悩める中学教師・長谷川博己が土屋太鳳によからぬ妄想?劇場版『映画 鈴木先生』BSジャパンで放送!予告動画

2016年07月29日15時33分映画
© 2013映画「鈴木先生」製作委員会

誰も正解を教えてくれない、それが学校だ…をキャッチコピーに、武富健治による日本の漫画を映像化し、数々の賞を総なめにした伝説のドラマの映画化『映画 鈴木先生』が、明日7月30日(土)6時30分からのBSジャパン「シネマ・アディクト」にて放送!主演は本日公開した映画『シン・ゴジラ』主演の長谷川博己、共演は臼田あさ美、土屋太鳳ほか…映画公式サイトに予告動画が公開されている。

原作は、『漫画アクション』2005年6月7日号より2011年1月18日号まで不定期で連載、単行本も刊行され、2007年には、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
物語は、中学校の教師・鈴木が、“ごく普通”の生徒たちの心の問題に向き合うことを自身の教育方針として、教育現場の常識を打ち破り、独自の教育メソッドを駆使して、生徒達に起こる、些細で時に重大な事件の数々を、誠実的かつ情熱的に対応していく。その一方で教え子の一人で、“スペシャル・ファクター”の女子生徒・小川蘇美を重要視するうちに、歪んだ欲望や後に妻となる交際相手・麻美(臼田あさ美)との関係など、自身の心の問題にもひたすら悩む鈴木先生の日常と鈴木の内面を饒舌にかつ克明に描写していく。

2011年テレビ東京で放送したドラマは高い評価を受け、日本民間構想連盟賞 テレビドラ番組部門「最優秀賞」をはじめ、ギャラクシー賞テレビ部門「優秀賞」など数々の賞を受賞し、初主演の長谷川はこのドラマで認知度を高めた。そして、同年、日本テレビで放送した「家政婦のミタ」でブレイク、2015年フジ「デート~恋とはどんなものかしら~」で初の月9主演を果たした。
一方、物語のキーパーソンとなる小川蘇美役を演じた当時高校生だった土屋は、これが連続ドラマ初レギュラー出演。孤高の女子中学生役で注目を集め、2014年NHK連続テレビ小説「花子とアン」に出演し、2015年には同「まれ」でヒロイン役に、現在大ヒット放送中のTBS日曜劇場「下町ロケット」にも出演するなど大ブレイク中だ。

映画版では、主演の長谷川博己をはじめ、妻となった麻美役の臼田あさ美、“スペシャル・ファクター”小川蘇美役の土屋太鳳、天敵の家庭科教師・足子先生役の富田靖子ら、ドラマでおなじみの面々と制作陣。映画版では、風間俊介、浜野謙太、窪田正孝らが出演。
映画の舞台は、ドラマ終了後の2学期となる。

■あらすじ
相変わらず理想のクラスを作り上げようと奮闘中の鈴木先生(長谷川)だが、妊娠中の妻・麻美(臼田)がいるにも関わらず、“スペシャル・ファクター”小川蘇美(土屋)を重要視するうちに、良からぬ妄想をすることもしばしば。
ヒステリーを起こし、“壊れてしまった”天敵の家庭科教師・足子先生(富田靖子)が自宅療養から復活。前に出たがるタイプではない出水正(北村匠海)が生徒会選挙に突然立候補し、友人の岬勇気(西井幸人)も応援に名乗り出るが、二人の一連の行動に何か企みを感じ、不穏な空気が立ち込める。
そんな中、不良だった卒業生・白井義男(窪田正孝)やドロップアウトしてしまった卒業生・勝野ユウジ(風間俊介)と田辺ミツル(浜野謙太)の登場。そして、小川が人質に取られるという史上最悪の事件が発生する。学生服姿の犯人「小川蘇美ちゃん、今から君をレイプします」という。果たして犯人は?犯行の動機は?どうする、どうする、鈴木先生!?

【監督】河合勇人
【出演者】長谷川博己、臼田あさ美、土屋太鳳、風間俊介、でんでん、富田靖子
【原作】武富健治
【脚本】古沢良太
【放送形態】ステレオ
【製作年】2012年

『映画 鈴木先生』公式サイト
BSジャパン「シネマ・アディクト」番組公式サイト