GAZOO.comは、動画「Dakar 2010 Vol.01(TLCの挑戦2010・総集編)」を公開した。
「ダカールラリー」は、「パリ・ダカ」の通称でも知られるが、1979年から始まって2010年で32回目を迎えるクロスカントリーラリーの最高峰。長らくアフリカで開催されていたが、政情不安により2009年から開催地を南米大陸に変更した。
2010年は、1月2日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスをスタートし、アンデス山脈を越えてチリのアタカマ砂漠を縦断し、1月17日に再びブエノスアイレスに戻ってくるという走行距離約9000kmに及ぶ長いラリーとなる。
2010年も、最大標高4700mを越えるアンデス山脈越えから、最大の難所であるアタカマ砂漠でのステージまでが4日間設定されているため、過酷な大会となることが予想された。
ダカールラリーの出場車は、過酷なオフロードを走破することができるクロスカントリーカーが中心で、その大半は大幅な改造を施した「改造車部門」に属する。
しかし、TLC(Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY)は、最低限の改造しか許されない「市販車部門」に「ランドクルーザー」で参戦し続けており、2009年まで4連覇を達成している。
2010年は、「ランドクルーザー200」2台で参戦。第4ステージで4700mのアンデス山脈を越え、戦いの場をアルゼンチンからチリに移した際には、2号車が2位、1号車が3位と、まずまずの位置につけた。
ところが、第10ステージで2号車がリタイア、市販車部門5連覇の夢は1号車に託された。それでも、1号車は無事に走り切り、見事に市販車部門5連覇を達成した。
動画では、TLCがダカールラリー、そして、市販車部門5連覇に挑んだ様子を見ることができる。

GAZOO.com、「Dakar 2010 Vol.01(TLCの挑戦2010・総集編)」