サイボウズ、主力製品にiPadを正式対応

2010年08月09日17時32分iPad

サイボウズは9日、「サイボウズ Office」などのグループウェア主力製品でiPadへの正式対応を発表した。
同サービスは、同社オリジナルのグループウェアとして、導入の容易なことや操作がやさしいということで、企業を中心に約3万社、300万ユーザーと多くの導入実績があり、今回のiPadの正式対応(ウェブブラウザ「Safari」での動作検証)で、多様化する活用シーンをカバーすることになる。
スケジュール確認や会議室の予約、会議資料の電子書類として配布などでは、わざわざパソコンを立ち上げなくとも簡単に操作できるiPadのようなデバイスが向いているように思われる。
サイボウズのスケジュールを、iPadのカレンダーにシンクする機能は実現されていない。
iPadの発表以来、企業や学校、公共機関などで導入の発表が行われており、プレゼン資料の表示デバイスであったり、顧客向けの動画デモ表示デバイス、各種装置の保守用の電子マニュアルと幅広い活用が行われそうである。
iPadは思っていた以上に、ビジネスシーンで利活用されるデバイスとして浸透しそうな勢いである。