「師任堂（サイムダン）、色の日記」＜完全版＞ブルーレイ＆DVD BOX2がいよいよ5月26日（金）発売！今回は第25話～27話のざっくりあらすじと見どころをご紹介！男装して図画署の画員に応募したメチャンは最高点を取るが、女だとばれて追い出されてしまう…そんなメチャンのために王の肖像画を描く御真影絵師に募集するサイムダンだが…公式サイトで予告動画が公開されている。サイトでは実在したサイムダンとドラマに描かれたサイムダンを年表も公開している。

【「師任堂（サイムダン）」を2倍楽しむ】では、実在の人物紹介や時代背景などを紹介していくので視聴の参考にどうぞ。

＜完全版＞に関して
「師任堂（サイムダン）、色の日記」は韓国で放送される＜韓国放送版＞と日本で展開する＜完全版＞は編集が異なる場合がある。日本では権利上、＜完全版＞のみの展開。＜完全版＞は、海外向けに特別に編集され、＜韓国放送版＞より本編分数が長い。

■（第25話～第27話）あらすじ
今回は、長女メチャンの夢を潰さないために、サイムダンが御真影絵師になり、サイムダンとギョムが2人で王の絵を描くことになる。この御真影を使ってサイムダンとギョムを窮地に陥れようとした中宗だったが、ギョムの機転で難を逃れる。サイムダンは長年の夢だった金剛山に登り、山頂でギョムと再会する。
一方、現代パートでは、ついにラドが姿を見せるが…。

＜500年前＞
男装して図画署の画員に応募したメチャンは最高点を取るが、女だとばれて追い出されてしまう。ギョムからの手紙でメチャンの悔しさを知ったサイムダンは王の絵を描く御真影絵師募集に応募し、見事に任命を勝ち取る。

その頃、ウォンスはサイムダンが愛人クォン氏に宛てた手紙を見つけ自分が大切にされていたことを知り涙する。御真影を描き始めるサイムダン。ギョムは没頭する彼女に差し入れを持って訪れる。同じく差し入れを持ってきたウォンスが二人の仲睦まじい姿を見てしまう。

大臣たちは女人が絵師になったことでサイムダンへの反発を募らせ座り込みまでする。騒ぎの渦中にいながら毅然とするサイムダン。民衆に支持されるサイムダンとギョムに危機感を持つ中宗は、世子の代理聴政を終わらせ、サイムダンとギョムを一度に葬るため、ギョムに御真影の合作を命じる。

一方、フィウムダンは倭寇が欲しがる兵船図本を図画署から盗み出すが、チヒョンに渡すのをためらっていた。

ついに御真影が完成、民衆の前でお披露目！この場で二人を葬る中宗の企みは、ギョムの機転と御真影の素晴らしさで失敗。人々は歓喜で御真影を称え、二人はピンチを切り抜ける。

王命を受けてサイムダンを拉致したチヒョン。フィウムダンからの矢文でチヒョンの企みを知ったギョムは、死闘の末、チヒョンを倒すが、死に際に拉致は王命だったと告げられ愕然とする。一方、サイムダンを助け出したフィウムダンは息子をサイムダンに委ねて立ち去る。サイムダンは楊柳紙所の各人名義で購入した田畑の権利書を渡し、それぞれの道を歩くようにと告げる。

(C) Group Eight中宗の前に姿を見せたギョムは、なぜ自分とサイムダンを殺害しようとしたのかと問い、中宗はお前の青臭い理想が朝鮮王の尊厳を脅かしたためだと言い捨てる。中宗は比翼堂と楊柳紙所を閉鎖させ、ギョムは反逆者の罪を着せられお尋ね者に。
心労の果てに家に戻ったサイムダンだが、家に居座るウォンスとクォン氏の姿を見て張りつめた糸が切れたように号泣してしまう。そんな母にメチャンは金剛山行きを進める。サイムダンが金剛山へ向かったことを知ったギョムは、初恋の約束を果たすために金剛山へ向かう。

＜現代＞
戦う決心をしたジユンはソウルにもどり、堂々と学長になったミン教授の前に姿を見せる。美術協会の新会長から寿進坊日記の鑑定結果が出るが、ミン教授と通じている新会長は小説と断定する。しかし、日記のコピーを手にしたミン教授は、これが間違いなく古文書だと確信し、どう使えば「金剛山図」の価値を固めることができるか思案する。

