WOWOW「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～」第5-6話あらすじと見どころ：遺言～皇宮へ、予告動画

ひかれあいながらもその想いに蓋をしようとするウク皇子（カン・ハヌル）とヘ・ス（IU）…しかし、そんな二人の恋心を妻ヘ氏（パク・シウン）が気づいてしまう！第5話はヘ氏のウクへの深い愛と優しさに感涙必至、第6話ではヘ・スに婚姻話が持ち上がる！イ・ジュンギ主演、王宮ロマンチック・ラブコメ「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子たち～」3月17日（金、午後7時30分～）第5話、第6話あらすじと見どころを紹介、番組公式サイトではイ・ジュンギのコメント付き、プロモーション動画が公開されている。

【「麗＜レイ＞」を2倍楽しむ】では、イ・ジュンギはじめ、カン・ハヌルや“EXO”ベクヒョン、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョクらイケメン8皇子とIUのコメントや、ドラマの時代背景や豆知識、各話の詳しいあらすじと見どころも紹介しているので視聴の参考にされたい。

　ウクの妻、ヘ氏ミョン■第5話「遺言」
　ソは正式に皇宮で暮らすことになるが、皇子部ではなく空の見えるチェ・ジモンの部屋を選ぶ。一方スは、ウクからのプレゼントの生薬で洗い粉づくりを始める。そんなスから目が離せないウク。ウクの想いに気付いたヘ氏は、スとウクを2人きりにしようと、墨を擦る手伝いを頼む。手伝いの礼にとウクが詩のプレゼント。翌日、字の読めないスに代わってその詩を読んだペガは、ウクの気持ちに気付いてしまう。
　一方、ウク夫妻と皇宮に出向いたスは、皇后たちに洗い粉のプレゼントをし、王・太祖にも偶然謁見する機会を得て気に入られる。ソとも遭遇するが実母である皇后ユ氏のソへの冷淡な言葉に驚いてその場から逃げ出す。現代で出会ったホームレスとそっくりの男、チェ･ジモンと再会するが、ジモンはスを知らないと言い、高麗のやり方で生きろと忠告する。
自分の命が長くないと知ったミョンは、ウクの母・第4皇后ファンボ氏にスをウクの妻にしてくれと頼む。その頃スはウクと皇宮内を散歩。詩のお礼に洗い粉をプレゼントし、ウクはスに返詩を求める。後日、スは皇子部に返詩を届けるが誰も読めない。ただ一人理解できたのはソだった。
ペガはスを呼び出し、ウクを深く愛しているヘ氏がスの恋心に気づいていると責める。二人の会話を聞いていたウクはスに謝る。
　そんな中、王はヨナ皇女の婚礼を考える。ヨナはそれをソに話し、ソを目の敵にするヨは二人の会話に割って入りソを愚弄する。
　雪の降る日。身辺整理をするヘ氏が吐血。駆けつけたスに美しく化粧してほしいと頼む。ウクに支えられながら雪の中を歩くヘ氏。もう歩く力も残っていないヘ氏は、スを頼むといい、愛するウクの背中で静かに息を引き取る。
　化粧品販売員だったスが作る石鹸が可愛い。愛する夫の恋を叶えてやろうとするヘ氏の優しさが切ない。心優しいヘ氏を演じたのはパク・シウン。2012年「親愛なる者へ」や2010年「かぼちゃの花の純情」でヒロインの友人役を演じた女優。今作で初めて死ぬ役を演じることになったパク・シウン。劇中、みごとにはかない妻を演じたが、プライベートでは「かぼちゃの花の純情」で共演したチン・テヒョンと2015年に結婚し、幸せな新妻だ。
　原作の中国ドラマ「宮廷女官ジャクギ」のヒロインは歴女だったがスは歴史が苦手のようで、太祖＝王建の功績を必死で思い出すシーンが笑える。また、スの衣装はどれも可愛いが、今回のケープのついた真っ白の外套（コート）は特に可愛い。ピンクのチマ（スカート）とウクのブルーの衣装がよく映える。雪の中、ウクの足跡の後を辿るシーンは、ヘ氏には気の毒だが最高に胸キュン。そんなスが返詩に何を描いたのかお見逃しなく。
■豆知識：ウクの漢詩
ウクが詠んだ詩は中国の唐代（中唐）期の詩人・劉禹錫の“竹枝詩”。この竹枝詩は、民間の歌謡で千余年前に、楚（四川東部（＝巴）・湖北西部）に興ったものといわれている。『楊柳靑靑／江水平／聞郞江上／唱歌聲／東邊日出／西邊雨／道是無晴／却有晴』。ペガが解説していたが中国では“晴”と“情”が同音であることから恋心を“晴”に込めた恋歌。その意味はペガとヘ氏が解説してくれる。この場面でもペガのヘ氏への恋心が明らかになる。

