【最終回ネタバレ】窪田正孝主演「僕たちがやりました」第10話視聴率6.0%!それぞれの10年後。見逃し配信

2017年09月20日11時00分ドラマ
©フジテレビ

罪を償いたくても償えない、トビオ(窪田正孝)が最後にとった行動は!?そしてトビオ、パイセン(今野浩喜)、伊左美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)の10年後が明らかになる!フジテレビ「僕たちがやりました」最終回(第10話放送)は19日放送された。カンテレドーガにて全話見逃し配信中。

累計発行部数120万部突破の人気コミックの実写ドラマ化とあって放送前から注目度が高かった「僕たちがやりました」。初回視聴率は7.9%、2話6.5%、3話6.6%、4話5.8%、5話5.4%、6話5.2%、7話5.4%、8話5.2%、9話6.2%、そして最終回6.0%となった(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

期待度が高かった割りにはあまり数字が伸びなかった「僕やり」。軽いイタズラのつもりで仕掛けた爆弾が、予想以上に大爆発して10名もの死者を出してしまった…という重い「罪」が常に主人公たちにのしかかり、耐えきれなくなった主人公たちが現実逃避する、という物語だった。

内容からして少々ヘビーすぎたのかも。10名も死者が出たのに、当事者のトビオたちはボーリングやカラオケ三昧、中にはキャバクラに大金つぎ込むなど彼らの「現実逃避」はなかなか視聴者に受け入れられなかったのかもしれない。

そんな「僕やり」で主役の窪田正孝を食うほど大きな存在感を放っていたのが、パイセン役の今野浩喜。もともとお笑いコンビ「キングオブコメディ」として活躍していたが、相方の不祥事でコンビ解散。以降、俳優として活躍している。

今野浩喜が演じたパイセンは、原作に驚くほどそっくり。もともと今野浩喜をモデルにパイセンが描かれたのでは!?と思うほど。パイセンは同世代の友だちがおらず、後輩相手にエセ関西弁をしゃべる怪しげな男。カネでしかコミュニケーションが取れないことに本人も悩んでいるというちょっとナイーブな役どころを見事に演じた。

普段はしょーもないことばかり言っているパイセンだが、時々ポロっと良いことを言う。特に最終回、「時々死にたくなる」というトビオに「死にたくなるのが、生きている証拠」と言った。この言葉に心打たれた視聴者が多かったようで、SNSでも「グッときた」「感動した」という声が寄せられた。

本ドラマを機に、今野浩喜はこれから欠かせない名バイプレーヤーになるのではないだろうか。今後の活躍を期待したい。

■DVD、Blu-rayプレゼント情報
2017年12月6日、ポニーキャニオンより「僕たちがやりました」DVD、Blu-ray発売を記念して抽選で5名にDVD、Blu-rayをプレゼント。応募は番組公式サイト内プレゼント応募フォームより。締め切りは2017年9月26日(火)18:00まで。

■最終回(第10話)ネタバレあらすじ
ライブ会場に乱入し、自分たちの罪を告白したトビオ(窪田正孝)、パイセン(今野浩喜)、伊左美(間宮祥太朗)そしてマル(葉山奨之)。しかし謎の集団に襲われトビオらはそのまま拉致されてしまった。

トビオらがアップした罪告白の動画を見て激怒した輪島(古田新太)は、弁護士・西塚(板尾創路)らにパイセンを殺すよう命じた。捉えられたトビオ、伊左美、マルは西塚からパイセンを残して10秒以内に立ち去れと命じられる。慌てて逃げだすマルと伊左美。残ったのはトビオだけ。

パイセンの異母兄弟・玲夢(山田裕貴)が狂気に満ちた顔でパイセンに襲いかかる。容赦なくパイセンの首を絞める玲夢。しかしパイセンはナイフで玲夢の腹を刺す。形勢逆転、パイセンは玲夢の上にのしかかり、ナイフでメッタ刺しにした。トビオはパイセンを止めることもできず、ただ呆然と見ているしかなかった。

