福子と萬平は戦後の混乱期をたくましく生きる!「まんぷく」第5週:信じるんです!あらすじと見どころ、予告動画

2018年10月27日12時00分ドラマ
@NHK

第4週を終え、好調を続けるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」!!第4週は戦争中の苦しい生活や疎開先での穏やかな生活も描かれたが、第5週はやっと戦争が終わり、大阪に戻り生活のためたくましく生きてゆく福子と萬平の姿が見られる!第5週(10月29日~11月3日)「信じるんです!」のあらすじと見どころをご紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。

第4週はなんといっても、第20話(10月23日放送)での萬平(長谷川博己)の「おいで!」の一言!母親の鈴(松坂慶子)は、国の方針の「産めよ殖やせよ」を盾に、子供はまだかと福子(安藤サクラ)と萬平を責める。まだ本調子ではない萬平を気遣い、謝る福子に、萬平は「おいで」といって抱き寄せ添い寝して「お前はいい奥さんだ」と。この一言に視聴者は大興奮!SNS上では「♯おいで砲」「#ありがとう寝室」と新たなハッシュタグも出現。長谷川博己の大人の色気に朝から圧倒された。

また、萬平のはとこ役で、竹内都子が第21話(10月24日放送)から出演した。田舎のおばちゃん役がはまっている竹内だが、女優として大活躍中である。「主婦カツ!」、再放送中の「カーネーション」と、NHKだけでも3本のドラマににも出演中。コントで培った演技力を武器にバイプレーヤーとして視聴者を魅了している。

【作品紹介】【「まんぷく」関連・各話あらすじ】

第4週は福子と萬平が結婚したが、戦火は大阪にまで迫り、萬平の親戚を頼って兵庫で疎開生活。そして、敗戦を迎えるまでが描かれた。

昭和19年の春、福子(安藤サクラ)と萬平(長谷川博己)が結婚して1年。「戦争はまだまだ続く!」という新聞記事とは裏腹に、庶民の生活は苦しくなるばかり。そんな中でも萬平においしいものを食べさせてあげようと工夫する福子。萬平はそんな福子が大好き。適性検査で落とされ兵役についていない萬平は、会社を立て直して飲料水製造機を作っていた。

ある日、福子はホテルの先輩・恵と久しぶりに会う。恵は、歯医者の牧善之介(浜野謙太)と結婚し、妊娠中。牧を選んだ理由を「野呂(藤山扇治郎)が徴収されて、いつのまにか牧のことを好きになっていた」と恵。

克子(松下奈緒)と亡き咲(内田有紀)のたちの夫も戦っている中、兵役についていない萬平が気に入らない鈴は、福子の同居の提案を受け付けない。

昭和19年夏。悪化する戦況下、克子は4人の子どもを連れて、夫・忠彦(要潤)の田舎への疎開を考えるが、「家を守らないと」の一点張りの鈴は聞き入れない。子供を作らない福子たちを鈴は責めるが、萬平は福子に「おまえはいい奥さんだ。俺は幸せだ」と優しく語り掛ける。鈴は、咲を亡くし、克子は疎開し、福子は自分よりも萬平を大事にしていると感じて、寂しかったのだった。

秋、東京は空襲を受け、人々は動揺する。親友の敏子(松井玲奈)とハナ(呉城久美)も疎開を決めていた。年が明け、大阪上空の戦闘機から「幾度となく爆撃する」宣伝ビラが降ってきて、ついに鈴も疎開を決断。

昭和20年3月、福子と萬平と鈴は兵庫の上郡のに疎開。萬平のはとこの八重(竹内都子)の離れに住まわせてもらうことに。だが、電気もない昔ながらの家を鈴は気にいらない。萬平がご近所から、電球や電線などを調達して明かりもつき、囲炉裏では近所の人にわけてもらった野菜を使った煮込みうどんができた。

福子たちが上郡に疎開してひと月。手持ち無沙汰な萬平は散歩に。川で魚取りをしている子どもたちをみて川に電気をながし、イワナなどを感電させて効率よく魚を獲る方法を思いつき、子供たちと食べきれないほどの魚を釣ってくる。
ところが村人たちから川に電気を流すのはだめだと苦情が。謝ろうとしない萬平に代わって福子と鈴が頭を下げる。村の人は福子の家の電気についても疑問を呈すが、鈴と福子、萬平はどうしても、そこだけは見逃してほしいと頼む。

