雑誌配信サービス「ビューン」、iPad向けWi-Fi限定で再開、日本対パラグアイ戦の結果も無料で閲覧可―ソフトバンク

2010年06月30日13時34分iPad

ソフトバンクは、開始直後に提供を停止していたモバイル向けコンテンツ配信サービス「ビューン」を6月29日から再開した。ただし当面はプレ配信期間とし、iPadのWi-Fi回線からの利用に限るとしている。プレ配信期間中、利用料金は無料とし、当初から発表していた利用開始後の30日の無料期間は正式再開後からカウントされるとしている。iPhoneなどほかのソフトバンク携帯電話向けのサービスは準備が整い次第再開する。

「ビューン」は、iPad発売に合わせソフトバンクが開始した、新聞、雑誌テレビニュースなど複数コンテンツを定額料金で提供するサービス。一般週刊誌やビジネス誌、スポーツ誌からファッション、グルメ、旅行情報など幅広いジャンルの有力誌を安価でまとめて購読できるとあって、大きな話題となった。ところが、6月1日のサービス発表直後からユーザーのアクセスが殺到し、システムがパンク状態になったことからサービスを停止していた。

配信されているコンテンツには、「週刊朝日」、「週刊ダイヤモンド」、「DIME」、「dancyu」など有名雑誌のほか、日テレNEWS24が提供する動画ニュースなども含まれる。掲載される内容は、紙の雑誌から一部を抜粋したものからほぼ全誌面見られるものまで、雑誌ごとに幅がある。ものによってはネット機能を生かして最新版を即座に提供しているケースもあり、講談社のサッカー雑誌「ゲキサカ+」には、日本時間29日夜に行われたワールドカップ・日本対パラグアイ戦の結果が、早くも写真付きで掲載されている。

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