１９６０年代後半、横浜・本牧のクラブ「ゴールデンカップ」から、1つのバンドが生まれた！『ザ・ゴールデン・カップス』と呼ばれた彼らは、当時、歌謡GSや企画もののアイドル系GSの多かった中、異色の本格派GSとしてファンを熱狂させた。グループのリーダーでボーカルのデイヴ平尾（デイブ平尾）が、１０日死去したことが分かった。

『ザ・ゴールデン・カップス』は、１９６０年代後半のGSブームの中、「長い髪の少女」「愛する君に」などの楽曲をヒットさせ、瞬く間に人気者となった。１９７１年、GSブームの終焉と共に解散し、伝説の本格派ＧＳとなったが、２００３年に集結し白熱のライブを行い、オールド・ファンはもちろん、伝説の中でしかカップスを知らない若きロック・ファンたちをも狂気させた。

２００４年には、記録映画を記念して再結成し、NHKテレビの歌番組への出演や、ライヴハウスでの演奏などを行っており、現在も時々集まってライブ活動を行っていた。

【The Golden Cups】公式サイトでは、デイヴ平尾も出演するはずのライブ情報などが掲載されている。
また、【ＢＡＲＫＳ】ニュースのサイトでは、再結成時の映像やＰＶ、トークライブ映像が視聴できる。歌謡界のレールに乗らずにロックな姿勢を貫き通した、筋金入りのＧＳサウンドが聞けるこのサイトで、故人を偲びたい。素晴らしい音楽をありがとう。

デイヴ平尾さんのご冥福をお祈りします。

◆【The Golden Cups】公式サイト
◆【ＢＡＲＫＳ】ザ・ゴールデン・カップス、PV＆トーク・ライヴ映像到着！