古本屋街に学生街、湯島聖堂にニコライ堂、アカデミックなスポットが立ち並ぶ界隈のルーツをたどる、NHK「ブラタモリ　神田」がNHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込み)。

「ブラタモリ」になくてはならないアイテムといえば、タモリさんが大好きな江戸・明治期の古地図。その古地図の宝庫というべき専門店が神田神保町・古本屋街の一角にある。歴史のお宝が本棚狭しと立ち並ぶ古地図屋さん秘蔵の一枚の地図からは、この周辺に書店が集まった秘密が見えてくる。

そのカギとなる建物が、神田の北の縁にある湯島聖堂。江戸時代は昌平坂学問所があったこの場所こそ、明治になって周囲に増えた大学の元であり、その大学に通う学生のために生まれたのが書店街だったのだ。

さらに湯島聖堂からJR御茶ノ水駅をまたぐ聖橋を渡ると、そこに見えてくるのは大きなドーム屋根が特徴の教会・ニコライ堂。明治時代に建てられた当時、東京で最も高い建物だったニコライ堂で、タモリさん一行は不思議な写真に対面する。タモリさんが思わず見入ってしまったその写真とは…。

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