iPhoneで操縦して空高く飛ばすラジコン・ヘリコプター「AR.Drone」が、9月16日から日本で発売が開始された。その遊び方を紹介する動画類が発売元のParrotの公式サイトにアップされている。

「AR.Drone」は、iPhone・iPod touchのWi-Fi電波を使って4翼の小型ヘリコプターを操縦する、全く新しいおもちゃだ。iPhoneの画面をタップする直感的な操作だけで自由に飛ばすことができ、電波の条件次第では80～100メートル先までの遠隔操作が可能だ。ヘリには2基の小型カメラが搭載され、上空からのビデオ撮影、ライブストリーミングが楽しめるほか、これらの仕組みを応用したオリジナルゲームで遊ぶことなども想定している。ネットワーク機能を応用したマルチプレイヤーによる空中戦などフライングゲームにも対応する。

一見、単なるおもちゃに見えないでもないAR.Droneだが、4翼を使ったヘリコプターが一般向け製品として発売されるのはなんとこれが初めて。発泡スチロールのようにも見えるボディはカーボンファイバーと高耐性PA66プラスチックを採用しているほか、効率に優れたプロペラ、超音波高度計など、最先端の技術が取り入れられている。

販売価格はamazon.co.jpで4万3800円と、決して安くはないが最先端技術に満ちあふれた最新の遊びを手に入れる投資額として一考の余地もありかも。AR.Droneのコントロール用アプリはApp storeからダウンロード（無料）する。

なお、9月19日まで千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウでは、AR.Droneの体験ブースを設けている。

AR.Drone公式サイト