■第6話「皇宮へ」
　ヘ氏の葬儀がおこなわれ悲しみに暮れるスとウク。ウンは人形劇を見せてスを慰める。
　ある日、突然スに縁談の話がくる。スは「見知らぬ男と婚姻などできない」と、皇子たちの助けを得て逃げるが、相手が太祖だと分かり拒むことができず皇宮へ。婚礼の支度のために皇宮の茶美院に案内される。王の妻には傷があってはいけないと、オ尚宮から身体検査をさせられる。
　ウクは閨に向かう太祖の足を止め、すでに皇室の姻戚はあふれ互いに対立しているのに、これ以上増やす理由を尋ねる。ヘ氏の力を借り契丹との戦を防ぐためと答える太祖。なぜ婚姻を邪魔するのかと聞く太祖の問いに答えられないウク。そこにソも現れ、婚姻せずともヘ氏をけん制できると必死で婚姻を止めようとするが、太祖は聞き入れない。その時、スは自ら婚姻できない名分を作る。意識の遠のく中でスは高麗4代王、光宗のことを考える。オ尚宮の手当てでスは命を取り留める。見舞いに来たウクから婚姻が取りやめになったこと、ヘ氏に肥沃な土地が下賜されたことで、ヘ氏からスが責めを負うこともないと聞き、互いの想いを確かめ合う。
　その頃、スの処分を考える王は、ジモンのとりなしで茶美院の女官に命じる。これを聞いたスは、女官なら結婚して皇宮を出ることも可能と知り安心。そんなスにウクはあるものを渡す。皇子たちがスの無事を喜び集まる中、この中に兄弟を殺める光宗がいるのかと考えるス。
　第8皇子ウク　葬儀の後、ウクが妻に大切な言葉を言わなかったと号泣する。カン・ハヌル最高の涙の演技に視聴者も号泣必至。一方、ウン演じるベクヒョン（EXO）が裏声を駆使しタ人形劇が何とも可愛い。ここでスが「最高！」といって親指を立てるジェスチャーを教えるのでお見逃しなく。
　スの縁談話。皇子たちが大騒ぎする中、末っ子皇子のジョンが縁談相手のことをなんと言うのかお聴き逃しなく。ス救出作戦では皇子たちの素敵な乗馬も見られる。
必死でスの婚姻を止めようとするペガに、ソが「好きなのか」と聞く場面で、ペガの出自やスの考え方にシンパシーを感じる回想シーンが登場するのでお見逃しなく。ここで慣れない手つきでOKサインをするペガ役のナム・ジュヒョクが可愛い。
　ウクやソの直訴にも婚姻を辞めない太祖。スはいったいどんな方法で婚姻阻止の名分を作るのか？命懸けの見事な策だが、これが後にどんな禍をよぶのかお忘れなく。女官になるスを見送るウクは何を渡すのか、演じたカン・ハヌルの可愛いポーズに注目。

目でもハートでも耳でも楽しませてくれる「麗＜レイ＞～花萌ゆる8人の皇子～」は、WOWOWにて3月3日（金）より2話連続で放送。初回は誰でも無料で視聴できる。

◇WOWOW「麗＜レイ＞」番組公式サイト
　2017.03.03スタート　毎・金19：30～21：45　2話連続放送
◇予告編

【作品詳細】【「麗＜レイ＞を2倍楽しむ】