真紀（松たか子）の夫は1年前から失踪！真紀の義母の依頼ですずめ（満島ひかり）は真紀の監視役！？司（松田龍平）、諭高（高橋一生）との同居にも隠された秘密があるらしい…カルテット4人の奇妙な共同生活はどうなるのか？TBS 24日（火）夜10時より「カルテット」第2話を放送！予告動画は番組公式サイトで公開。

17日放送の初回視聴率が9.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だった「カルテット」。松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生ら4人のカルテット演奏も見物だが、それ以上に4人の絶妙な会話がすばらしい。

共同生活することになった4人。ある日の夕食に出た「唐揚げ」で一悶着が起こる。すずめ（満島ひかり）と司（松田龍平）が、大皿に盛られた唐揚げにレモンをかけたところ、諭高（高橋一生）がクレームをつけた。唐揚げにレモンをかけるのが好きな人とキライな人がいる、断りもなくいきなりかけるとは！と怒り出した。ドラマとはいえ、唐揚げ×レモンだけでこんなに会話を盛り込むのか！？と驚くほど長いシーンだったが、それが逆に新鮮味を帯びている。

たしかに、居酒屋などで唐揚げを注文すると、誰かがレモンをかけてくれる。特に疑問を持たずに食べていたが、本当は唐揚げにレモンをかけたくない人もいたかもしれない。

一体、どういう理由でレモンをかけるのかググってみた。それによると、レモンに含まれるポリフェノールの一種（エリオシトリン）が腸の中で脂肪吸収を抑える働きがあり、脂質に対する抗酸化作用が強いのだそうだ。なるほど、唐揚げにレモンとは医学的根拠があってのことだったのだ。

■前回のあらすじ
東京のカラオケボックスで偶然出会った30代の男女4人。巻真紀（松たか子）、別府司（松田龍平）、世吹すずめ（満島ひかり）、家森諭高（高橋一生）はカルテットを組むことになり、ひと冬を軽井沢にある司の別荘で共同生活することになった。

真紀は第一ヴァイオリン奏者、司は第二ヴァイオリン奏者、すずめはチェリスト、諭高はヴィオラ奏者。4人は軽井沢にあるライブレストランで演奏したいという話になるのだが、その店では「余命9カ月のピアニスト」ベンジャミン瀧田（イッセー尾形）がレギュラー演奏していた。店のオーナー（八木亜希子）も病気の人をクビ切りできない、申し訳ないと頭を下げた。

後日、真紀1人でレストランへ行きオーナーにあることを伝える。以前、別のライブハウス、別の名前で「余命9カ月のピアニスト」として売りだしていたベンジャミン。それを聞いたオーナーは、ベンジャミンが出演し続けることはお客様をダマしていることになると言ってベンジャミンを切り、代わりに真紀たちをステージに上がらせてくれることになった。

そのことを聞いた残りの3人は、なんともいえない後味の悪さを感じる。ベンジャミンに対する同情なのか、罪悪感なのか…すると真紀は「未来の自分を見ているんじゃないか」と言った。

すずめは、メンバー内で唯一の既婚者の真紀に、有名企業に勤める夫がいて、好きな音楽ができて、良いご身分ではないかと責めた。すると真紀は衝撃の告白をした。1年前から夫が失踪中だという。だから自分はここで音楽と一緒に暮らしたいと言うのだが…。

■第2話あらすじ
真紀（松たか子）の義母・鏡子（もたいまさこ）から、真紀を監視してほしいと頼まれていたすずめ（満島ひかり）。鏡子に経過報告したすずめは、もしかして一番最初のカラオケボックスにいた司（松田龍平）と諭高（高橋一生）も、何か関係しているのでは？　と疑いを持つようになった。

そんな中、同僚・結衣（菊池亜希子）から結婚することを知らされた司。突然の報告に戸惑う司に結衣は、結婚式で演奏してほしいと頼む。さっそく司は他の3人にそのことを伝えるのだが…。

TBS 1月24日（火）夜10時より火曜ドラマ「カルテット」第2話を放送。出演は松たか子／満島ひかり／高橋一生／松田龍平／吉岡里穂／富澤たけし（サンドウィッチマン）／八木亜希子／Mummy-D／藤原季節／もたいまさこ／イッセー尾形／菊池亜希子ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@quartet_tbs」。番組公式Instagramアカウントは「quartet_tbs」。第2話予告動画は番組公式サイトで公開。最新話は民放公式テレビポータル「TVer」にて1週間無料見逃し配信中。

◇TBS火曜ドラマ 「カルテット」番組公式サイト
◇民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト

【2017冬ドラマ】　【「カルテット」関連・各話あらすじ】