【制作発表会】Netflix「スキャンダル」ソン・イェジン、24年ぶり時代劇!チ・チャンウク&ナナと挑む“R18”禁断の欲望と愛

21時46分ドラマ
写真:Netflix KOREA公式Xより Netflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始

Netflixシリーズ「スキャンダル」の制作発表会が9月9日、ソウル・東大門区のJWマリオット東大門スクエアで開催され、チョン・ジウ監督とソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナが出席した。YouTubeにて会見動画が公開されたので、詳しくレポートしよう。

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「スキャンダル」は、、フランスの作家ピエール・ショデルロ・ド・ラクロが1782年に発表した古典小説『危険な関係』を原作に、舞台を朝鮮時代へと移して再解釈したNetflixシリーズ。2003年にペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨン主演で映画化された『スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞』に続く、新たな「スキャンダル」としても注目を集めている。➡【「スキャンダル」を2倍楽しむ】

朝鮮時代の北村(プクチョン)を舞台に、儒教的な規律によって抑圧された欲望や愛を追い求める人物たちの姿を描く本作。優れた才能を持ちながら女性という理由で自由を奪われたチョ氏夫人(ソン・イェジン)、朝鮮最高の恋愛上手と呼ばれるチョ・ウォン(チ・チャンウク)、そして2人の危険な愛のゲームに巻き込まれていくヒヨン(ナナ)の関係を軸に、予測不能な心理戦が繰り広げられる。

スキャンダルNetflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始

■『危険な関係』を朝鮮時代に再構築

本作で演出を手掛けるのは、人間の心理や内面を繊細に描くことで高い評価を受けてきたチョン・ジウ監督。監督は、原作小説をそのまま映像化するのではなく、登場人物のキャラクターや関係性を新たに構築したことを強調した。

「フランスの原作小説を朝鮮の背景に変えました。私たちが考えていた以上に、朝鮮後期は精巧で洗練された社会だったので、それを素敵に描いてみたいと思いました」

特に監督が新たに作り上げたのが、チョ氏夫人とヒヨンの関係だという。「チョ氏夫人とヒヨンというキャラクターの間の関係は、これまで作られたことのない物語です。その関係を生き生きと描いてみたかったことが、大きな違いです」と説明した。

原作小説を出発点としながら、3人のキャラクターと関係性を「書き直す」ことで、2026年版ならではの「スキャンダル」を完成させたという。さらに監督は、「実際に見ていただければ、多くの違いを感じていただけると思います」と語り、作品の描写についても「水準に期待していただいてもいいと思います」とコメント。R18指定となった本作への期待をあおった。

■ソン・イェジン、24年ぶりの時代劇復帰
スキャンダルNetflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始
本作でチョ氏夫人を演じるのは、ソン・イェジン。24年ぶりに時代劇へ復帰することでも大きな話題を集めている。

チョ氏夫人は、優れた才能と魅力を持って生まれながらも、「女性」という理由だけで多くを諦め、朝鮮時代の社会規範の中で生きることを強いられてきた女性だ。しかし、その慎ましい姿の裏には、長い間押し込めてきた欲望と本心を秘めている。

ソン・イェジンは出演のきっかけについて、「まずチョン・ジウ監督と一緒に作品を作ってみたいと思っていたところ、チョ氏夫人役を提案していただきました」と明かした。さらに、「以前、映画を見た記憶があったので、この物語をシリーズでどのように描くのか気になっていました。何よりチョ氏夫人が持つ魅力がとても大きく感じられました」と振り返った。

そして、「今の私なら、そうした感情や欲望を表現できる年齢になったのではないかと思いました」と語り、人間の欲望を描く物語であること、朝鮮時代を舞台としていること、そして久しぶりに時代劇へ挑戦することなど、複数の要素が出演を決めるきっかけになったと説明した。

一方、チョ氏夫人を演じることは決して容易ではなかったという。「チョ氏夫人の慎ましやかな表情やセリフ、本当の心はすべて違っていました。とても微妙で繊細にデザインしなければ、チョ氏夫人というキャラクターを生かすことができないと思いました」

