地が動く!舞台は都・漢陽へ!「チャン・ヨンシル」第5話あらすじと予告動画

2017年06月06日17時50分ドラマ
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水の力で動く渾象をヨンシルが作ったと聞いたイ・チョンは、半信半疑のまま明行きの船に乗って逃走しようとするヨンシルを捕えた!父であるソンフィが余命少ないことに気づかなかったヨンシルを叱責するも、葬儀には出してやり、漢陽へ連行する!実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)明日6月7日(水)放送の第5話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第5話「不穏な都」
石刻天文図の秘密に気づいた書雲観の若い役人たちが何者かに殺される。太宗は事件の追及を禁じる。
科学の最先端であるべき書雲観が殺人事件をお祓いの儀式で済ませようとする時代遅れ観。これこそが世宗が、技術的な才能のある人物を探し、奴婢にも関わらず蒋英実を重用した理由。時代背景:蒋英実は科学革命の提唱者より

一方、チョンは逃亡しようとしたヨンシルを捕らえて漢陽に連れて行くが、道中で盗賊に襲われる。傷を負ったチョンを介抱しながら、日時計と水時計を製作するヨンシルは、亡父と約束した、水時計と日時計のズレを調べるために“太陽の動き”を観測。ヨンシルの才能に驚いたチョンは技術を朝鮮のために使えと説得し、漢陽へ連行する。
盗賊団の幼子を使った襲撃計画で、正義感だけでなくチョンの心根の優しさと悲しい生い立ち、そして潔さが分かる。この一件でヨンシルと亡父の友でもあるチョンとに不思議な絆が生まれる。今後2人の関係がどう変わっていくのか注目されたい。
ヨンシルは早くも地動説を唱える。ダビンチやコペルニクスより早く天文を科学的にアプローチしたヨンシルが最高の科学者への歩き出すきっかけだ。
ちなみに素敵なおじさまイ・チョンを演じたのは「クンチョゴワン(近肖古王)」「ビューティフル・マインド」に出演したキム・ドヒョン。


そんな中、高麗復興派のユ・テクサンたちは、今こそが朝鮮王朝転覆のチャンスと、連名書への押印を急がせ決行日を決めることに。そして石刻天文図の石工たちから秘密が漏れることのないように、ヒジェに石工の生き残りクァク・スという石匠を探し出し処分するように命じる。

ついに、ヨンシルが漢陽の景福宮に到着。ヨンシルはそこにある石刻天文図と父ソンフィのくれた天文図が微妙に違っているのに気づく。さらに、6つの星で成り立つ星座“建星六”が“立星六”になっているのを見つけ、チョンに伝えようとするが、この秘密を知った役人が殺害されたと聞いてためらう。チョンはヨンシルが書雲観の寺奴婢として働けるように取り計らう。ヨンシルはさっそく書架の清掃を命じられるが、本のタイトルの星座名が違っているのに気づく。チェ・ボクからこれは避諱(ひき)のためだと教わる。その後、ヨンシルが自分の知らない天文知識を口にしたためにたたき出されてしまう。
避諱(ひき)とは尊い王の名前を使わないように他の文字に替えること。“建”という文字は高麗王朝を建国した太祖の名前“王建”を意味する。では、ヨンシルがどこかで見た「“立”を消して<“建”を入れる…」とはどういう意味か?

その頃、奴婢姿に変装した世宗は、自分以外にも石匠クァク・スを探している人物がいることを知る。またクァクが半年ほど前から行方不明で、彼が薬草と山参にも詳しいことも知る。後に、ヒジェもクァクについてヒジェと同じ情報を得ることに。

ソンフィを連れてくる王命を受けていたチョンは、太宗に謁見し、ソンフィが亡くなったことを報告する。
ソンフィのことを「折れても曲がらない男」と評する太宗。そんな二人は高麗時代の親友。1387年、共に民のために上を目指そうと約束するシーンが回想される。ここでは、ソンフィの口からイ・バンウォン(太宗)が文才に長け、いかに民を慈しむ人物だったかが語られる。実際の芳遠(バンウォン)も兄弟の中で唯一科挙に合格した秀才だった。朝鮮王朝第3代王・太宗(李芳遠)は王朝の基礎を築いた独裁者!(「六龍が飛ぶ」より)参照。

その場に石刻天文図の謎の究明を命じられた大臣たちがやって来て、天文図を彫った石工クァクを探し出しそれを足掛かりに謎を解いてはと進言する。同時にこれにより高麗復興を目論む一派も洗い出せると、メン・サソンが言う。クァクの捜索は、チョンに任されることに。

メン・サソンを残した太宗は、危険視している彼の部下であり世宗に近いチョン・チョ、チョン・フムジ、チョン・インジの3人に、世宗を唆せばいつか首が飛ぶと伝えろと告げる。しかし、王の意見に反対することは間違いではないとサソン。太宗は、確かに君主と臣下で議論するのは良いことだが、時期尚早。まだ国が軌道に乗っていない時に必要なのは、多様な意見ではなく王を支援する力だと告げ、第2のチョン・ドジョンを生まないでほしいと忠告する。
王に勇気ある忠言をしたメン・サソンは工曹判書。日本でいう国土交通省に当たる官庁のトップ。【朝鮮王朝豆知識】の「◆政治機構と官職の品階制度」の項参照。
チョン・ドジョンとは李成桂とともに朝鮮建国を主導した鄭道傳のこと。「六龍が飛ぶ」「チョン・ドジョン(鄭道傳)」でメインキャストとして描かれる。


その夜、ヨンシルを客として館に招いたチョンは、そこでヨンシルの監視役に引き合わせるが…。
監視役を見て驚き、喜んだその人物とは?

BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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