「黒革の手帖」第7話 元子(武井咲)絶体絶命崖っぷちで反撃なるか!?予告動画と6話ネタバレあらすじ

2017年08月30日10時00分ドラマ
©テレビ朝日

長谷川(伊東四朗)の策略に負け全てを失った元子(武井咲)!これまでの悪行が知れ渡りもう誰も元子に救いの手を差し伸べる者はいない…最後に元子は安島(江口洋介)に泣きつき契約の無効を訴える裁判への協力を取り付けたが安島は…テレビ朝日9月7日(木)夜9時「黒革の手帖」第7話予告動画は番組公式サイトで公開。
※8月31日は「2018FIFAワールドカップロシア・アジア最終予選」のため、ドラマの放送は休止。

■ここぞというところでツメが甘い元子
前回(第6話)でオセロの駒が全てひっくり返ってしまった元子(武井咲)。「ルダン」はおろか「カルネ」まで手放さなければならなくなった。安島(江口洋介)から散々「会長は恐ろしい」と言われていたのに、元子は「おじいちゃんぐらい、軽く手玉に取れる」と甘く見ていたのだろう。

甘いといえば大切な黒革の手帖をあっさり奪われてしまった元子。そんなに大切なものなら銀行の貸金庫に入れとけ、とツッコミを入れたくなる。

そもそもこのご時世、大切な情報を手書きの手帳に書き記すというのも解せない。もちろん、原作は1970年代に連載されていたので、当時はパソコン、スマホなどなく、大切な情報も手書きで保管していたのは理解できる。

しかし武井咲版「黒革の手帖」の設定は現代、だれもがスマホを使っている。大切な情報はせめてロックをかけたクラウド上に保存しておけと忠告したくなる。

さらに解せないのが予備校理事長橋田(高嶋政伸)の裏口入学斡旋リスト。前々回(第5話)の時点でスパイとして使ったすみ江(内藤理沙)が橋田と繋がっているのが判明したのに、すみ江が手に入れた斡旋リストがニセモノかもしれないとなぜ疑わない?

お金に厳しい、人に厳しい割りにはツメが甘い元子。そんなんじゃ、銀座の頂点には上れないぞ!

ということで第7話以降、元子の反撃が始まるのか!?長谷川(伊東四朗)をギャフンと言わせるのか、今後の展開が楽しみである。

■前回(第6話)ネタバレあらすじ
「ルダン」購入の準備を着々とすすめる元子(武井咲)。手付金5,000万円を長谷川(伊東四朗)に払う。長谷川は再三「契約書には目を通したか?」と確認する。

元子が再度契約書に目を通すと新たな項目が追加されていた。元子の都合で契約が破棄された場合、違約金1億のみならず「カルネ」を譲渡すると書かれている。それでも元子は残りの2億5千万を支払えると踏んで契約書に署名捺印する。

ところが自体は思わぬ方向へ…。

不動産屋から連絡があり料亭「梅村」の名義が元子ではなく、元の持ち主・梅村キミになっていることが判明。梅村キミから橋田(高嶋政伸)へ売却されたはずなのに、登記を見ると「錯誤による抹消」で名義が梅村キミに戻されていた。このままでは「梅村」を売却できない。

元子は橋田の元へ行き、どうなっているのかと抗議する。しかし橋田は元子に「100万払ってスパイにしたすみ江(内藤理沙)は、300万もらって私のスパイになった」と言う。

苦し紛れに元子が裏口入学斡旋リストをチラつかせるが、橋田は「そのデータはフェイクだ」といって大笑いする。

元子は長谷川(伊東四朗)に支払期限を伸ばしてもらうよう、何度も連絡を取るが全く消息不明。時間だけが過ぎていく。

さらに不運は続き、元子の自宅に泥棒が入った。現場検証した警察は運送会社を装ったプロの集団の犯行と言う。ブランド品や宝飾品はもちろんのこと、大切な「黒革の手帖」まで奪われてしまった。

全て裏で手を回していたのは長谷川。楢林(奥田英二)、橋田とも繋がっており、元子から巻き上げられた金を取り戻すため、元子に周到なワナを仕掛けていたのだ。

元子は安島(江口洋介)の元へ行き、長谷川に会せてほしいと頼む。元子の頼みを聞いた安島は長谷川に元子の頼みを伝える。

「カルネ」にやって来た安島。長谷川との交渉で「ルダン」売買契約は破棄。手付金5000万円は戻らないが残りの2億5千万円の支払いはナシとしてもらったと言う。長谷川は安島の要望を聞く代わりに、今後二度と「カルネ」に立ち入らない、元子と会わないことを約束させられていた。

その晩、2人は一夜を共にした。

あれから1カ月。平穏な毎日を送っていた矢先、突如村井(滝藤賢一)が「カルネ」にやって来て自分がこの店の新しい支配人だと宣言。さらに新しいママとして波子(仲里依紗)が現れた。すべて長谷川が仕組んだこと。

長谷川に契約破棄を了承してもらったはずなのに、「カルネ」は長谷川に奪われてしまった。

■第7話あらすじ
「ルダン」はおろか「カルネ」まで長谷川(伊東四朗)に差し押さえられてしまった元子(武井咲)。店は村井(滝藤賢一)と波子(仲里依紗)に乗っ取られてしまった。

元子は「燈台」のママ・叡子(真矢ミキ)に助けを求めるが「銀座のルールを破ったあなたにもう居場所はない」と突き放されてしまう。

「カルネ」立ち退きの期限が迫る中、元子は安島(江口洋介)に再び助けを求めるのだが…。

テレビ朝日9月7日夜9時より木曜ドラマ「黒革の手帖」第7話を放送。原作:松本清張著『黒革の手帖』(新潮文庫)。脚本:羽原大輔(『パッチギ!』『フラガール』ほか)。出演:武井咲/江口洋介/仲里依紗/滝藤賢一/和田正人/内藤理沙/高嶋政伸/真矢ミキ/高畑淳子/奥田瑛二/伊東四朗ほか。

番組公式Twitterアカウント「@kurokawaTVasahi」。番組公式Instagramアカウント「kurokawatvasahi」。第7話予告動画は番組公式サイトで視聴できる。最新話は放送終了後1週間、民放公式テレビポータル「TVer」にて無料見逃し配信中。

テレビ朝日 木曜ドラマ「黒革の手帖」番組公式サイト
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