さらに、「一針一針、職人の精神で完成させなければならないキャラクターで、とても難しかったです。チョ氏夫人の本当の気持ちは何なのか、監督とたくさん話しながら、宿題を解いていくように取り組みました。難しかったですが、同時に楽しかったです」と語った。

チョン・ジウ監督もソン・イェジンを絶賛。「物語全体を肩に背負い、そのキャラクターを信じさせることで、物語を担う力がスーパーヒーローのようでした。どうしてこんなことができるのかと思う瞬間が毎回ありました。この難しい役をぜひ一緒にやってほしいと思いました」と評価した。

■チ・チャンウクが「朝鮮最高の恋愛上手」に
スキャンダルNetflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始
チ・チャンウクが演じるチョ・ウォンは、優れた容姿と名門の家柄を持つ人物。さらに文才にも恵まれた、朝鮮最高の恋愛上手として知られている。

一見すると何不自由なく生きているように見えるが、彼の心には満たされない欲望がある。幼い頃から心を通わせ、手紙を交わしていた相手がチョ氏夫人。しかし、彼女との連絡が途絶えたことで、チョ・ウォンは快楽や楽しみだけを追い求めるようになる。

チ・チャンウクは出演理由について、「『危険な関係』という原作が持つ登場人物たちの微妙な感情や関係性がとても興味深かったです」と説明。「この作品を2026年に新しく解釈してシリーズにするという点も興味深く感じました。チョン・ジウ監督と一緒に仕事ができることにも期待していましたし、ソン・イェジン先輩、ナナさんと一緒に演技できることも非常に楽しみでした」と語った。

さらに、「色がまったく違う2人の俳優と呼吸を合わせること自体が、私にとってとても面白い経験であり、仕事でした」と振り返った。

繊細な感情表現が求められる役柄だけに、演技では相手役に集中することを特に意識したという。「できるだけ相手の俳優に集中しようとしました。感情の流れがとても微妙で難しかったので、道に迷う瞬間にはいつも監督を見ていました。そのたびに監督がうまく導いてくださいました」

チョン・ジウ監督もチ・チャンウクについて、「チョ・ウォンというキャラクターは優しい男性でなければならなかった」と説明。「以前の作品でチ・チャンウクさんが優しい性格を演じたとき、本当に良かったんです。だから一緒に仕事をしたいと思っていましたが、さらにユーモアまで加えてくれてありがたかったです」と評価した。

■ナナ、初時代劇で「自分の内面に似た」ヒヨンを熱演
スキャンダルNetflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始
ナナが演じるヒヨンは、チョ氏夫人とチョ・ウォンの危険な愛のゲームに巻き込まれ、人生を大きく変えていく若い未亡人。結婚式を挙げる前に夫を亡くし、若くして未亡人となったヒヨンは、女性に貞節や犠牲が求められる厳しい時代の中で、自分の人生を自由に生きることができない。

ナナにとって本作は、キャリア初となる本格的な時代劇への挑戦となる。出演のきっかけについてナナは、「以前からチョン・ジウ監督のファンでした。監督が演出する時代劇「スキャンダル」はどんな作品になるのか気になりました」と語った。

さらに、ヒヨンについて意外な共通点を明かした。「ヒヨンは、これまで俳優として活動しながら一度も見せたことのなかった、私の中に深く存在している性格と似ている人物でした」

そのため、「そうした部分を自分自身の姿のまま重ねれば、うまく表現できるのではないかと思いました」と説明した。

特に、幼少期の自分とヒヨンには似た部分があるという。「子どもの頃の私は消極的で内向的でした。両親の庇護のもとで、世の中を怖がり、人を警戒しながら生きていた記憶があります」

「ヒヨンと似ている幼い頃の性格をもう一度思い出しながら演じようとしました。だから、ある意味ではこの人物の感情を比較的容易に受け入れ、理解できたのだと思います」と振り返った。

