弓子（松嶋）と行動を共にした和樹（佐野）は結局今の家族のもとへ帰る決心をしたが、何者かに襲われ気を失ってしまった！ハーメルン事件の捜査が新局面を迎えた9日放送の第9話は、視聴率が11.3％と大幅増！いよいよ明日16日のTBS金曜ドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」で、連続誘拐事件の真相が明らかになる！いよいよ明かされる衝撃の結末…誰も予想できなかった連続誘拐事件の真相とは…？最終回・第10話のあらすじと、前回(第9話)ネタバレあらすじを紹介、予告動画は公式サイトで公開中。
（視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区）

■感動の親子愛に視聴率大幅アップ！
前回は、自分の人生を賭けて息子を守ろうとした弓子役・松嶋菜々子と、息子を信じ笑顔を送り出そうと決心した亜紀役・菅野美穂の2人の母の愛に大いに泣かされた。特に、笑顔で息子を送り出した後、洋服を抱きしめ嗚咽する菅野美穂の演技には涙腺決壊となった視聴者も多かったのでは？また、そんな二人の母から愛された息子役の佐野勇斗のいじらしい演技にも泣かされた。
ハーメルンの歌から捜査も新局面を迎え、ハラハラドキドキ度もアップし、視聴率も第8話の9.8％から11.3％と大幅増となった。いよいよ最終回。まだ見えてこない犯人像に、視聴者の期待値もMAX！更なる視聴率アップも望めそうだ。

■前回（第9話）あらすじ
健一が亜紀に打ち明けようと、弓子が和樹の母親で元殺人犯だと明かし、すべてを打ち明けようとしたときが、阿相（津田寛治）の副業の件で警察に任意同行されてしまった。

連絡が取れなくなった和樹からようやく電話が入るが、和樹は弓子と一緒で、明日実母に会わせてもらうと。和樹を取り戻したい一心で亜紀は、弓子の過去を知る荒又刑事（光石研）を訪ねた。14年前、弓子は過干渉な母親とうまくいかず家を飛び出し、ホステスをしながら都内の大学に進学。健一と知り合い結婚を機にホステスを辞めたが、ストーカーに付きまとわれていた。和樹も誕生し、健一の赴任先の北海道で新生活を始めたが、ストーカーが北海道まで着いてきた。ホステスをしていたことを健一に話していたなったために、警察に相談したが、ストーカー規制法などもなかった当時、適切な対処をしてもらえなかった。ところがクリスマスイブの夕方。健一が和樹と散歩に出ている間に男が自宅に侵入し、亜紀を殺して子供を殺すと包丁をかざして襲ってきた。もみ合ううちに亜紀が男を殺害。裁判では正当防衛が主張されたが、判決は過剰防衛による殺人罪で懲役2年。亜紀は和樹を犯罪者の息子にしたくなくて、離婚を申し出たのだった。
最後に荒又刑事は、弓子は犯罪を犯したが、ストーカーから和樹を守りたい一心で、自分の人生を捨てて息子の命を守ったのだと話した。

和樹は北海にいた。そして、実の母にあわせてやる代わりに亜紀とは二度を会わないと約束できるかと、最後の確認をした。迷った和樹だったが、これに同意し、一旦家に帰って荷物を取って来ることに。

その頃、亜紀は訪ねて来た母に14年前の事件の真相を話した。亜紀が弓子を憎めなくなっているのを見抜いた母は、和樹を一旦預けてはと勧めた。そして母が亜紀を捨てたのは、借金取りに追い回され亜紀を巻き込みたくなくて、男ができたと嘘をついて家を出たのだと打ち明けた。

一方、ハーメルン事件では被害者が犯人の口笛を憶えていたことから、捜査は新局面を迎えていた。若手刑事の津久井（上杉柊平）が、その曲が認知症などの音楽療法に実験的に作られた曲だと調べ、荒又刑事はこの治療を受けた患者のリストをもらうことに。

容疑が晴れて健一が帰宅。弓子からの電話で和樹が実の母を選んだことを聞いた。亜紀は、和樹の話をきちんと聞いて和樹の選んだ道を見守ることにしたいと健一に相談。帰ってきた和樹と楽しい思い出を作るために家族でキャンプ。そして、和樹が今も不良仲間を恐れており、北海道ではそんな不安が解消した。そして実母とも会って話をしたいと、本心を打ち明けた。亜紀もまた、実の母でないことを和樹に話さなかったのは、自分に自信がなかったことと和樹を傷つけたくなかったからだったと謝り、和樹の選択を応援すると約束した。

和樹を見送った後、ママ友たちは、寛子（横山）の夫が犯罪者という理由で阿相一家をタワーマンションから追い出そうとしていた。亜紀にも署名を求めてきたが、子供たちに胸を張れる母になると誘いを断り、寛子に優しく声をかけそら（稲垣）と一緒に遊んだ。

一方、体操教室をクビになり、この地を離れようとしていた生方は、そらからの電話で、和樹が出て行ったことを知り空港へ。弓子も現れ、生方と亜紀が親密だと言うが、生方は完全な片思いで亜紀には家族しかなく、入り込む隙は一ミリもなかったと和樹に教えた。和樹はやっと気づいた。亜紀に電話をかけ、自分の家族は今の家族だけ。警察に疑われた写真は、町にはいろんな母親がいるんだと思っただけ、ごめんなさい、すぐに帰る、と告げた。

タワーマンションに着いた和樹は、急いで家に帰ろうとしたが、そらとの約束のサプライズプレゼントの準備のために階段を使った。その時階上で口笛が聞こえた。その曲は、病院で会った少女がハーメルンの歌だと言っていた曲。和樹は階段を降りながら亜紀に電話をし、ハーメルンの犯人を見たかも。警察に行ってくると、告げたその時、背後から襲われ気を失った。

■第10話
「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀に言い残し、突如姿を消した和樹。健一は、和樹を弓子が強硬手段に出て、連れ去ったのではと焦る。そんな矢先…彼らが住むマンションで、黄色いカーネーションが発見された！さらわれたのは和樹なのか、それとも別の子ども？住民たちに緊張が走る中、生方は犯人らしき人物と遭遇！揉み合う中、生方を襲う刃がきらめいた！

一方、犯人の手掛かりを掴んだ刑事・荒又と津久井は山梨県へ急行！しかし辿りついたのは誰も住んでいない廃村だった。
何故こんな場所に犯人が——？いぶかる彼らを森の中から狙う、怪しい目線…
あらたなる謎に振り回される刑事達はそこで、悲劇と愛に満ちた衝撃の事実を目撃する！

金曜ドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」は毎週金曜日夜10時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。主演は菅野美穂。共演は岩田剛典（EXILE/三代目JSoul Brothers）、横山めぐみ、ホラン千秋、田中直紀（ココリコ）、佐野勇斗、稲垣来泉、松嶋菜々子ほか。Twitterアカウントは「@sunanotou_tbs 」。

◇TBS「砂の塔～知りすぎた隣人」公式サイト

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