「六龍が飛ぶ」第45話あらすじと予告動画:遼東征伐と私兵廃止!補薬って?

2017年01月16日11時50分ドラマ
©SBS

明の皇帝・朱元璋が余命いくばくもないと言う情報を得た三峰=チョン・ドジョンは、太祖=イ・ソンゲに戦を行うことを勧め、同じ情報を得たムミョンのヨニャンはバンウォンに戦を止めねばならないと話す!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日17日(火)放送の第45話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第45話あらすじ
漢陽への帰路、三峰=チョン・ドジョンはバンジとヨニに自分が夢を持った経緯を話して聞かせる。ヨニは自分が夢を持ち、心を癒やされたのはチョン・ドジョンのおかげだと言う。そして三峰は、バンジにヨニと結婚することを持ちかける。

一方バンウォンは、三峰を窮地に陥れるために明の力を借りた自分を恥じた。それに引き換え、その対策として長年の夢だった遼東征伐と私兵廃止を実現する策を自力で見出した三峰の潔さを見て、自分の行動の愚かさを悔いる。

便殿。イ・ソンゲは使臣として明に送った者たちが殺害されたと発表し、これが明の宣戦布告だと言い遼東征伐を宣言。三峰を上級文官職の提調に復職させ、全地方官の再編を発表。そして私兵を持つものや王子たちは新たに組織される中央軍の軍事訓練のために練武場に集合しろと王命を下す。

泮村でも禁酒令などが発布され、成均館では儒生たちが自分たちの食事を半分に減らし兵糧に回し、軍に志願すると士気が盛り上がる。そんな中、ウ・ハクチュが足を引きずりながらやって来て、「結局三峰は無謀な決断をした」と言い、儒生たちに罵声を浴びせられる。チョ・マルセンもウ・ハクチュに気づく。

ハ・リュンは、チョ・ジュンを操り人形呼ばわりし、遼東征伐が私兵を廃止させるための方便でなく、本気で戦をしようとしていることを教える。そして、開京で三峰が太祖とジランと密会してこれを決めたとチョ・ジュンを煽る。その後、ハ・リュンはバンウォンが決心した時にいつでも動けるように準備を始める。

その頃バンウォンは、補薬を持って三峰を訪ねる。バンウォンはうつろな表情で三峰を見つめ、本心からすごいと思うと言って立ち去る。そしてその後、上等の硯を買い求め、世子バンソクに贈る。バンウォンの様子が気になる三峰は、チョ・ジュンの怒りからバンウォンが遼東征伐の真意を知っていることに気づく。

練武場。王子たちが軍事訓練をボイコットしたことに憤慨した太祖は、全員を流刑に処すと発表するが、流刑を解くかわりに王子全員に王の前で中央軍への忠誠を誓わせ、私兵を解体させることにする。この発表のために王子たちに練武場へ集まるよう達しがある。これに胸騒ぎしたダギョンがヨンギュに武器をもっと泮村の武器庫に極秘に搬入するように命じる。武器庫は命綱、三峰側に武器庫の存在が知れたらバンウォンも部下も終わりだ。
ダギョンの嫌な予感は的中。三峰は王子たちが不在時に、各屋敷の武器の回収を命じる。

ムヒュルとホン・デホンに武器の移動を指示したヨンギュは、確認のために武器庫へ。ところがそこに一人の少年が。手にした刀で少年を斬ろうとするが、子どもを斬ることができずに逃がそうとするが…。

不安が突き上げたムヒュルが武器庫へ。

その頃、練武場ではバンウォンたちが中央軍への忠誠を誓わされ、三峰が私兵の廃止を宣言する。バンウォンは三峰に向かって、お見事でしたと声をかける。力なく立ち去るバンウォンを見送る三峰は、部下にバンウォンと親交のある高官を見張るように命じる。

帰宅したバンウォンは血だらけのムヒュルからヨンギュの死を知らされ…。

六龍チョ・ヨンギュ(ミン・ソンウク)■見どころ
三峰がタンセたちに語った夢に登場するのは恭愍王(コンミン王)。第3話の豆知識で紹介している。いきなりヨニの結婚話を切り出され戸惑うバンジが、その相手が自分だと言われどんな表情をするのか?晴れて公認の関係となったバンジが足を引きずるヨニをどうするのか?お見逃しなく。

自分の行動の愚かさを悔いるバンウォンが顔をバシャバシャ洗ったり、三峰や世子バンソクを訪ねたり…。これにどんな意味があるのか?いつもと違うバンウォンを不安視するムヒュルにヨンギュはなんとアドバイスするのか?答えは12歳のバンウォンにある。

バンウォンから硯のプレゼントをもらった世子バンソクが嬉しそうにすぐに試し書きをする。果たしてなんと書くのか?この先の歴史を知る視聴者にはなんとも切なく映る文字をお見落としなく。

秘密の武器庫に迷い込んだ少年は誰か?そしてなぜヨンギュは死んでしまったのか?死の間際にもバンウォンを思い、武器庫が発見されないようにムヒュルに何かを言う。ヨンギュの臨終の言葉が悲しい。ヨンギュは、バンウォンにとっては護衛兵である前に、兄であり、父でもあった。バンウォンの号泣に視聴者も涙腺決壊至。
今回は冒頭からラストまで、バンウォンがこれまで見せたことのない表情が見られる。三峰の前でのうつろな表情、そしてラストのヨンギュの遺体に号泣など、バンウォンを演じた名優ユ・アインの表情に魅せられる。

■豆知識
①補薬(ポヤク=보약)って?
時代劇はもちろん、現代ドラマでもよく登場する補薬。読んで字のごとく、体力を補うために用いる韓方薬(漢方薬)のこと。韓国では今も補薬は一般にも広く飲まれている。もっとも現代飲まれている補薬は、時代劇のような紙包みで煎じて飲むのではなく、個別包装されたものが多い。「抱きしめたい~ロマンスが必要~」でヒロインのキム・ソヨンが自宅の冷蔵庫に大量に入れていた例の薬だ。
体調にあわせて漢方房(漢方専門の薬局)で処方してもらうオーダーメイドの韓方薬も一般的。「清潭洞<チョンダムドン>スキャンダル」では、この漢方薬が悲劇の始まりとなっている。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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