そんな中、ラドからのメールが届きジユンが会いに行く。ジユンの前に現れたのは若い青年。ラドが個人ではなく組織で世界各地に組織員がいると聞く。ラドは、ジユンが真偽を巡って発言した動画をみた時からミン教授の金剛山図の真贋を疑っていた。真作が焼失した今となってはどうすることもできないと途方に暮れるジユンに、欲深いミン学長が真作を燃やすとは思えない、真作を探し出すところから手を付けるべきと助言する。

いよいよ金剛山図が国宝に指定されることに。ソン館長は現在と未来に巨大なウソの遺産を築いていいのかと、ミン学長に最後通告をするが…。
良心の呵責に耐えかねたナム助手が真作・金剛山図を持ち出しジユンたちに届ける。ジユンはすぐにラドに報告、協力してミン学長に罠を仕掛ける。

(C) Group Eight■見どころ①子供の夢と母たちの願い
楊柳学堂の子どもたちの夢がほほえましい。武官、チャン・ボゴ、味の評論家など思い思いの夢を書き、タイムカプセルならぬ甕に入れて夢みる。ちなみにチャン・ボゴは統一新羅時代の実在の人物でドラマ「海神-ヘシン-」の主人公。
そんな子供たちの夢を守るために母たちは戦う。

サイムダンは子どもたちに夢を諦めさせないために御真影絵師になる。もっとも、御真影の主管絵師となったことで、ますます中宗から恨まれ、ついにはギョムもろとも命まで狙われてしまう。そんな中でも、ギョムと並んで筆を持つ姿は、どこか嬉しそうでもある。
※図画署と御真影絵師（御真画師）についてはコチラで詳しく紹介。

一方、我が子の夢が「ただ家族そろって食事がしたい」と知ったフィウムダンは、我が子たちのために夫を裏切りサイムダンを助ける。倭族と内通した夫チヒョンのためにお家断絶必至。どこまでも救われないフィウムダンだが、我が子が楊柳学堂の子どもたちと友情を築けたことが唯一の救いだ。

■見どころ②ギョムの怒り爆発
今回はギョムが2つの悪と対決する。
一つ目は宿敵ミン・チヒョンとの対決。
もう一つは、功臣たちの圧迫に心身をすり減らし、王としての尊厳を守るために心の友だったはずのギョム殺害を指示した中宗との対峙。
チヒョン役のチェ・チョロの最期、中宗役のチェ・ジョンファンの怒り、2人の名優たちの鬼気迫る演技に引き付けられるが、ソン・スンホン（ギョム役）の迫真の演技も負けていない。素手で剣を握るシーンでは、思わず我が手を見てしまった。

　©navicon■見どころ③初恋の約束、金剛山へ
27話ラスト15分。サイムダンの美しい横顔と大胆な筆致がたっぷり拝める。また、かつてサイムダンが、「死ぬまでに一度上りたい」と言い、青年ギョムが「結婚して二人で登ろう。他の誰とも登ってはだめだ」と約束した金剛山の素晴らしい景色も望める。本作の映像美が堪能できる15分にセリフは必要ない。

壮観な姿を見せる金剛山は北朝鮮にあるので撮影ができない。撮影は韓国の景色の良い場所で撮影したと、昨年の「ソン・スンホンのファンミーティング」で明かしていたが、金剛山（クムガンサン）は白頭山（ペクトゥサン）とならぶ名山。
サイムダンとギョムがやっと初恋の約束を果たした再会シーンは見逃せない。

いよいよ残り3話！ラドのボスを演じるのは？

【「師任堂」を2倍楽しむ】では、他にも時代背景や実在の人物、キャストの魅力、豆知識などを紹介していくので、視聴の参考にどうぞ。

「師任堂(サイムダン)、色の日記＜完全版＞」商品情報
★セル：ブルーレイ＆DVD★（全3BOX）
BOX1：大好評発売中
BOX2：5月26日(金)発売
BOX3：6月23日(金)発売
BD：各21,000円（税別）／4枚組（本編DISC3枚+特典DISC1枚）
DVD：各18,000円（税別）／6枚組（本編DISC5枚+特典DISC1枚）
★レンタル：DVD★　※TSUTAYA先行レンタル
Vol.1-9　大好評発売中）
Vol.10-17　 6月2日（金）
Vol.18-25〈完〉　7月4日（火）
※Vol.9・17・21・25には特典映像収録
発売元・販売元：カルチュア・パブリッシャーズ　／全25巻／音声：オリジナル韓国語、日本語吹替／字幕：日本語／スペシャルエディション版になっております。

【作品詳細】【「師任堂」を2倍楽しむ】

◇日本公式サイト
◇「師任堂（サイムダン）、色の日記」スペシャルサイト