ロールス・ロイス、新型高級サルーン「ロールス・ロイス ゴースト」を日本初公開、走行映像も披露

2009年10月02日16時04分商品・CM
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ロールス・ロイス ゴースト

ロールス・ロイス・モーター・カーズは、新たなモデルシリーズの第1弾となる新型高級サルーン「ロールス・ロイス ゴースト」(2900万円)を日本で初公開し、受注を開始した。
同車は、9月の「フランクフルト・モーターショー」で世界デビューを果たした最新モデルで、従来のモデルに比べてコンパクトでダイナミックながら、モダニズムと伝統が融合した新しいロールス・ロイスとなる。
同車は、新型の4輪独立式エアサスペンションシステムとドライバーアシスタンスシステムを備え、余裕あるハンドリングと高い安全性を実現。
エアサスペンションシステムは非常に精度が高く、車内空間のわずかな変化にも対応する。例えば、後席部のパッセンジャーがシートの端からもう片方の端に移動しただけでも、その移動に合わせてサスペンションを補正。リフトアップ&ニールダウン機能により車高を上下に25mmずつ、3段階に調節・設定することができる。
また、先進のテクノロジーと同社の伝統的なデザイン要素、クラフツマンシップ、最高品質の素材が組み合わされている。例えば、レザーとウッドで仕上げられたインテリアには、伝統的なバイオリン・ペグ型スイッチや丸型のエアベントが配されている。エンジン音やロードノイズも最小限に抑えられており、キャビンは高いレベルの静粛性を保つ。
左右のフロントドアにはテフロンコーティングされた傘が内蔵されており、同車独自のリア・コーチドアは83度の角度まで大きく開く。
インテリアスペースは、フロントからリア・コンパートメントまで続くオプションのパノラマ・サンルーフを装備することで、車内により一層光を取り入れることができる。
4ゾーンのオートマチック・エアコンディショニングや、ラウンジシート、オプションでマッサージシートを装備できるインディビジュアルシートなどの組み合わせがパッセンジャーの快適性を高める。
左右フロントシートの背面にそれぞれ据え付けられたピクニックテーブルは、ゴーストのインテリアに調和する最高品質のレザーとウッドを用いて仕上げられ、9.2インチのLCDスクリーンを備えている。
オーディオ・システムは、10チャンネル600Wのアンプと、16個のスピーカー(フロア据付け型サブウーファー2台を含む)を搭載。USBと補助入力により外部オーディオ・デバイスの接続・統合が可能で、12.5GBハードドライブにはUSBやCDプレーヤーからの音楽ファイルを保存できる。
オプション装備可能なドライバーアシスタンスシステムには、リア/フロントサイド/トップビューカメラ、ナイトビジョンカメラ、ヘッドアップ・ディスプレイ、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ハイビーム・アシスタンス、アダプティブ/ディレクショナル・ヘッドライト、ストップ・アンド・ゴー機能付きアクティブ・クルーズ・コントロール、アクティブ・ブレーキ介入などがある。
また、オプションのコンフォート・エントリーを装備すると、キーリモコンが車両から半径1.5m以内にある状態で、クローム製のハンドルを握るとドアのロックが解除される。
新モデル発表に際し、ロールス・ロイス・モーター・カーズ アジア・パシフィック担当リージョナル・ディレクターのコリン・ケリーは、「今年3月に発表したエクスペリメンタルモデル『200EX』が世界中で高い評価を受けたことで、そのデザインに大きな変更を加えることなく生産モデル化されたものが今回のゴーストです。格式張らない雰囲気の中に洗練された現代性が見事に調和し、ロールス・ロイスの魅力を大きく広げています。世界中でこの新モデルに関心を示されている方々のうち約85%がこれまでにロールス・ロイス車を所有したことのない新規のお客様となります」と述べている。
また、サウス&イースト アジア・パシフィック担当ゼネラル・マネージャーのブレンダ・ペックは、「日本のお客様からもすでにゴーストへの高い関心が寄せられています。ゴーストの導入により、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、ファントムとゴーストという、超高級車セグメントの頂点に位置する2つのモデルラインを展開することになります」と語る。
オフィシャルサイトでは、同車がさまざまなシーンを走り抜ける姿を中心に、車内の様子や誇らしげなエンブレムなどを映像で見ることができる。

「ロールス・ロイス ゴースト」オフィシャルサイト