「六龍が飛ぶ」第40話あらすじと予告動画:プニ、バンウォン&三峰と命を賭けた取引!泮村って?

2017年01月09日14時09分ドラマ
ℂSBS

バンウォンか三峰か…決心がつくまでこれまで通りバンウォンの下で働くと約束したプニは、義州に向かった三峰を連絡組織の仲間に尾行させるが、悲しい事件がプニの決心を早める!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日10日(火)放送の第36話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第40話あらすじ
湾商客主の部屋でムミョンの印を見つけた三峰=チョン・ドジョンは、部屋に入ってきた六山がムミョンであることに気づく。六山もまた団主を騙って女真族モエンパの首長と会ったのが三峰と知り、お互いその目的に考えを巡らせる。六山は傍らのバンジに目を留め、これがヨニャンの息子だと確認する。

三峰たちを見送った六山は客主主人から、三峰がモエンパ首長と密約を交わしたと聞き、刺客に密約書を奪うよう指示する。一方、花事団のピウォルは湾商客主から出てきたチョヨンを黒蝶の部下に尾行させ、三峰にも報告。これにより湾商客主がムミョンの拠点だと確信した三峰は、役所へ向かい商団の面々を逮捕するよう命じる。そして、密約書を太祖=イ将軍に渡すようにとピウォルに託し、チョヨンの行方も追うようにと指示する。

一方、バンウォンは妻ダギョンが自分の許可なくプニの連絡組織を使ったことに怒る。そこにハ・リュンとバンガンがそれぞれ訪ねて来て鉢合わせ。バンガンは、父・太祖にバンウォンを許して入宮させてほしいと陳情したことを話し、太祖からバンウォンを入宮させるように言われたと告げる。
さっそくパンガンと義父ミン・ジェとともに入宮するバンウォンは、太祖からムミョンとの関係を問われる。バンウォンは非道なムミョンとの関わりはないと答える。

バンウォンは、報告に来たチョンニョンに、ムミョンとの関わりがあればどんな罰も受けると太祖と約束したことと話す。チョンニョンからは三峰が女真族の首長モエンパに会っていたと報告。国防の特命を受けた都安撫使の任に就いたからあり得ることだが、それが偽装しての密会だと聞き三峰の企みに考えを巡らせる。

その頃、バンジは遼東の土地をモエンパ首長と取引するのは本当かと尋ね、まだ決めていないと三峰。このことは当初から改革の構想に含まれていたが、やるとしても時期については未定だと答える。明も朝鮮も建国して日が浅い。最初の関係をどう築くかでこの後続く数百年が決まるとも。だが、計算できないのがムミョンだと、湾商客主に兵を送った役所からの連絡を待つことに。

一方、黒蝶ピウォルはすれ違いざまに赤い封筒の密約書をすり取られ、気づいてその男と剣を交える。目撃していたソンドル少年が素早く奪い去り、チルボクおじさんに手渡すが…。

その頃、三峰は、訪ねて来た役人から、客主がもぬけの殻だったと報告を受ける。さらに戻ってきたピウォルからも、密書を奪われ持ち去った少年も殺されていたと聞き、密書が公になると大変なことになると、開京へ急ぐ。

一方、功臣や世子冊封のやり方が納得いかなかったイ・シンジョクは、三峰がヨニだけと仕事をすることに不満を募らせる。

チルボクがソンドル少年の遺体を荷台に乗せて戻って来る。冷たくなったソンドルに自分の藁草履をはかせてやったプニは、ソンドルの死が自分のせいだと自責の念にかられながらも、これ以上犠牲を出さないためにある決断をし、バンウォンを洞窟に呼び出す。

ムヒュルを伴い洞窟に駆けつけたバンウォンは、その場に三峰とバンジがいることに驚く。プニは、バンウォンが「三峰と自分のどちらの味方に付くのか迫った」こと、三峰が「世子のために他の大君たちの力を奪う」といったことを明かし、驚く両者の前で話を続ける。
三峰が改革の構想を練ったのはこの洞窟で紅巾賊が去ることをひたすら願いながらも非業の死を遂げた子供たちのため、と知っていると前置kし、ソンドルの話を始める。ソンドルもまた新しい国を待ち臨んだのに、三峰を尾行したためにわずか17歳で斬殺された、と三峰に向かって話す。バンウォンに向き直り、バンウォンを尾行したヨニの部下も殺されたと。そして、今の状況が理解できないと悲しい目を二人に向け、自分と兄バンジ、ムヒュル、そして改革のために命を落とした多くの仲間たちの戦いを踏みにじらないでくださいと訴える。

