トヨタ、ハイブリッド専用セダン「SAI(サイ)」を発売、動画で詳しく解説

2009年10月20日14時52分商品・CM
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SAI(サイ) G“AS Package” (ダークブルーマイカ)

トヨタ自動車は、ハイブリッド専用セダン「SAI(サイ)」(338万円~426万円)を12月7日から発売する。
同車は、その名の由来である「才」と「彩」をコンセプトとして開発、「才に満ちた先進性」と「彩を放つ上質感」を兼ね備えたハイブリッド専用セダンとした。
エクステリアは、トヨタ車のデザインフィロソフィ「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」に基づき、優れた空力性能を象徴するトライアングルシルエットをセダンとして初めて具現化し、ショルダー部のキャラクターラインをリヤまで通してトランク部を強調することで、先進性と品格が際立つ独自のものとした。
また、通気抵抗低減と冷却性能を高めるため、アンダーグリルを大型化するとともに、メッキグリルやランプ周りの質感を高めることで、フロント全体に洗練された一体感を持たせ、先進性と品格が調和した表情を創出。
さらに、トランクリッドのパネル結合に、日本で初めてレーザー溶接技術(レーザーブレージング)を採用し、細いメッキガーニッシュをあしらい、すっきりと精緻で美しいリヤビューを実現した。
ボディカラーは、新開発色のアクアマイカメタリックをはじめ全7色を設定。
インテリアは、視認性と操作性に優れた運転に集中できる人に優しいコックピットレイアウトを具現化するとともに、先進の操作性を象徴した薄く滑らかなセンタークラスターをはじめ、すっきりとした美しさで統一された、モダンで上質感あふれるものとした。
コックピットは、情報を表示する「ディスプレイゾーン」と操作系を集約した「コマンドゾーン」を明確に分離することで、運転に集中できる先進的な空間を実現。
地図、エアコン、オーディオなどに関する情報を表示する「ナビ画面」を、視線移動が最小限に抑えられるようにインパネ中央部上方に配置した。
快適性では、乗降時のドライバーの動作をサポートする「パワーイージーアクセスシステム」の採用など、高級車にふさわしい快適装備を充実させた。
運転席周りは、チルト&テレスコピックステアリングと8ウェイパワーシートの採用により最適なドライビングポジションの設定が可能で、薄型のシートバックを採用することにより後席の膝まわりのスペースを拡大し、後席の快適性と良好な乗降性を実現した。
素材には、華やかな艶感と手になじむ質感を兼ね備えたファブリックシート表皮(ラム/グレー)を新開発。運転席・助手席には、静電気防止・脱臭機能を付加し、快適温熱シート機能付の本革(プラム)シートも設定した。
収納スペースは、照明&キー付グローブボックスをはじめ、オーバーヘッドコンソール、ボトルホルダーなど使い勝手の良いものを最適な位置に配置。
オーディオ&ビジュアルは、ポップアップ式8インチディスプレイを採用したHDDナビゲーションシステムを全車に標準装備。10スピーカーのスーパーライブサウンドシステムには、全スピーカー(ツィーターを除く)環境負荷の少ない竹を素材とした「竹繊維スピーカー」を採用し、歪みの少ないクリアなサウンドを実現した。
空調は、運転席と助手席で別々に温度設定が可能な運転席・助手席独立温度調整オートエアコン(粉除去モード付)を全車に標準装備。助手席から操作しやすいよう、助手席側ドアトリムに温度調整スイッチを設置した。
また、除菌効果のあるイオンを放出するとともに、イオンバランスを最適に整え、室内を爽やかな空気で満たすプラズマクラスター(イナスイオン発生機能付)を採用した。
ハイブリッドシステムは、2.4Lアトキンソンサイクルエンジンとモーター、リダクションギヤを組み合わせた「リダクション機構付のTHS II」を搭載し、ゆとりの動力性能を確保しながら、コンパクトカーに相当する23.0km/L(JC08モード走行燃費: 19.8km/L。国土交通省審査値)の低燃費を実現。
省エネ法に基づき策定された新たな燃費目標基準である「2015年度燃費基準」を達成するとともに、排出ガスについても国内の排出ガス基準最高レベルとなる「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得、「環境対応車 普及促進税制」と「環境対応車 普及促進対策費補助金」の対象車とした。
また、低燃費とパワーをバランスさせた通常走行モードに加え、アクセル操作に対する駆動力を穏やかにすると同時に空調制御を省エネルギー化し、燃費最優先で走行する「エコドライブモード」と、モーターのみの静かな走行を可能とし排出ガスを出さない「EVドライブモード」を選択可能とした。
さらに、運転状態をメーターの増減によりリアルタイムで表示する「ハイブリッドシステムインジケーター」と、エコドライブ時に点灯する「エコドライブインジケーターランプ」により、ドライバーを視覚的にサポート。ドライバーが楽しみながらエコドライブを継続できるサービス「ESPO(エスポ)」も搭載した。
安全装備は、前方・後方プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)の設定をはじめとした先進技術の採用とともに、7つのSRSエアバッグの全車標準装備に加え、後席SRSサイドエアバッグを設定するなど、高い安全性能を追求した。
緊急ブレーキシグナルを標準装備し、レーンキーピングアシスト、レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)、ワイドビューフロントモニターなども設定している。
なお、「ウェルキャブ(メーカー完成特装車)」(348万9000円~402万3000円)もあり、助手席シートが車外へスライドダウンし乗降をサポートする「助手席リフトアップシート車」となっている。“Bタイプ”には、 手動車いす用収納装置(電動式)を標準装備する。
スペシャルサイトでは、同車の環境性能、スタイリング、インテリアに関して、動画とナレーションにより詳しく解説している。博覧会の映像展示でも見ているかのような分かりやすくスタイリッシュな映像表現の中、折にふれて動画が挿入されるので見逃さないようにしたい。
また、TOYOTA METAPOLISでも、同車のバーチャルカーの試乗、購入、内装・外装の閲覧が行える。

「SAI(サイ)」オフィシャルサイト
「SAI(サイ)」スペシャルサイト
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