イ・ジュニョク、「俺はもう我慢しない」は、宝くじ(ロト)の話ではなく、人が生きる物語!【制作発表会動画・まとめ】
13億ウォン(約1億3,000万円)のロト1等に当選したのに、会社を辞めずに翌日も出勤――。そんな夢のような設定から始まるTVINGオリジナル「俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~」(原題:로또 1등도 출근합니다)が、いよいよスタートする。
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9月8日、ソウル・龍山(ヨンサン)のCGV龍山アイパークモールで制作発表会が開催され、ユン・ヨンビン監督、イ・ジュニョク、ソ・ヒョヌ、オ・デファン、ホン・ジンギ、ハ・ユルリ、ペク・イェインが出席。本作の魅力や撮影エピソードを語った。YouTubeにて会見動画が多数公開されたので詳しくレポートしよう。
「俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~」(以下、「俺はもう我慢しない」)は、ソ・インハ作家による同名の人気ウェブ小説を原作にしたオフィスドラマ。仕事に疲れ、燃え尽きかけていたチーム長コン・ウンテが、ある日ロト1等に当選する。しかし、退職届を出すどころか、13億ウォンの当選金を手にしたまま、これまでと変わらず会社へ出勤することを選ぶ。
「ロト1等に当選したら仕事を辞めて自由に暮らす」という、多くの会社員が一度は夢見る展開とは正反対の主人公。なぜウンテは会社に残るのか。そして、大金を手にしたことで彼の仕事や人生にどんな変化が起こるのかが物語の軸となる。
■イ・ジュニョクが“ロト1等当選者”の会社員に
主人公コン・ウンテを演じるのはイ・ジュニョク。人より早くチーム長に昇進したものの、上司と部下の間で板挟みになり、毎日を無事に乗り切ることだけで精いっぱいの会社員だ。そんなウンテの人生を一変させるのが、ロト1等当選。ところが、ウンテは会社を辞めるという選択をせず、13億ウォンを手にした状態で出勤を続ける。
イ・ジュニョクは、ウンテに共感できる部分について、「僕も20年近く仕事をしていて、50作品以上に出演しています。ずっと仕事をしてきたので、自分の人生と似ている部分が多い」と語った。「50作品以上に出演してきたという時間は、僕にとっては普通の日常なんです。ウンテが経験することに、共感できる部分がたくさんありました」と説明した。
さらに、「毎回、作品が『大ヒットするかな』と思いますが、それでも仕事は続けなければならない。もっとチームのメンバーを気にかけたり、勉強したりしなければならない」と話し、「ウンテも自分の仕事が好きだし、僕も自分の仕事が好き。好きだからこそ難しいんです」と自身とウンテの共通点を明かした。
そして、「あり得ないほどの大当たりがあったとしても、僕はこの仕事を続けるんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。
■「イ・ジュニョクの外見が非現実的?」監督が絶賛
会社員の日常を描く作品だけに、イ・ジュニョクの端正なルックスについて「リアルな会社員としては非現実的なのでは?」という声も。これについてユン・ヨンビン監督は、「共感を得なければならない作品なので、キャスティングの段階で『イ・ジュニョクさんで大丈夫なのか』という話はありました」と明かした。
しかし、「キャスティングではイ・ジュニョクさんの外見は考慮しませんでした。実際の人物とどれだけ似ているか、そして演技力を重視しました」と説明。さらに、「一緒に仕事をして驚いたのは、私が知る俳優の中で最も誠実な人だということ」とし、「現場に来ると『セリフが多すぎる』と言うのですが、そう言いながらも現場では一度もセリフを噛まない。彼の持つリアリティーが、外見的な弱点を圧倒しています」と絶賛した。
これに対しイ・ジュニョク本人も「外見の面では良く見ていただいてありがとうございます」とユーモアを交えて応じ、会場を和ませた。
■恋愛も悪役もなし!「善と善がぶつかる」オフィスドラマ