三峰はソンドルの死や現状に遺憾の意を示しながらも、時すでに遅し、バンウォンも自分もそれぞれの道を進むしかないと告げる。バンウォンも、和解させるためにこの場を設けたプニの行動を愚かだと。両者相容れることができないと悟ったプニは、自分も連絡組織も手を引くと宣言し、新しい国造りの手伝いをした仲間全員の生きる道となる土地をくださいと嘆願する。
だが、二人からはプニの満足する答えをもらうことはできない。するとプニは、嘆願は終わったといい、これからは取引に入ると、赤と白の2つの封書を取り出し、無礼を承知でこれを両者に売ると交渉を始める。

三峰はバンウォンと話をすると、プニたち3人を外に出す。プニの交渉を受けるという三峰に、赤い封書がそれほど大切なのかと聞くバンウォン。遠からずバンウォンも知ることになるという三峰は、プニの組織が離れることに同意するのかと尋ねる。これに頷きながらも、新しい国から自分を排除するのは、自分にはできないと思っているのか、それとも秀でた王が嫌なのか、とバンウォン。王の力量に左右されない国を造るためと答える三峰。権力を独占しているではないかと声を荒げるバンウォンに、建国初期の一時的な措置だとも。王の五則を口にするバンウォンに、かつてポウンを宰相にと考えた時に、バンウォンを世子に考えたことを打ち明ける。だが、ポウンの死でこの案が消えたと。

結局話し合いは決裂。三峰はプニに交渉には応じると答え、土地はやれないが組織員が全ていっしょに過ごせるよう、奴婢に身分を落とすことなく泮村での暮らしを提案する。無礼を詫び、赤い封書を三峰に渡すプニ。続いて白い封書をバンウォンに渡すが、バンウォンは受け取らない。プニは、バンウォンがすでにあの虫を飲み込んだことを思い知る。

ソンドルの通夜。プニは涙でソンドルに許しを請う。その頃、プニが手を引いたことを喜ぶヨニは、チョヨンが明に向かうという情報を三峰に報告。三峰はヨニにある策を指示する。
同じ頃、三峰の腹心イ・シンジョクがバンウォンを訪ねる。バンウォンに仕えたいという言うシンジョクに、命懸けで仕えた三峰を捨てるなら、それなりの説得をしろと迫るバンウォン。答えに窮するシンジョクは三峰が女真族のモエンパ首長と密約を交わしたことを明かす。その内容については知らないと言いながらも、これが朝廷を通さない独断の外交に間違いないと。自分が夢みた国は三峰が権力を独占する国ではない、三峰の下では力を発揮できないと訴えるシンジョク。
そこに、ある者から手紙を受け取ったチョヨンがバンウォンの屋敷を訪ねる。チョヨンが受け取った手紙を見たバンウォンは…。

■見どころ
冒頭、お互いが正体を知りながら腹の探り合いの三峰と六山。傍らのバンジの剣を握る手が緊張を誘う。

三峰の指示で役所が湾商客主に兵を送ったが、もぬけの殻。六山はなぜ三峰に正体を知られたと分かったのか?チョヨンに注目!

悪たれソンドル少年が心を入れ替え、プニに褒めてもらおうと初めての使命である三峰尾行に燃える。昔取った杵柄でいち早くスリに気づいて機転を利かせるが、これがあだになってしまう。果たして少年の命は?

洞窟の中、プニの願いにバンウォンと三峰はそれぞれどう答えるのか?二人の答えを予想していたプニが用意した2つの赤白の封書には、それぞれ何が記されているのか?仲間を思うプニの優しさと度胸と機知に富むこの場面。三峰とバンウォンがプニを傍に起きたい理由が分かる。さらに、白い封書を受け取らないバンウォンには、彼のプニへの人間らしい純愛が見て取れる。悲しすぎる胸キュンのシーンをお見逃しなく。

さあ、バンウォンと三峰が完全なる決裂をした今回。まず最初に仕掛けるのは三峰。果たして、三峰がヨニに指示した策とは?

■豆知識
①泮村(パンチョン)って?
成均館の隣り合わせにある奴婢の村。成均館の儒生たちが落ち着いて勉強ができるように便宜をはからう目的で形成された成均館の専用の村。儒生たちの生活に必要なものが作られ提供される。儒生に肉を食べさせるため都で唯一屠殺が許されているのもこの泮村。
ドラマ「根の深い木」「トキメキ☆成均館スキャンダル」でも重要な場所として登場する。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】



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