日本でも大ヒットを記録した『ラストサムライ』（2003、監督：エドワード・ズウィック）が、明日8月28日（日）昼1時～2：55分、フジテレビにて放送！主演のトム・クルーズに負けず劣らず好演した渡辺謙が、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたことでも話題になった本作、YouTube「warnervodjapan チャンネル」でネット配信（300円）もしており、予告動画は無料公開している。

明治維新を迎えて西洋化へ突き進む日本。そんな日本にも、武士道を守り、信念や矜持を大切にする男たちが残っていた。そしてアメリカの軍人にも、その心意気は伝わったのだ。『ラスト・サムライ』は、そんな男たちの友情と、時代の波に呑み込まれていく様をダイナミックに、そして美しく描ききった作品。

トム・クルーズといえば、大人気主演作『ミッション・インポッシブル』シリーズの最新作が、彼の高額なギャラが原因で配給元のパラマウントと揉め、製作中止になったと言うニュースが聞こえ、ファンとしては何とも寂しい限りだ。日本大好きを公言するトムが、主演と製作を兼ねたのがこの『ラスト・サムライ』。洋画における日本の描き方には、今でも首を傾げる部分が多いのだが、さすが日本隙だけあってこの作品は比較的少ない。そして、この作品を機に、渡辺謙、真田広之らが国際的スターとして知られるようになり、東映の大部屋俳優である福本清三（寡黙なサムライ役）にスポットが当たった。

■あらすじ
1870年代の日本。西洋式戦術を官軍に教えるため、南北戦争の英雄ネイサン・オールグレン大尉（トム・クルーズ）が来日する。官軍に反旗をひるがえす、「侍」たちを倒すためであった。しかし、逆に彼は勝元（渡辺謙）ら侍に捕らえられてしまう。
共に生活をするうちに、オールグレンは勝元らと絆を深めていくのだが、やがて時代はさらに新たに扉を開けようとするのだった……。

■キャスト
トム・クルーズ、渡辺謙、真田広之、小雪、中村七之助、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー ほか

■スタッフ
監督：エドワード・ズウィック
脚本：エドワード・ズウィック、ジョン・ローガン

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