25日「忠臣蔵の恋」完結!武井咲月光院に…福士誠治とのツーショットも!最終回第20話予告動画と19話詳細あらすじ

2017年02月24日20時05分ドラマ
©NHK

ついに最終回!将軍家宣(平山浩行)から出産のほうびをと問われた喜世が浅野家再興を願い出る!しかし家宣は病に倒れ、幼い鍋松が将軍家継に、喜世は将軍生母の名誉を与えられるが…NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」第20話(最終回)「月光院」のあらすじと前回(19話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。また、サイトでは「これが大奥だ!」スペシャル動画も公開されている。

忠臣蔵■喜世と江島の強い絆
残念ながら前回は“武井&福士”のツーショットを見ることはできなかったが、喜世と江島の素敵なエピソードが満載だった。
冒頭では、江島が『御懐妊要録』を読み上げた直後に、「おぞましきものを見たり聞いたりしてはならぬ」という件を喜世が復唱しながら江島の顔をチラ見。「私の顔がおぞましいというのですか!」とふくれっ面の江島。
また、将軍側室になった喜世が江島を“殿”付で呼ぶと、ドスの効いた声で「私に“殿”などをつけないで。え・じ・ま!」と呼ぶように言う。
そうかと思えば、食の進まない喜世のために、当時珍しい燕の巣やスイカを取り寄せてやったり。しかし、このスイカのために江島が窮地に。すると今度は喜世が江島のために動く。
出産の後は喜世以上に疲れ果てた江島の顔。
そして、熙子の子として育てられる喜世の子と、一日に一度会えるようにと交渉してやる江島。
まるで喧嘩しながらも仲の良い本物の母子を見るようでほのぼのとさせられた。

忠臣蔵さあ、次回はいよいよ最終回。

前回は回想シーンだけで終ってしまった“武井&福士”の生ツーショットも観られるのでお楽しみに。

■前回(第19話)おさらい
須免(野々すみ花)に続いて懐妊した喜世=左京の方(武井咲)。喜世は江島(清水美沙)の部屋に移って暮らすことに。江島はまるで自分が出産するかのように甲斐甲斐しく喜世の世話を焼いた。

宝永6年1月、五代将軍綱吉が64歳で逝去。30年に渡り天下万民を苦しめた将軍の最後ははしかだった。
臨終に際して綱吉は“生類憐みの令”を100年後まで守れという遺言を残した。しかし、間部詮房(まなべあきふさ、福士誠治)と新井白石(滝藤賢一)とこれについて論じた家宣は、20年間民を苦しめたこの令を廃止することを決定。綱吉逝去の8日後、1月18日“生類憐みの令”を撤廃した。

そして春には大恩赦が行われ多数の罪人が放免となり、流刑となっていた赤穂浪士の残りの遺児たちも赦免された。瑶泉院(田中麗奈)と仙桂尼(三田佳子)は、悲願がかなったことと喜世の懐妊を大いに喜んだ。

5月、家宣は48歳にしてやっと第六代将軍の座に就き、喜世=左京の方も江戸城本丸に上がり将軍側室となった。

忠臣蔵そんな中、須免の子、大五郎は病弱乍ら初節句を迎えた。一方、食欲のない身重の喜世に江島は当時珍しい燕の巣やスイカを勧めた。やはり風邪で食欲のない大五郎にも女中がスイカを分けてもらい与えたが、その後大五郎の容態が悪化。故意を疑われた江島が正室・熙子(川原亜矢子)からキツイ責めを受けた。周りが止めるのも聞かず熙子の元に参じた喜世は、誰よりも上様のお世継ぎのこと、将軍家の事だけに心を砕いている江島に他意はないと必死で弁明した。ところがその場で喜世が産気づいてしまい、早期出産となってしまった。難産の末、喜世は命懸けで男児を出産。気を失った喜世は夢の中で恋しい十郎左の幻を見た。
しかし大吾郎は看病の甲斐なく死亡してしまった。

お七夜。喜世の産んだ子は“鍋松”と命名された。難産を慰労する家宣に喜世は大吾郎の死を悼む言葉で答えた。熙子は、鍋松が大吾郎の生まれ変わりといい、今後は鍋松を熙子の子として育てると告げた。その時、江島は鍋松が喜世が命懸けで産んだ子。日に一度抱かせてやってほしいと切望。すべてを許すと決め、自身も一度は母となった熙子はその気持ちを汲んで、日に一度会いに来ても良いと許可してくれた。

10月、家宣のあとを鍋松を抱いた美しい喜世が歩いた。この子が愛おしくてならないという喜世は、それゆえに子を早くに亡くした須免、古牟(内藤理沙)、そして熙子の気持ちを思うと辛いとも。家宣は人には寿命がある。幼き命が尽きるのは辛いがそれぞれが定められたかけがえのない寿命を全うしたのだ。鍋松は亡くなった我が子のすべての命をつないでいると、優しく語り掛けた。そして、喜世に褒美を与えると。喜世が欲しいものは…。

喜世■第20話(最終回)「月光院」
喜世=左京の方(武井咲)が命がけで産んだ鍋松は元気に成長する。将軍家宣(平山浩行)からほうびをと問われ、喜世は浅野家再興を願い出た。6年ぶりに再会した父や兄はその報告と喜世の姿に喜ぶ。しかし家宣は病に倒れる。そして喜世と鍋松を病床に呼び、次期将軍は鍋松に決めたと告げる。幼い鍋松には無理と戸惑う喜世だが、それが家宣と交わした最後の言葉になる。我が子が将軍家継となり、将軍生母の名誉を与えられるが、自分の人生がまた終わったと感じた喜世だった。しかし…。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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