11月29日からスタートするNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のメインテーマ曲が完成し、お披露目と歌手の発表を兼ねた会見が行われた。その模様がNHKの番組情報サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。

発表された曲のタイトルは「Stand Alone」。ジブリ作品などでもおなじみの作曲家・久石譲さんが曲を手がけ、英国を代表するソプラノ歌手・サラ･ブライトマンさんがボーカルを担当。透き通った歌声が響き渡る、壮大な曲に仕上がっている。

会見に応じた久石さんは、「普通の大河（ドラマ）とはちょっと違うので、そうじゃない方法は何かないかということでずっと考えていて、ボーカルとオーケストラという組み合わせで出来たらいいかなと思っていた。世界的スケールで日本が明治から現代へ変わってきているところをアピールする上で、そういう歌い手を探していた」と、サラ・ブライトマンさんを起用した経緯を語っている。さらに「最初からキーワードにしていたのが『凛として立つ』。最後は一人で立っていることが、人間として今の時代までを通じて大事だなと考えた」と、曲に込めた思いを述べている。

スペシャルドラマ「坂の上の雲」メインテーマ曲・歌手決定取材会　NHK