指定交流「第15回クラスターカップ(JpnIII)」枠順決定、当日生中継!

2010年08月14日08時59分スポーツ

指定交流「第15回クラスターカップ(JpnIII)」(1200m、8月16日、盛岡)の枠順が発表された。秋の短距離戦線へと続く、真夏のダート短距離王者決定戦。
出走馬12頭の内訳は、岩手2頭、JRA5頭、他地区5頭となっている。JRA勢が中心となる。
JRAのサマーウインドは、デビュー以来、10戦6勝2着3回という抜群の成績。芝1200mのデビュー戦で14着と大敗したものの、それ以降はすべて連対している。3戦目と4戦目は北海道に転厩して連勝、再び、JRAに戻って以降も4勝2着2回と、その勢いはとどまるところを知らない。しかも、ここ3戦は、「根岸ステークス(GIII)」(1400m、東京)0.2秒差2着、「天王山ステークス」(1200m、京都)0.3秒差1着、「プロキオンステークス(GIII)」(1400m、阪神)0.7秒差2着と、重賞に手が届くところまできている。初重賞制覇の可能性も十分だ。
JRAのミリオンディスクは、「黒船賞(JpnIII)」(1400m、高知)0.5秒差3着、「東京スプリント(JpnIII)」(1200m、大井)0.1秒差3着、「かきつばた記念(JpnIII)」(1400m、名古屋)0.9秒差3着と、3着が続いた。しかし、その3戦すべてで先着を許したスーニや、トーセンブライト、フジノウェーブ、スマートファルコンがいなくなった「北海道スプリントカップ(JpnIII)」(1200m、門別)では、0.7秒差の1着と快勝した。ここは、連勝を狙って胸を貸す立場だが、サマーウインドが手ごわい。負担重量が57kg対56kgなのも少し不利。
JRAのガブリンは、JRAの重賞とオープン特別の短距離戦で8戦連続して5着から7着だったが、2走前の北海道スプリントカップでミリオンディスクに0.7秒差の2着に入った。2強との力差はあるが、2頭が前でやりあえば、中団待機から差のないレースに持ち込むシーンも見られそうだ。
JRAのタマモホットプレイは、前走の「NST賞」(1200m、新潟)で0.6秒差の4着。ガブリンより1kg軽かったものの、0.3秒先着している。今回は、ガブリンより2kg思い58kgと背負い頭で厳しいが、昨年のクラスターカップでも58kgを背負って0.5秒差の4着に入っており、3着争いには顔を出せるだろう。
岩手のベルモントギルダーは、南関東から転入後3戦し、前走の「早池峰賞」(1200m、盛岡)では4角先頭からそのまま押し切った。岩手の水にもすっかり慣れ、短距離戦で強いところを見せた。数少ない地元代表として、3着争いに加わりたいところ。

「クラスターカップ」枠順
レース当日の生中継