「師任堂(サイムダン)、色の日記」ヒロインは親子二代のお札の人物!実在の申師任堂を徹底紹介!予告動画

2017年01月26日18時00分ドラマ
©Group Eight

いよいよ明後日からKNTVにて日本初放送するイ・ヨンエ×ソン・スンホン豪華共演の「師任堂(サイムダン)、色の日記」!スペシャルサイトも本日(26日)オープンしますます盛り上がっているが、スペシャルサイトでも紹介している主人公をもう少し詳しくご紹介!スペシャルサイトで日本版予告動画が公開されている。

【申師任堂(シンサイムダン、신사임당)1504年~1551年】
サイムダン出典:韓国観光公社よりサイムダン出典:韓国観光公社より■良妻賢母の鏡
ドラマでイ・ヨンエが演じる申師任堂は、1504~1551年に生きた実在の朝鮮時代の文人・画家。7人の子供を立派に育て上げ良妻賢母の鑑とされている人物。2009年6月23日発行された韓国5万ウォン紙幣に描かれている人物で、韓国貨幣で唯一登場する女性(2017年現在)だ。5千ウォン札に描かれているのは朝鮮時代最高の儒学者で政治家である李栗谷(イ・ユルゴク)こと李珥(イ・イ)(1536~1584)で、栗谷は師任堂の三男。なんと母子で韓国紙幣の肖像になっているのだから凄い!
※ナビコン韓流コーナー【韓ドラここが知りたい:豆知識】●小切手が多いのは?⇒「私の名前はキムサムスン」「銭の戦争」 より

■名前の意味は?
“師任堂”とは、古代中国周王朝の文王の母・太任を師として見習うと言う意味。
本貫は平山(ピョンサン、평산)で、号は師任堂(サイムダン、사임당)。本名は、仁善(インソン、인선)という説もあるが、本名は確認されていない。
父は名賢と言われた申命和(シン・ミョンファ、신명화)、母も名家である龍仁李氏、李思溫(イ・サオン、이사온)の娘。

■子供
司憲府監察などを経た李元秀(イ・ウォンス、이원수)と結婚し、 李璿(イ・ソン、이선)ㆍ李璠(イ・ボン、이번)ㆍ李珥(イ・イ、이이)ㆍ李瑀(イ・ウ、이우)の4人の息子と3人の娘の7人の子供がいた。娘たちの名前は伝わっておらず、長女が梅窓(メチャン、매창)という号を持っていると記録に残っている。

wikipediaより出典:wikipediaより■出生と成長
師任堂の出生と成長については、三男の李珥の記録により比較的詳しく残っている。
記録によると、1504年(燕山10年)陰暦10月29日に江原道江陵で、5人姉妹の次女として誕生。
師任堂は幼少期から聡明で、母方の祖父・李思溫の寵愛を受け学問、詩、書などを学び、特に絵の才能に秀でていた。彼女の7歳の時に描いた画家・安堅(アンギョン)の山水画を模倣した絵では、みごとな腕前を見せたと記録されている。また、針仕事や刺しゅうの腕も優れていたと伝わっている。

■結婚と死
1522年(19歳)、徳水李氏の李元秀(イ・ウォンス、이원수)と結婚。ちなみに元秀の祖母は世宗の時ハングル創製に反対した儒者で「根の深い木」「六龍が飛ぶ」にも登場する人物、崔満理(チェ・マルリ)の娘。元秀の父は官職につかなかったものの、従兄弟たちは官職についており、家門としては名門。
元秀の母(姑)と元秀は、師任堂の孝心と才能を愛し、その才能を十分に発揮できるように支援したと言われる。このため師任堂は、朝鮮時代の女性としては稀とも言える自由闊達な環境でその才能を発揮。元秀は、妻の描いた絵を、友人に見せて自慢したと言う微笑ましい逸話も伝わっている。38歳の時に漢城(ソウル)に転居。1551年(明宗6) 旧暦5月17日、病死。

wikipedia出典:wikipediaより■芸術世界
師任堂は詩、書、絵すべてにおいて優れた朝鮮中期を代表する芸術家のひとりだが、三男の李珥の影響で良妻賢母の典型として有名。だが、彼女の書と画家・安堅の影響を受けた画風は精緻精妙であり、朝鮮一の女流画家と評されている。
儒者たちにより彼女の書はたくさん伝わるが、実際に彼女が直接書いた字と絵などの作品は非常に少ない。
彼女は人物は余り描かず、山水・葡萄・草・虫などを得意とした。彼女の影響で朝鮮後期に草・虫を描いた草虫も(草虫図)が大きく流行った。
今日、彼女の絵だと伝わっているものとして「山水画」「草虫図」「墨葡萄図」などがある。 幼いころから影響を受けた画家・安堅と中国明初期の山水画流派の影響を受けた「山水画」は大胆で簡潔な構図で山水を描きながらも女性特有の繊細な表現技法も同時に描かれている。
ちなみに、長女・李梅窓(イ・メチャン、이매창)と四男・李瑀(イ・ウ、이우)も書画で名声をふるった。現在江陵のオジュッコン博物館には李梅窓が描いた「梅花図」と李瑀が描いた「菊花図」が一緒に保存されている。そして李梅窓の息子で師任堂の外孫にあたる趙ヨン(山偏に榮、チョ・ヨン、 조영)も書画が上手く「君山二友図)」という絵を残している。

さあ、こんな才能豊かで良妻賢母の師任堂を、イ・ヨンエはどう演じるのか?日本放送に期待が高まる。(以上、人物紹介はdoopediaよりほかを参考)

KNTV「師任堂(サイムダン)、色の日記」<完全版>番組公式サイト
日本公式サイト

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