そして、「私が理解したヒヨンの感情を、できるだけ正直に、透明に表現しようとしました」と語った。

また、ソン・イェジン、チ・チャンウクとの共演については、「お二人の先輩と一緒にできること自体が本当に光栄でした」と喜びを語った。

チョン・ジウ監督はナナについて、「このキャラクターがいわゆる伝統的な女性像から外れていることを望んでいました」と説明。そのうえで、「とてもよく似合っていると思いましたし、キャラクターを信じさせる力に感嘆しながら一緒に作っていきました」と評価した。



■ソン・イェジン×チ・チャンウク×ナナ、これまでにない関係性

本作最大の見どころの一つとなるのが、ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナの3人が作り出す関係性だ。

原作『危険な関係』を出発点にしながら、朝鮮時代という新たな舞台でキャラクターを再構築したことで、3人の間にはこれまでにない関係が生まれている。

特にチョ氏夫人とヒヨンの関係は、監督が「これまで作られたことのない物語」と表現するほど重要な要素となる。それぞれが異なる欲望と秘密を抱える中、チョ氏夫人とチョ・ウォンが始める「危険な愛のゲーム」にヒヨンが加わることで、3人の運命が複雑に絡み合っていく。

誰が誰を誘惑するのか、誰が本心を隠しているのか。そして、愛だと思っていた感情の裏にどんな欲望が隠されているのか。登場人物たちの表情や言葉の一つ一つに別の意味が込められている、緊張感のある心理戦が展開されそうだ。

■「パンソリ」で始まり「パンソリ」で終わる独自の演出

チョン・ジウ監督は、映像表現だけでなく、物語の語り口にも独自のスタイルを取り入れた。その一つが、韓国の伝統芸能「パンソリ」だ。

監督は「パンソリで始まり、パンソリで終わる構造を作りました」と明かした。「特に韓国の観客の皆さんに、パンソリがどれほど美しく、興味深いものなのかを紹介したいと思いました。パンソリがどのように作用しているのか、注意深く見ていただきたいです」と説明した。

朝鮮時代を舞台にした作品だからこそ、伝統的な音楽や語りを現代的な映像表現と組み合わせることで、これまでの時代劇とは異なる世界観を作り上げている。

■2003年版とは異なる「2026年版スキャンダル」
スキャンダルNetflixシリーズ「スキャンダル」9月18日独占配信開始
「スキャンダル」は、2003年に公開された映画『スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞』を思い起こさせるタイトルだ。同作ではペ・ヨンジュン、イ・ミスク、チョン・ドヨンが男女の危険な愛を描き、大きな話題を集めた。

今回のNetflixシリーズでは、ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナという新たなキャストを迎え、物語を再構築。チョン・ジウ監督も「選んだのではなく、選ばれた」と表現するほど、3人のキャスティングに強い手応えを感じている。

特にソン・イェジンについては、「物語全体を肩に背負い、キャラクターを信じさせて物語を担う力がスーパーヒーローのよう」と絶賛。チ・チャンウクにはチョ・ウォンに必要な優しさとユーモアを、ナナには従来の時代劇に登場する女性像とは異なるヒヨンを託した。

原作、2003年の映画、そして2026年のNetflixシリーズ。それぞれ異なる時代とキャストによって描かれてきた『危険な関係』の物語が、今回はどのような「スキャンダル」として生まれ変わるのか注目される。

■R18指定で描く、禁断の欲望と愛

本作はR18指定となっており、チョン・ジウ監督自身も作品の描写について「期待していただいてもいいと思います」とコメント。

ただ刺激的な愛憎劇というだけではなく、身分や性別によって自由を制限された時代の中で、人々が心の奥に隠していた欲望をどのように解放していくのかが大きなテーマとなる。

ソン・イェジンが演じるチョ氏夫人の秘めた欲望、チ・チャンウク演じるチョ・ウォンの満たされない愛、そしてナナ演じるヒヨンが経験する未知の世界。3人の感情が交差するたびに、愛と欲望、誘惑と駆け引きの境界線が揺らいでいく。

YouTube|Netflix「스캔들」(制作発表会動画一覧)

Netflixシリーズ「スキャンダル」は、9月18日17時よりNetflixで独占配信される。

本予告

YouTube『スキャンダル』ティーザー予告編 – Netflix

kandoratop【作品詳細】【「スキャンダル」を2倍楽しむ】