじ】
◇NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」番組公式サイト
2016.4.4日(月)~10.01(土) <全156回予定>
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15/午後0:45~1:00(再放送)
BSプレミアム
月曜~土曜 午前7:30~7:45/午後11:00~11:15(再放送)
土曜日 午前9:30〜11:00(1週間分)
◇NHKオンデマンド