官職昇進と月食観測!身分差恋の始まり…「チャン・ヨンシル」第12話あらすじと予告動画

2017年06月15日17時50分ドラマ
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ヨンシルが官職に就くことは大臣たちに反対されながらもついに実現!密命を受けたヨンシルたちは、暦法作りに全力を尽くしついに独自の月食予測をする!ヨンシルとソヒョンは次第に深く心を通わせるが…実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)明日16日(金)放送の第12話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン

■第12話「官職昇進」
罷免された後、1人で簡儀(カニ)を造るヒジェの耳に、ヨンシルが正五品・尚衣院(サンイウォン)別坐の官職を授かったという噂が届く。一度は諦めたヨンシルの免賤と官職だったが、世宗はチョ・マルセンたちの助けを借りて実現していた。臣下たちはこれに反対し、ヨンシルは奴婢出身という理由で冷遇されるが、ここでも世宗は、1年後に彼をさらに昇進させて俸禄のもらえる司直に任じた。
ソヒョン手作りの官服を着て嬉しそうなヨンシル。本作でナレーションベースで語られるヨンシルの登用については「大王世宗」第60話あたりで描かれている。また、チョ・マルセンについては、「六龍が飛ぶ」第35話「■豆知識」で紹介。
“尚衣院(サンイウォン)”とは、王の衣服や宮殿内の財貨、金銀宝物などの物品を供給する任務を担当する官庁。“別坐”は俸禄(給料)のもらえない身。品階については【朝鮮王朝豆知識】「◆官職の品階」
参照。コ・スが初めて時代劇に挑戦した映画に『尚衣院 -サンイウォン-』がある。

1425(世宗7年)、簡儀で観測を始めて2年半。ヨンシル達は大きな成果を上げていた。彼らをねぎらう世宗に、チョンは日食や月食の正確な予測ができるのも間近と報告し、彼らの計算によればちょうど明日、月食が起きるとも。しかし、簡儀の観測は内密に行われていたため、ヨンシルたちは本来の業務と掛け持ちで超多忙。チョンはそんな彼らの健康を心配していた。そこに、ハ・ヨンがユン・ボン宦官たち明の使節団がまもなく慕華楼に到着すると報告にくる。世宗は、貢物に青玉を加えるように命じ、準備がないというヨンに、ヨンシルに探しに行かせるようにと命じる。
青玉探しを命じられたヨンシルは天体観測所で、1人で夜空を観測しているソヒョンに寄り添う。
超多忙を極めるヨンシルに、世宗はなぜ、わざわざ青玉(サファイア)を探しに行かせるのか?
満天の星の下、早口で金星観測を伝えるソヒョンを愛おしそうに見つめるヨンシル。「夕飯時の金星“宵の明星”は“旅人の星”とも言う」と教えたヨンシルに、ソヒョンがなんと答えるのか。二人は完全にラブラブモード。身分差の恋が本格的に始まったことが二人の会話からわかるが…。


ヨンシルたち秘密の観測員たちは独自の計算式を考え出すなど着実に格物の力を伸ばしていた。今夜の月食の予測についても自信満々。そんな仲間にヨンシルは現状に満足すべきではないと警告。ヨンシルには引っかかっていることがあった。さらに、チェ・ボクが手に入れた明の暦には、今夜の月食だけが記載されていなかった。今つまり、夜の月食が起きるかどうかで、ヨンシルたちの実力が試されるのだ。

その頃、慕華楼では舞妓が粗相し、ユン宦官を怒らせてしまうが、ファン・ヒが見事に解決する。ユン宦官はハ・ヨン相手に、ファン・ヒを高く評価し、彼を重用する世宗の手腕を褒める。その一方で、世宗が朝鮮を危険に追いやるとも。実はユンは弟のユン・ジュンブにヨンシルを数か月見張らせていた。朝鮮が独自の暦法を作っているという証拠を掴み次第、皇帝に報告するとハ・ヨンを脅す。
果たしてファン・ヒはどんな方法でユン宦官の機嫌を直したのか?

ついに予測した月食の時間が近づく。これに立ち会うために世宗は世子・ヒャンと、チョン・チョ、チョン・インジを連れて秘密の観測所にやって来る。チョンは今回の月食の予測がヨンシルたちの実力を試す機会だと説明し、ヨンシルたちは手分けしてこれまでの活動報告をする。
世宗は独自の暦法を作り、朝鮮の空を読む基準を設け、音楽にも基準を定めようとするつもりだと話し、初めての来客たちは目を丸くする。

全員で満月の下へ。予測した時刻を15分ほど過ぎたもののみごと月食が起きた。感激したチョン・チョたちは独自の暦法を違法と考えていたことを謝罪する。イ・チョンはかねてから温めていた簡儀の小型化の製作を提案する。そうすればいつでも持ち運べる。ヨンシルはこの提案に大感激。チョン・チョとインジの優れた算学力を知る世宗は二人にも協力を頼む。
ただ一人浮かない顔のヨンシル。彼はわずか15分のずれが気になっていた。
世子ヒャンは後の第5代王・文宗のこと。「王女の男」ではチョン・ドンファンが演じている。「冬のソナタ」でサンヒョクの父を演じたベテラン俳優だ。
さて、ヨンシルの悩みの解決は“ヨンシル帳”にある。一番先にこれに気づくのは?


ユン宦官の言葉が気になるハ・ヨンが外に出ると、世子ヒャンを連れた世宗がチョン・チョ、チョン・インジ、チェ・ボクたちと立ち話をしている現場を目撃。不安に駆られたヨンは、世宗がヨンシルに青玉探しを命じたことにも裏があると考え、ヨンシルが本当に青玉を探しているのか、水原に調べに行かせ、チェ・ボクの動向も確かめさせる。ヨンシルは間違いなく青玉探しをしており、チェ・ボクも町で占いをしていたが…。

ヒジェは簡儀づくりに難航していた。そこにハ・ヨンが訪ねてくる。ヨンは、もしお前がヨンシルなら、明から帰国後、ヨンシルは何をしていると思うか、と問い、答えないヒジェに明でのいきさつを知っていると話す。その上で、独自の暦法を造ろうとしている世宗やヨンシルを止めて共に朝鮮を救おうと誘い、う一度官職に就くように勧める。

ヨンシルとソヒョンの距離はますます近づく。夜道にソヒョンを家まで送るヨンシル。家の前、別れを惜しむヨンシルはついに自らソヒョンの手を握る。見つめ合う二人をウルソンの声が遮る。ウルソンの後ろにはまなじりを吊り上げるキョンへ翁主(王女)がいた。
一方、自宅に戻ったヨンシルをヒジェが待っていた。
ソヒョンを送る夜道。恋する二人は、後ろに控えるウルソンがあきれるほどのゆっくりとした歩み。まさに牛歩作戦だ。
キョンへ翁主(王女)は、太祖の孫、ソヒョンの伯母に当たる。そして、不敵な笑みを浮かべるヒジェは何を考えているのか?


BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
 2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
DVD 公式サイト
 「チャン・ヨンシル ~朝鮮伝説の科学者~」
 DVD-SET1&レンタルDVD Vol.1~8リリース中
 DVD-SET2&レンタルDVD Vol.9~16リリース中
 各22,800(税別)
 発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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