日本市場でも拡大するか電子書籍市場-テレ東ニュース特集動画

2010年01月19日20時09分商品・CM
視聴サイトへ

アマゾンのKindleをはじめ、アメリカで急拡大する電子書籍の波は日本にも及ぶのか?国内での可能性を探る特集動画(1月19日放送)が、テレビ東京・E morningの公式サイトに配信されている。

アマゾンが発売した電子書籍リーダーKindleは、音声による読み上げ機能なども備えながら2万円前後の低価格と通信料がかからない手軽さが受け、2009年は世界で500万台売れた。一方、日本市場では、2004年頃に家電メーカー各社が相次いで専用端末を出したものの、ブームには結びつかずいずれも撤退。携帯電話向けに一部のサービスが稼働するにとどまっているのが現状だ。

そんな日本市場へ、アマゾンがKindleの本格投入に意欲を見せ始めているという。さらにiPhoneで勢いに乗るアップルも、近く発表が噂されているタブレットPCに電子書籍閲覧機能を折り込み、本格参入を狙っているともいわれており、日本での電子書籍市場にかすかな期待が寄せられている。

これに対し国内企業では、BIGLOBEが電子書籍アプリをインストールした携帯端末のサービスを2月からスタートさせるほか、シャープが昨年発売した携帯端末「NetWalker」向けの電子書籍のダウンロードサービスを昨年12月から開始した。Kindleのような専用端末ではなく、まずは既存のハードにサービスを載せることから始めて、市場動向を探っていこうとの狙いが国内各社にはあるようだ。

このほか配信動画では、電子書籍端末が日本で拡大した場合その恩恵を被りそうな部品メーカーが進める最先端技術なども紹介している。

「電子書籍」米でブーム 日本で普及するか? テレビ東京 E morning