飯室(三浦翔平)ら警察が乗り込み、西塚、パイセンらは一斉逮捕。トビオは被害者として警察に保護される。結局、犯行自供した動画も闇雲にされトビオは何のおとがめもなく釈放された。

翌日、凡下高校には大勢のマスコミが押し寄せた。パイセンがOBだったこと、卒業後も毎日のように高校に顔を出しトビオら後輩と連んでいたことが報じられた。校舎前では生徒たちが報道陣からインタビューを受けていた。

そんな中、トビオが校舎屋上から生徒達に呼びかけた。そして自分たちが矢波高爆破事件の犯人だということを告白し、矢波高に仕掛けたのと同じ爆弾を校舎に仕掛けたと叫んだ。生徒達はパニックになる。トビオが爆破ボタンのスイッチを入れると…校舎の窓ガラスがパリンと1枚だけ割れた。

トビオは「おれらがやろうとしてたのは、たったこれだけのこと。なのにあんなことになって、たくさんの人が死んで…」と自分たちの罪を生徒たちに打ち明けた。その模様は報道陣が生中継をし、大勢の人がトビオの告白を聞いた。その中には、逃げ帰った伊左美とマルもいた。

トビオは「罪を償いたくても償えない、どうしたらいいかわからない、頼むから俺たちを捕まえてくれ!」と叫んだ。その後警察に身柄を拘束されたトビオは少年院に入ることとなった。

そして10年後。

トビオはバイトをしながら暮らしていた。しかし職場で10年前の事件の犯人だとバレ、退職を余儀なくされた。うだつの上がらない毎日を送るトビオ。そんな中、出所したパイセンから連絡が入る。

パイセンの出所祝いに集まったトビオ、伊左美、そしてマル。それぞれの10年を話した。伊左美は今では2児の父。今宵(川栄李奈)と仲良く暮らしている。マルはパイセンのカネを元にキャバクラ経営でそこそこ儲けていた。出所したパイセンは、これからお笑いをやりたいと言い出す。どん引きした伊左美とマルは「用事がある」と言って帰ってしまった。

残ったトビオとパイセンは改めて出所祝いの乾杯をする。パイセンは「10人殺して、オヤジに愛されてないと知って、異母兄弟殺して刑務所に入った。今のおれに残っているのはお笑いだけ」と言う。そしてトビオに「お前には何がのこった?」と問う。トビオは「今残っているのは、時々死にたくなる自分」と応える。パイセンは「たまに死にたくなるのが、お前が生きている証拠や」と言った。

行く宛てもなく街をフラフラしているトビオ。偶然蓮子(永野芽郁)に会う。

あの時、蓮子は「待ってる」と言ってくれた。でも、トビオはどうしても蓮子と爆破事件を切り離して考えることができず、涙ながらに別れを告げた。それ以来2人は疎遠になった。

久々会った蓮子はトビオに「生きててよかった!頑張ったね」そう言って笑顔で別れた。

トビオの前に現れた幻の市橋(新田真剣佑)。「もう楽になれ」と言ってトビオにナイフを渡す。トビオはそのナイフで自らのノドを掻き切ろうとしたが、それは幻でしかなかった。トビオは「生きる、生き続けなきゃ!」と自分に言い聞かせるように言った。

フジテレビ「僕たちがやりました」最終回(第10話)は9月19日放送された。原作は金城宗幸原作・荒木光作画『僕たちがやりました』(講談社)。出演:窪田正孝/永野芽郁/新田真剣佑/間宮祥太朗/葉山奨之/今野浩喜/川栄李奈/岡崎紗絵/板尾創路/榊原郁恵/水川あさみ/三浦翔平/古田新太ほか。

番組公式Twitterアカウントは「bokuyari_ktv」。番組公式Instagramアカウントは「bokuyari_ktv」。「カンテレドーガ」にて全話見逃し配信中。

フジテレビ「僕たちがやりました」番組公式サイト
原作『僕たちがやりました』(講談社)公式サイト
カンテレドーガ「僕たちがやりました」

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