「ホジュン~宮廷医官への道~」第21-25話あらすじ:寄り道~ユ医院のホ医員

2017年02月07日13時35分ドラマ
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ホ・ジュンとドジの医員としての資質が試されるとき…二人の人生が大きなターニングポイントを迎える!BSフジで放送中のイ・ビョンフン監督の不朽の名作「ホジュン~宮廷医官への道~」第21話~25話のあらすじを紹介、YouTube「MBCClassic」で全話の予告動画が公開されている。但し日本語字幕なし。

【「ホジュン宮廷医官への道」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ豆知識や事大閉経などを紹介していくので、初めての方はもちろん、すでに視聴された方もこの機会に再視聴をされては?

■キャスト人物相関図(公式サイト)
ホ・ジュン役:チョン・グァンリョル
イ・ダヒ役:ホン・チュンミン
イェ・ジン役:ファン・スジョン
ユ・ドジ役:キム・ビョンセ
ユ・ウィテ役:イ・スンジェ

■第21話 寄り道
ホ・ジュンは、サムジョクに科挙を受けるよう勧められ山陰に戻る。久しぶりのわが家では、すっかり大きくなったギョムが父親の帰りを待ちわびていたが、家族との再会も束の間、妻ダヒと母親に科挙を受ける決心を告げるホ・ジュン。
科挙まであと10日。急いで80余里の漢陽へ。歩きつづけたホ・ジュンは、ドジ一行と出会う。宿泊客はほとんどが科挙を受けに行く医員たちで、みなライバル心むき出し。その夜、早朝の出発に備え、どの医員も寝静まった頃、家族に急患が出て、宿にいる医員に診てもらいたいという村人が訪ねてきた。村人の家は漢陽と反対方向。医員たちは誰も村人の頼みを聞こうとしない。困り果てた姿を見かねたホ・ジュンだけが、自分が行くと名乗り出る。
ホジュンがついに科挙に挑戦!今回は、イェジンがホ・ジュンに宛てた切なすぎる手紙!一途にホ・ジュンを慕うイェジンの心に注目。

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■第22話 孝行者のワナ
急患の村人のために、科挙への道を後戻りしたホ・ジュン。徹夜で診療したホジュンは急ぎ漢陽へ向かおうとするが、タダで病を診てくれるとの噂を聞き付けた村人が押し寄せ、ホ・ジュンは、あと半日だけという約束で病人たちを診ることに。ところが、約束の半日が過ぎても患者は減るどころか増える一方…。
ようやく診療を終え、宿屋のドルセに案内されて漢陽への近道を行くが、なんとついた所はドルセの家。ドル背は、自分の母親の病を診てもらいたくて、ホ・ジュンをだまして連れて来たのだ。目の前が真っ暗になり、診てくれなければ殺すと鎌を振り上げるドルセを振り切り、科挙へ向かおうとするホ・ジュン。ところが、そんなホ・ジュンの前に…。
村人の頼みを断りきれないホ・ジュン。とうとう科挙まであと3日!果たして間に合うのだろうか?

hojyun■第23話 科挙当日
重病のドルセの老母を診ながらも頭の中は科挙のことでいっぱいのホ・ジュン。これ以上滞在を延ばせないホ・ジュンは、毒草を煎じてつくる薬の処方を念入りに教えて再び漢陽を目指そうとする。ところが、自分のために科挙に遅れるのを申し訳なく思ったドルセが、馬を用意してくれると申し出てきた。もはや徒歩では科挙には間に合わない。ホ・ジュンは、貧しいドルセがどうやって馬を調達するのかも考えず、その申し出にすがった。ところが、待てど暮らせどドルセは帰って来ない。ドルセの帰りを待ちわびていたホ・ジュンのもとに、ついにドルセが現れた。しかし、彼は役人に押さえつけられ、さらに役人はホ・ジュンまでも取り押さえようとする。ドルセは馬を盗もうとしたところを見つかって役所に引き渡され、医員のために盗もうとしたと答えたために、ホ・ジュンが盗みを指導したことになってしまったのだ。
ドルセの母に煎じた薬。附子という毒草を使っているが、これは漢方としても毒としても使われる。漢方として使うときは“ぶし”とよび、毒の時は“ぶす”と呼ぶ。聴きなれない名前だが、“トリカブト”のこと。不美人のことを“ブス”というが、これは、附子の毒で神経がやられ、顔の表情がおかしくなったことに由来。『東海道四谷怪談』でお岩が飲まされた毒がこれだとされている。

hojyun■第24話 祝宴に届いた手紙
ドジが凱旋して以来、山陰は町全体がお祭り騒ぎ。山陰最初の医科合格者となったドジは一躍話題の人物となり、町の英雄として賞賛を一身に集める。その一方で、身のほど知らずに科挙を受けたホ・ジュンは、愚か者として笑いの種になった。母親はショックで寝こみ、ダヒは行方不明の夫を心配しながらひたすら帰りを待った。
ドジの合格を受け、ユ家では盛大な祝宴を開いた。そこには町の有力者だけでなく、山陰県監様までが姿を見せ、口々にドジの快挙をほめたたえた。これまで医員として見下されてきたドジたちは、これまでの屈辱が一度に報われる思い。その時、山陰県監様に鎮川県監から手紙が届く。そこには、山陰の医員ホ・ジュンが科挙に行く途中で、他の医員は冷たく背を向けるなか、鎮川の貧しい村人たちを診療し、科挙を後回しにしたホ・ジュンは、この世に2人といない義人だとほめたたえていた。
ドジの祝宴で、やっとホ・ジュンの誠意が報われる瞬間をお見逃しなく。“正直者は損をしない!”“誠意は必ず報われる!”世知辛い世の中で、こんな言葉が胸に響くシーンだ。

hojyun■第25話 ユ医院のホ医員
ユ・ウィテに勘当を言い渡されたドジと母親は、財産のすべてを持って漢陽へ引っ越して行った。一方、ホ・ジュンは貧しい村人を診ていて科挙に落ちた義理堅い医員として町中に知れ渡る。診療を求める村人たちが数多く家に押しかけたが、ユ・ウィテがいる限り、山陰では診療しないと心に決めたホ・ジュン。そんなある日、危篤の山陰県監の往診を求める使いがやって来て、断りきれずに役所へ向かうと、そこにはユ・ウィテがいた。ユ・ウィテの診療の邪魔をすまいと帰ろうとするホ・ジュンをユ・ウィテが呼びとめ、一緒に部屋に入るように言い、自分は容体だけ確認すると、後をホ・ジュンに任せて帰ってしまった。診療の経過報告にユ医院を訪ねると、ユ・ウィテは診療方法についていくつか尋ねた後、病舎にいる患者を診るようホ・ジュンに告げるのだった。
いよいよ、ホ・ジュンがユ・ウィテの元で医術を思う存分学ぶのだが…。

kandoratop【作品詳細】【「ホジュン宮廷医官への道」を2倍楽しむ】

BSフジ「ホジュン 宮廷医官への道」番組公式サイト
 2017年1年12日-4月11日 月-金9:54-10:59

YouTube「ホジュン予告動画」(日本語字幕なし)