あの強い目力で「帝王の娘スベクヒャン」悲劇のチンムを演じたチョン・テス紹介!予告動画

2017年03月05日17時37分ドラマ
©2013-4 MBC

百済中興と海洋帝国の建設という大業を成し遂げた三国時代を舞台に、25代王の武寧王の娘スベクヒャンの座をめぐり異父姉妹の運命が交錯する長編時代劇「帝王の娘スベクヒャン」で、チンム役を熱演したチョン・テスを紹介、予告動画は公式サイトで公開されている。
【「スベクヒャン」を2倍楽しむ】では、放送に合せて各話のあらすじと見どころ、その他のキャストの魅力などを紹介している。

■チンム役
東城王の息子チンムとして育つが、本当は武寧(ムリョン)王の息子。武寧王が、先代王・東城(トンソン)の「息子のチンムを守ってほしい」という言葉に、東城王の子供と我が子の命を救うために二人をすり替えたのを知らずに育つ。そのため、父親が殺され一日で太子の座から引きずり降ろされたと思っている。早い段階からソルヒ(ソウ)が偽者と知るが、これを利用して復讐を目論む。

★チョン・テス( 1984年3月2日生~2018年1月21日没、180cm、A型)
2007年にTwo SomeのMV「お元気ですか?」でデビュー。同年、ドラマ「恋愛日和(愛するのにいい日)」に出演し、「愉快なコンパニオン」(08)、「K&J運命」(09)での熱演が高く評価された。「王と私」(07年)で卑劣な内侍ハン・チグン役で時代劇でもその実力が認められ、当初1話限りの単発出演が注目を集めて再出演したほど。「トキメキ✩成均館スキャンダル」(10年)でも卑劣な掌議(生徒会長)役を演じたが、悪役ながらそのイケメンぶりとあの目力で一気にブレイク。韓ドラファンならあの強い光を放つ目力に見覚えがあるはず。チョン・テスは「シークレット・ガーデン」「奇皇后」のトップ女優ハ・ジウォンの実弟。
2010には現代ドラマ「大丈夫、パパの娘だから」でも徹底した悪役ジョンソクを演じており、現代・時代劇を通して若手悪役をやらせたら天下一品!順調に俳優人生を歩んだ彼だが、シチュエーション・コメディー「まるごとマイ・ラブ」で室長役を演じたが、酒によるトラブルで途中降板、自粛。ちなみにチン・イハンが室長の兄役でピンチヒッターを引き受けた。

そんな彼が時代劇にカムバックしたのは「花たちの戦いから宮廷残酷史」ナムヒョク役。女優キム・ヒョンジュ演じるヒロイン昭容趙氏の純情な初恋の人役ながら14時間かけたベッドシーンが話題を集めた。

teiouno心に闇を抱えた、どこか寂しい目をしたひねくれた役が多いチョン・ですだが、「帝王の娘スベクヒャン」で演じたチンム役は、父とはしらない武寧王に憧れながらも、父だと信じる東城王を殺したと誤解し武寧王を恨む難役をみごとに演じている。特に、第63話第64話武寧王との対峙シーン、69話で全てを知った後、父である武寧王に剣を向けるシーンは号泣必至。ここでは、従兄弟になるミョンノンとの対話シーンも見どころの一つだ。

※追記
そんなチョン・テスだが、2018年1月21日34歳の若さで亡くなった。チョン・テスは1男3女の末っ子。ハ・ジウォンは2番目の姉。カリスマのある若き俳優の早すぎる死が惜しまれてならない。ご冥福をお祈りします。

「帝王の娘 スベクヒャン」公式サイト

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