NHK大河「豊臣兄弟!」とも(宮澤エマ)の我が子を手放す母心が胸を打つ 第16話ネタバレ第17話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)4月26(日)放送の第16話「覚悟の比叡山」では我が子を人質として差し出すとも(宮澤エマ)の心情に視聴者が感動、5月3日放送の第17話「小谷落城」では武田信玄役で高嶋政伸が登場する。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
4月26日(日)に放送された第16話では、小谷城攻めの足掛かりとして、藤吉郎は宮部継潤(ドンペイ)を味方に引き入れる役目を任され、条件として甥の万丸を差し出さざるを得なくなった。一方、信長の命で延暦寺の焼き討ちが実行される。
百姓出身の藤吉郎は、女子どもを逃がそうと奔走するが、光秀(要潤)は立てこもる人々を容赦なく惨殺する。信長の勢力が拡大する裏で、信長に敵対心を抱く義昭(尾上右近)、そして浅井・朝倉。そして義昭の命で信長の元に下り、功績を認められ出世していく光秀。彼らの運命が少しずつ狂い出し、物語は大きな転換点へと向かって言った。
そして5月3日(日)放送される第17話では、義昭の“信長討伐”要請を受けた甲斐の大名・武田信玄が動き出し、三方ヶ原で家康と激突する。1996年の大河ドラマ「秀吉」で、豊臣秀長を演じた高嶋政伸が武田信玄として登場する。松永久秀を演じている竹中直人と共に、あの頃の「豊臣兄弟」が集結するとあり、注目度は高まりそうだ。
■涙に宿る母の想い、宮澤エマ圧倒的存在感
第16話では、豊臣兄弟、そしてその家族が武士になってはじめて身内を人質に差し出す苦しい決断が迫られた。特に多くの命を助けるためとはいえ、幼い息子・万丸を差し出す母・ともを演じた宮澤エマの渾身の泣きに多くの視聴者の胸を打った。
冷え性の我が子を心配して、腹巻を継潤に託すともの、親心に「泣ける」「手製の腹巻は母の想いが詰まっている。そしてそれを受け取ってくれる継潤さんもいい人」と感動の声が殺到した。この時、養子に出された万丸は、後の秀次となり、秀吉を支える立場になっていくのだが、それはまた後のお楽しみとなりそうだ。
■第16話ネタバレ
姉川の戦いに勝利した織田信長は、小谷城攻略に向け動きだす。その要となるのが、横山城と小谷城の間を押さえる宮部城だ。信長は、藤吉郎に、城主・宮部継潤の調略を命じる。継潤は忠義に厚く、竹中半兵衛(菅田将暉)の口車にも乗らない人物。そこで兄弟は、百姓の身なりで継潤のもとを訪れる。
継潤は比叡山出身の元僧で、姉川で戦死した家臣の供養をしていた。そこへやってきた兄弟の正体を見抜いた継潤は、信長は好まないが、戦に出てこない朝倉義景はさらに気に食わないと話す。それより継潤は、危険を顧みず自分に会いに来た藤吉郎たちに心を揺らいでいた。そして「木下家の身内の子を養子に出すなら織田につく」と条件を出してくる。
子どもがいない藤吉郎にとって、頼みの綱は、姉・ともが育てる万丸しかいない。ともは鎌を手に激しく反対する。そんな中、森可成が宇佐山城で討ち死にしたとの急報が届く。比叡山延暦寺と結んだ朝倉軍の急襲だった。
信長は延暦寺包囲を命じ、その後戦況は膠着状態をむかえる。やがて、将軍・足利義昭の仲介により、織田と浅井・朝倉の和睦が成立したと知らせが届く。これにより養子の話しは不要となり、木下家は胸をなでおろした。しかし、信長はこの和睦には裏があると踏んでいた。和睦が遅れれば、朝倉軍は領地まで雪に閉ざされ帰ることはできない。「救われたのは敵側だ」と義昭への不信感を募らせた。
そこで、信長は光秀に延暦寺の攻略を光秀に命じる。光秀は、義昭の命を受け、信長の配下についた経緯があり、ここで延暦寺攻略を断ってしまえば、自分が義昭側だと悟られてしまう。さらに信長は延暦寺が従わぬ場合は「女子どもであろうと皆殺しにしろ」と苛烈な命を下す。光秀が返答に詰まる中、藤吉郎がとっさに延暦寺攻めを願い出た。
信長は延暦寺攻略を光秀と藤吉郎に任せることに。藤吉郎は「せめて女や子供だけでも救えないか」と考えての志願だった。しかし何の策も思いつかぬまま出陣の日を迎える。延暦寺に攻め入った藤吉郎は、小屋の中で身を寄せ合う女や子供たちを見つけ、彼らを逃がす決断をする。しかし光秀は、本堂に隠れていた女や子供たちも惨殺し、そこには無数の遺体が折り重なっていた。
やがて本堂に火がかけられる。信長は、光秀の功績を称え、近江・坂本に城を築くことを許す。一方、女子供を逃がした藤吉郎には切腹を言い渡した。しかし小一郎の号令で宮部継潤が姿を現した。継潤は、藤吉郎に救われた者たちが多くいることを語り、織田家に下ることを名言する。こうして藤吉郎の命も救われた。
万丸を差し出したともは、藤吉郎たちの計らいで継潤にも会い、万丸が逞しく育っていることを聞き、涙を抑えることができなかった。一方、義昭は延暦寺焼き討ちに激怒し、光秀を織田に行かせたのは間違いだったと深く後悔するのだった。
■第17話あらすじ
武田信玄(高嶋政伸)が対織田の兵を挙げて近江へ侵攻。三方ヶ原で迎え撃った家康(松下洸平)は大敗する。義昭も京で挙兵し、信長は絶体絶命と思われたが、なぜか急に武田軍が撤退し、義昭は後ろ盾をなくしてしまう。危機を脱した信長は、浅井・朝倉攻めを再開。進退極まった長政は小谷城に籠城する。小一郎と藤吉郎は、何とか市らを救い出そうとする。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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