ヘアメディカルグループ、「人はコンプレックスを指摘されると、どうなるのか?」を実験した動画公開!

2016年06月27日12時19分暮らしと文化

頭髪治療を専門とする5つの病院で構成されたグループ「ヘアメディカルグループ」は、全国20歳〜59歳男女約1,200名を対象に、「薄毛のコンプレックスに関する調査」を実施し、その調査を元に、6月27日(月)にWEB限定動画『【検証実験】2つの笑顔、何が違う?』を公開した。

アンケート調査の結果明らかとなったのは、「顔の作り、頭髪、体型など、様々なコンプレックスを抱える中で、薄毛に悩む人は1割を超え、その中の7人に1人は、薄毛が原因で自殺を考えたことがある」という衝撃的な事実。コンプレックスの中でも、薄毛は特に悩みが深くなりやすく『自殺したくなるくらいに辛い』と考える人がとても多い事が分かった。

この事実に関連して制作された本動画は、「人はコンプレックスを指摘されると、どうなるのか?」を何人かの男女に実験した映像。コンプレックスを指摘される前と後で撮られた写真を見比べて、人の表情に変化が出るのか実験した。上記の調査結果を広く自分事として捉えてもらうため、実験映像ではあえて薄毛ではなく様々なコンプレックスを取り上げた上で、データとして薄毛で悩む人々の苦悩の真実を伝える。

今回の企画はヘアメディカルグループが制作主体となって実施された。ヘアメディカルグループは、頭髪治療を専門とする全国5つの病院で構成された病院グループ。皮膚科、形成外科、メンタルヘルス等の専門医が連携し、AGAや脱毛症等の男女の頭髪の悩み解決に取り組んでいる。薄毛で悩む人は、何より心が傷ついているのだという臨床の現場で発見された事実から、『コンプレックスは、何気ない一言が生み出す病です』をコンセプトに、社会的な理解が進む一助となることを狙って、今回の企画は実施された。

■WEB限定動画『【検証実験】2つの笑顔、何が違う?』について
同じ人、同じ構図、二つの写真。でも何かが違います。二つの写真を見比べると、同じ構図でもどことなく違う表情。「全体としてまとまりがなくて、ちぐはぐな顔になってたんじゃないかなって気がしますね。」「より強く深く思っちゃうところがありますね。」と表情が違う理由を話す男女。違ったのは、たった一言の言葉だった。

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フォトグラファーが「はい、カメラ見て~。そうそうそう!」「いいじゃないですか!いい笑顔じゃないですか。」とモデルを褒めながら写真を撮っている。褒められたモデルたちは爽やかな笑顔を見せたり、少し照れくさそう。
しかし写真を撮っていくうちに、「ちょっと口がね、歪んでいるので。それを直して真っ直ぐに。」「これもうちょい、若い感じに…。若く見える感じにできますか。」「目の下のクマ、メイクで何とかなりますか。」と次々とモデルに指摘し始めると、徐々に表情が曇っていくモデルたち。「人はコンプレックスを指摘されると、どうなるのか?」これが今回の実験だった。モデルの3人には事前に「具体的にコンプレックスについて教えてください。」というアンケートをとっていた。そこでモデルたちが答えたのは、「口が歪むので、友人にまねをされたりした。」「老けて見えると言われる。」「目の下のクマ」…。

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フォトグラファーは、「今回はわざと意図的に相手の傷つく言葉を言わせてもらいました。全然別物の表情となっていたので、言葉の重さを感じました」と今回の実験について振り返った。モデルたちも、 コンプレックスについて写真を撮る中で指摘され、「心の中が表情に一番出ると思うので、言われたことが傷つくことであれば…うん。」「ショックというか、辛かったです…。」と答える。
コンプレックスは誰かの何気ない一言から始まり、当事者の心に深く届きます。同じ表情に見えても、実は深く傷ついているかもしれない。例えば、薄毛によるコンプレックスで苦悩している人がいる。薄毛に悩む7人に1人が、薄毛が原因で自殺を考えた事があるという。当事者の悩みはたった一人だけでは解決できない。コンプレックスとは、何気ない一言が生み出す病だ。

『【検証実験】2つの笑顔、何が違う?』
ヘアメディカルグループサイト