昭和20年春。疎開先の生活にも慣れ、元気になり始めた萬平の元へ、赤紙がきた。日本の戦局はもはや絶望的。お国のお役にたてると喜ぶ鈴だが、「今戦地に駆り出される兵隊さんは、みんな生きて帰れない」と聞いていた福子はつらい。だが、翌朝、萬平を激しい腹痛が襲う。医者から腹膜炎で薬で治るかどうかは「五分五分」と診断。

福子の懸命の看病と鈴のお百度参りのかいがあってか、目を覚ました萬平。病気の峠は越えていた。医者からは「しばらく、一、二か月は安静に」といわれたが、数日後、萬平は入隊する。だが、適性検査で落とされて戻されてしまう。落ち込む萬平を、福子は散歩に連れ出す。そこへ突然、米軍戦闘機の空襲が。みな無事であったが、戦場に行けぬ自分にふがいなさを感じる萬平に、「誰に何と言われても生きていてほしい」と福子は涙を流す。鈴も「戦場でなくてもお国のためにたてることはある」と声をかける。「僕にできること?」という萬平に「わたしがみつけます!」と力強い言葉をかけるのだった。

【第5週(2018/10/29-11/3)あらすじ
■第25話(月)
長く続いた戦争がようやく終わり、疎開していた福子(安藤サクラ)、萬平(長谷川博己)、鈴(松坂慶子)は大阪に帰ってきました。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で高いお金を払って食料を買わなければならない。福子たちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとする。そんなある日、福子と萬平はラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし…。

■第26話(火)
食料を手に入れるため、お金を作ろうと、持っていた着物を闇市で売っていく福子。嫌がる鈴も連れて闇業者と交渉する中で、戦後をたくましく生き抜いている世良(桐谷健太)と再会。しかし、世良は新しい仕事をみつけられずにいる萬平を見て…。そんな中、福子の言葉をきっかけに、萬平さんは新しい商売を思いつく!

■第27話(水)
福子が見た闇市での出来事をきっかけに、萬平はハンコ作りをすることを思いつく。食料の配給などを受け取るため身元を証明するものが必要だったが、空襲で焼け出されてハンコのない人が多かったのだ。準備を始め、鈴、克子(松下奈緒)、タカら子どもたちもみんなで協力してハンコ作りを始めた福子たちだったが…。

■第28話(木)
萬平のアイデアでハンコ作りを始めた福子たち。生活のめどが立ってほっとしたのもつかの間、忠彦(要潤)のアトリエから、なんと泥棒が忍び込んで。引き出しからお金を取ろうとしたその瞬間、鈴が「何をしているの!」とすりこぎを持って、追い詰めるが…。そして事件は再び発生。アトリエから忍びこんでくる男、その正体はなんと…。

■第29話(金)
福子たちが居候している香田家に忍び込んできた泥棒は、神部茂と名乗った。戦争で家も家族も失い、路頭に迷った末に魔が差して泥棒に入ったとのこと。実は大阪帝大出の秀才だということがわかり、子どもたちの家庭教師として家に置いてもらうことになる。ある日、闇市に出かけた福子と萬平は、見覚えのある顔をみつける。

■第30話(土)
繁盛していたハンコ屋さんでしたが、同業者が次々と現れ、一家の収入は減る一方。福子は「そろそろこの家を出ませんか」と萬平に提案するが、行く当てはない。そんなある日、萬平は、世良から泉大津に残っている軍の倉庫を紹介される。中に何かが残っているということだが、その正体は不明で…。

【作】福田 靖
【出演】安藤サクラ,長谷川博己,内田有紀,松下奈緒,要潤,大谷亮平,桐谷健太,瀬戸康史,岸井ゆきの,橋本マナミ,浜野謙太,松井玲奈,呉城久美,藤山扇治郎,橋爪功,松坂慶子, 片岡愛之助他
【語り】芦田愛菜

NHK「まんぷく」番組公式サイト
 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]
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