明日3月22日放送の「相棒」シーズン15（テレビ朝日）は、いつもより1時間早いよる8時から2時間スペシャルで放送！美彌子（仲間由紀恵）がひた隠ししていた積年の謎が亘に（反町隆史）よって暴露されたという疑いがかかる！美彌子の過去をめぐり右京（水谷豊）と亘が対立することに！右京、亘、美彌子…それぞれの思惑が複雑に絡み合い、スキャンダラスな騒動は、衝撃のラストへと繋がる！最終回・第18話「悪魔の証明」のあらすじと前回（第17話）の事件をおさらい、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
※最終回の詳しいあらすじはコチラ⇒「相棒15」最終回16.2％！右京のプリキュア発言と亘の「何様だ！」にファン興奮！

2週続きで放送休止となった「相棒」。相棒ロスになったファンも多いのでは？22日はいよいよシーズン15の最終回。2時間スペシャルの内容も気になるが、多くのファンが気にしているのはシーズン16の相棒。反町扮する冠城亘の続行か、新たな相棒の登場か？ネットでは元SMAPの稲垣吾郎の名前もまことしやかにささやかれている。
そもそも2シーズンというは早すぎる降板がネットで予想されているのは視聴率の低迷が原因とか。

今シーズンの視聴率は、初回15.5％に始まり、15.3％⇒14.6％⇒15.3％⇒13.6％⇒15.1％⇒14.4％⇒15.1％⇒12.9％⇒17.3％⇒14.6％⇒13.3％⇒14.6％⇒14.5％⇒15.7％⇒15.7％⇒15.5％。
これのどこが低視聴率なのか？過去のシーズンとの比較をする方も多いが、オンタイムで見る人もぐんと減っている昨今と過去の視聴率を比べてみても仕方がない。また、「反町の演技に拒否反応するファンもいる」という声も聞かれるが、反町の「滑舌の悪さやセリフ語尾で息を吐き出す独特の口調」は、制作サイドも先刻承知の起用のはず。
反町の起用で、これまで「相棒」に見向きもしなかったファン層を取り込んだのも間違いない事実。反町目当てで「相棒」を観始め、その作品の面白さに見続けている視聴者も多くいるはず。

■ファッションモデル反町隆史
渦中の反町は19日、京セラドーム大阪で行われたファッションイベント「KANSAI COLLECTION 2017 SPRING＆SUMMER」に出演。これは、大ヒット中の映画『相棒－劇場版IV－』とのコラボ企画で実現したもの。イベントでは、テーマ曲が流れる中、黒のスーツに亘のトレードマークのノーネクタイ姿でランウェイを歩いた。19歳で役者に転身するまでは、パリコレにも出演するモデルだっただけに、カッコいいウォーキングに会場を大いに沸かせたようだ。

果たして、右京と亘のバディは次のシーズンも続くのか？そんなヒントもあるだろう、明日の最終回がたのしみだ。

■前回（第17話）事件おさらい
自称“スガチー1888”の投稿した動画「ラストワーク」がネットで話題になった。拳銃を持った謎の人物に脅され、恐怖におびえながらステーキを食べる初老の男性（渡辺哲）が映った動画は、フィクションかリアルな犯罪動画か物議を醸していた。事件性があるのかどうか不明のために、捜査権のない特命係に“調査”の指令が下りた。青木（浅利陽介）からスガチー1888が中鴨（尾上寛之）という若い動画クリエイターであるという情報を得た右京（水谷豊）と亘（反町隆史）は独自調査を開始。

そんな中、ラップでリアルな犯罪を匂わせる発言と、クロロホルムをかがされて昏倒する初老の男性が映っていた「ラストワーク」の第2弾動画を投稿された。
右京たちは聞きこみの結果、動画の初老の男性について「日雇い労働で生計を立てていた」「菅原文太郎と名乗っていた」「突然、無銭飲食を繰り返して、公園に寝泊まりするようになって町にいられなくなった」という3つの情報を入手。
ところが、菅原文太郎がよろめきながら船に乗せられて川で死亡したような動画が投稿されてしまった。この動画でやっと警察は殺人疑惑で捜査に乗り出した。

しかし、右京たちは動画の背景と彼の過去の生きざま、そして最初の動画でシャツについていたステーキのシミがその後の動画ではついていなかったことなどから、菅原は動画配信第一弾の日に死んだことを見抜いた。そして、菅原には過去に映画監督を目指していた時期があり、フェイクドキュメンタリーという実際の出来事や事件を動画に撮っていたことも判明。しかし、当時はそんな映像が世に認められずに、そのまま家族を捨てて失踪したのだ。
その後、ホームレス生活を送っていた菅原はスガチーと知り合い、自主映画を撮ることを誘った。そして、自分の描いたシナリオ通りに自殺したのだ。そのままではスガチーに殺人の容疑がかかることも計算に入れており、菅原は、スガチーのアリバイが実証できるような映像を撮らせていたのだった。

菅原は、本名をオオヤといい、末期がんを患っていた。ホームレスになったのも病気で働けなくなったからだった。菅原は、スガチーに、動画の配信で金が入ったら娘に渡してくれと言残していた。この動画を、彼の娘に見せた後、右京は、「警察を動かして騒ぎを起こすことで、父が失踪していた29年間どこで何をし、何を考えていたのかをあなたに伝え、お金とその動画を渡したかったのではないか」と、娘に話した。

■第18話「悪魔の証明」あらすじ
サイバーセキュリティ対策本部の青木（浅利陽介）が広報課長・社美彌子（仲間由紀恵）の私物のパソコンに侵入し、彼女の娘の写真や動画を密かにのぞき見。異変を察した美彌子が、青木とは別の捜査官に調査を依頼した結果、亘（反町隆史）に疑いがかかる。身の憶えのないことだが、亘のパソコンから美彌子にメールした痕跡ばかりか、パソコンに侵入した痕跡まで発見されてしまう。
そんな中、美彌子に週刊誌記者・風間楓子（芦名星）から取材依頼がある。美彌子は、取り乱した様子もなく冷静に取材を拒むが、その後、『警視庁美人広報課長は国際派シングルマザーだった!?』という下世話な記事と娘らしき少女の写真が掲載されてしまう。結果、亘は不正侵入のほか、個人情報漏洩の疑いまで掛けられ憤慨。それまで、事の成り行きを静観していた右京（水谷豊）は、雑誌に掲載された少女の写真の背景が気になっている様子。それは、ロシア独自の風習を捉えたものらしく…!?

独自の調査に乗り出した右京は、東京拘置所に拘禁されている元内閣情報調査室の室長・天野（羽場裕一）のもとを訪れ、少女の父親がアメリカに亡命したロシアの元スパイ・ヤロポロクの可能性がある、と天野に自身の推理をぶつける。背景には、2年半前に天野が起こした連続殺人事件の真相が知りたいという意図があった。それは、右京と美彌子が初めて直接接点を持った事件。ヤロポロクの亡命が発端となり、天野が国を裏切ってロシアに情報を流していた4名の日本人に私刑を下した事件だった…。

「相棒season15」は、テレビ朝日にて毎週水曜日よる9時から放送。主演は水谷豊、共演は反町隆史、仲間由紀恵、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介、神保悟志、片桐竜次、小野了、榎木孝明、大杉漣、石坂浩二　他。
Twitterアカウントは「@AibouNow」。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇テレビ朝日「相棒15」番組公式サイト

【2017冬ドラマ】【「相棒15」関連・各話あらすじ】