「俺はもう我慢ない」の大きな特徴は、単なる“ロト当選ファンタジー”ではないこと。
ユン・ヨンビン監督は、原作をドラマ化するにあたって、「普通の会社員がロトに当選するという設定に共感してもらえるのかと思いましたが、原作そのものが面白かった」と振り返った。そして、主人公について「ウンテはロトに当選しても、きっとこのように生きる人だと思いました。人生がうまくいかなくなっても、きっと同じように生きる。運や不運によって人生が左右される人ではないところに惹かれました」と語った。
また、原作からの大きな変更点として、「ロマンスがまったく登場せず、悪役も出てこない」ことを明かした。「この作品は善と悪がぶつかる話ではなく、それぞれの善と善がぶつかる作品です」と監督。刺激的な悪役や恋愛関係を中心に展開するのではなく、それぞれの立場や価値観を抱えた会社員たちが、仕事や人生の中でぶつかり合い、成長していく姿を描く。
■個性豊かな“リアル会社員”たち
ウンテを取り巻く営業5チームのメンバーを演じるのは、ソ・ヒョヌ、ホン・ジンギ、ハ・ユルリら。
ソ・ヒョヌは、営業5チームの“万年代理”で、1年後輩のチーム長ウンテと何かと衝突するヤン・ジュノ役。オ・デファンは、10年以上会社に尽くし、誰よりも激しく生きてきた営業4チーム長チョン・ソンヒョクを演じる。
ホン・ジンギは営業5チームの末っ子である新入社員パク・ギテ、ハ・ユルリは営業5チーム唯一の契約社員で、正社員を夢見るイ・ジヘ役。ペク・イェインは、中国支社で働いていたものの、ある秘密を抱えて営業5チームに加わるチャン・ヒャンウンを演じる。
制作発表会では、出演者同士の抜群のチームワークも話題になった。
ソ・ヒョヌは撮影現場について「本当に秋夕(チュソク)に家族が集まったような感じでした。お互いのアンサンブルがとても良くて、この組み合わせが良かったんだと思います」と笑顔で語った。
オ・デファンも「キャラクターがみんな生きていて、演じる楽しさがある」と共演者を称賛。特にイ・ジュニョクについて「本当にかっこいい。それに本当に誠実。プライベートでも撮影現場でもそうです」と絶賛した。
■「刺激的ではないけれど、味わい深いドラマ」
出演者たちは、自身の経験を重ねながら、本作の「共感」という魅力についても語った。
ホン・ジンギは、「形は違っても、誰もが経験したことのある話。誰かは過去を思い出し、今の自分の話として重ねて見ることができる作品」とコメント。
オ・デファンは「刺激的ではないけれど、濃い味わいのあるドラマ」と表現し、ソ・ヒョヌは「すべての俳優にそれぞれのエピソードがあり、事件や成長が鋭く溶け込んでいる」と作品への期待を語った。
ユン・ヨンビン監督も、本作について「『ロト1等』の話ではなく、人々が生きていく物語」と強調している。
誰もが一度は夢見る「ロト1等当選」という非現実的な出来事を入り口にしながら、描かれるのは、仕事に悩み、疲れ、時には燃え尽きながらも、それぞれの場所で今日を生きる会社員たちの姿。
もし13億ウォンが当たっても、それでもあなたは会社へ行きますか?
そんな問いをユーモラスに投げかけながら、「働くこと」「好きな仕事を続けること」「普通に生きること」の意味を見つめ直す「俺はもう我慢ない」。
TVINGオリジナル「俺はもう我慢ない」は、9月10日午後6時よりTVINGで独占先行公開。tvNでは9月14日午後9時から放送開始される。
◇YouTube|로또 1등도 출근합니다「俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~」制作発表会動画一覧
◇iMBC연예「로또 1등도 출근합니다」제작발표회 풀영상(制作発表会)
TVINGオリジナル「俺はもう我慢しない」は9月10日(木)18時からTVINGで配信、Disney+(ディズニープラス)で独占配信される。tvNでは9月14日21時に初放送。以降、毎週月・火曜日に放送される。
◇韓国ドラマ『俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~』|予告編