佐藤竹善、総勢80名オケ従えたコンサートの締めはアカペラ!2000人を魅了した公演レポートと関連映像

2016年11月25日13時30分音楽

ロックバンド、SING LIKE TALKINGのボーカル、佐藤竹善が24日(木)、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールでアルバム「My Symphonic Visions~CORNERSTONES 6~feat.新日本フィルハーモニー交響楽団」の記念公演を開催し、収録曲10曲と思い出の曲など全15曲を熱唱し約2000人を魅了した!取材したので写真と一緒にレポート、オフィシャルサイトにはアルバム全曲のダイジェストムービーが公開されている。

竹善同作は、佐藤にとって全曲交響楽団と共演した初の作品。フィル・コリンズ、エド・シーラン、アヴィーチーといった世代を越えた洋楽アーティストの名曲たちを豪華なオーケストラアレンジとずば抜けたヴォーカルにより、壮大に仕上がった作品。
コンサートでは、世界的マエストロ大友直人率いる名門、東京フィルハーモニー交響楽団80人が演奏した。コンサートは2部制で行われた。

アルバムジャケットと同じいでたちで登場した佐藤は、第1部を「Story Of My Life」「This Love」「Against All Odds」3曲を続けて歌って初のオーケストラートのコンサートの幕を開けた。そして、「オーケストラとポップスの融合、その奥深さを楽しんでください」とあいさつ。

竹善

5曲目の「Africa」はゲストの村上佳佑とデュエット。ハイトーンボイスが魅力の村上は、伝説のアカペラ・グループ「A-Z」(読み:アズ)のメイン・ヴォーカリストとして2009年フジテレビの人気番組「ハモネプリーグ」で番組史上最高点で優勝した実力派シンガー。まだCDのリリースもしていないにもかかわらず、本年度の“NIVEAブランド”の新CMソングを歌っている話題の新人。(10/12記事で紹介

6曲目は佐竹の2014年に発売したクリスマスアルバムに収録された楽曲。この日は東京でも54年ぶりの11月の初雪!気分はまさにホワイトクリスマス。続く7曲目は小田和正作のおなじみのCM曲「生まれ来る子供たちのために」。

竹善

そして8曲目は純白のドレスを纏った平原綾香と「I.Need You」をデュエット。佐藤の昨年12月にリリースしたクリスマスソング集「Your Christmas Day III」で、同曲をデュエットしているだけに2人の息はぴったり。そのロマンチックな生デュエットに大きなハートも見えたかも…。(2015年11月18日記事で紹介

竹善

20分の休憩を挟んだ第2部は、「Your Christmas Day III」収録曲の「O Holy Night」をからスタート。
その後、収録曲を熱唱したが、圧巻だったのが13曲目に歌った「The Lost Treasure」。友人でフランス・パリで開催された世界最大のチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT 2015(サロン・デュ・ショコラ)」で5年連続となる最高位のゴールドタブレットを獲得したパティシエ、小山進が新作ショコラ『SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2015』で表現した、4つの章からなる壮大なストーリーを元に、竹善が書き下ろした13分にも及ぶキャリア初の組曲。(2015年11月13日記事で紹介

竹善

そして放送作家の小山薫堂とのコラボで誕生した「東北芸術工科大学」の校歌を、熊本支援のために小山が新たに歌詞を書き換え オーケストラアレンジした「明日へ」で幕を閉じた。

全15曲を熱唱した佐藤とマエストロ、そして80人の団員に送られる拍手はいつしかスタンディングオベーションとなり、佐藤が再登場。「アメイジンググレイス」をアカペラで歌ってアンコールに応えた。

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また、iTunesでも251ヶ国と地域に全世界配信中だ。

■セットリスト(●は収録曲)
演奏:東京フィルハーモーニー交響楽団(指揮:大友直人)
01 Story Of My Life (One Direction) ●
02 This Love (Maroon 5) ●
03 Against All Odds  (Phil Collins) ●
04 Hey Brother  (Avicii) ●
05 Africa (Toto) ●
06 Momento
07 生まれ来る子供たちのために
08 I.Need You
-休憩-
09 O Holy Night
10 Will You Still Love Me?  (Chicago) ●
11 The A Team (Ed Sheeran) ●
12 Come On (Ben Jelen) ●
13 The Lost Treasure
14 Human  ●
15 明日へ(For Kumamoto Version) ●

「Human」佐藤竹善 × 小山進(es koyama) コラボレーション映像

SING LIKE TALKING公式サイト
ユンバーサルミュージック「SING LIKE TALKING」ページ



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