『メアリと魔女の花』公開記念!金ロ 7/7米林監督『借りぐらしのアリエッティ』放送!予告動画

2017年07月06日14時00分アニメ
出典:日本テレビ番組公式サイト

スタジオジブリ出身の米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』がいよいよ7月8日に公開!これを記念して日本テレビ「金曜ロードSOW!」では、明日7月7日(金)、14日(金)と2週続いてジブリ作品を放送!第1夜となる明日は、米林宏昌デビュー作である『借りぐらしのアリエッティ』を放送、次週は『思い出のマーニー』、番組公式サイトで予告動画が公開されている。

『メアリと魔女の花』は、米林宏昌監督がスタジオジブリ退社後に初めて手がけた作品で、同じくジブリ出身の西村義明プロデューサーが設立したスタジオポノックの長編第1作となるファンタジーアニメ。原作は、イギリス人作家メアリー・スチュアートの児童文学「The Little Broomstick」。魔女の花を見つけたことから魔法世界に迷い込んだ少女メアリの冒険を描く。

そんな米林監督のジブリー時代のデビュー作が明日放送の『借りぐらしのエリエッティ』。2010年に公開された。ジブリ作品の映像の美しさは誰もが知るところだが、『借りぐらしのアリエッティ』の映像は、その中でも群を抜いて美しい。2010年、映画を紹介するスポット映像がテレビで流れたときには、多くのアニメファンを驚かせた。番組公式サイトでも見られる葉っぱのリアリティーさ、その葉っぱにたまったしずくがまとまって今にもこぼれそうになっている様は、本物以上のリアリティーさえ感じる。
この素晴らしいアニメーションを担当したのは、作画監督の賀川愛と山下明彦、美術監督の武重用二と吉田昇、色指定の森奈緒美など、ジブリファンなら映画のエンドロールでいつも見ているプロ集団。

そして、素晴らしいアニメーションに声で出演したのは、アリエッティに志田未来、アリエッティの両親に、三浦友和と大竹しのぶ。翔に神木隆之助、翔のおばあさんの妹の貞子に竹下景子。貞子の家のお手伝いに樹木希林といった、若手、ベテランともに演技に定評のある実力派ぞろい。

■あらすじ
小人の少女・アリエッティは、郊外にある古い屋敷の床下で、人間の生活品を借りながら、両親と密かに慎ましく暮らす小人。ある日、その屋敷に引越してきた少年・翔に自分の姿を見られてしまう。
「家族を危険にさらしている」という父に、反発するアリエッティ。アリエッティは、生来の好奇心と向こう見ずな性格も手伝って、次第に翔に近づいて行く。そんな、アリエッティの家族に大きな事件が迫っていた。果たして、人間と小人は共生できないのか?どちらが滅びゆく種族なのか!?

あらすじだけ読んでもわくわくする物語の映像化は、元々は、約40年前にアニメーション監督の宮崎駿と高畑勲によって考えられた企画だったが、2008年初夏になって宮崎駿によって改めて企画された。プロデューサーは、スタジオジブリの設立から参加した鈴木敏夫。『おもひでぽろぽろ』('91)、『紅の豚』('92)、『平成狸合戦ぽんぽこ』('94)、『耳をすませば』('95)、『もののけ姫』('97)、『ホーホケキョ となりの山田くん』('99)、『千と千尋の神隠し』('01)、『猫の恩返し』『ギブリーズ episode2』('02)、『ハウルの動く城』('04)、『ゲド戦記』('06)、『崖の上のポニョ』('08)のプロデュースを担当した敏腕プロデューサーだ。
鈴木の肝いりで監督に抜擢されたのが米林宏昌。『もののけ姫』('97)、『ホーホケキョ となりの山田くん』('99)では動画、『千と千尋の神隠し』('01)で初めて原画に。その後、『ギブリーズ episode2』('02)、『ハウルの動く城』('04)、『崖の上のポニョ』('08)で原画、『ゲド戦記』('06)では作画監督補を務め、本作で初の監督に挑戦した。

物語に込められた深いテーマが胸を打つと同時に、気持ちがほっこり温かくなる優しいファンタジー『借りぐらしのアリエッティ』は、明日7日(金)夜9時から日本テレビで放送。

日テレ『借りぐらしのアリエッティ』番組サイト