日産、「ジューク ターボ」を発売、動画で解説

2010年10月08日14時00分商品・CM
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日産自動車は、コンパクトスポーツクロスオーバー「ジューク」(169万円500円~179万250円)に、「ジューク ターボ」を追加して11月初旬から発売する。
同車は、新開発の1.6L DIGターボエンジンを搭載し、専用チューニングサスペンションを採用。「16GT FOUR」は、マルチリンクリヤサスペンション、「ALL MODE 4×4-i(トルクベルト付)」を搭載する。
同エンジンは、コンパクトなボディへの搭載を考慮し、1.6Lエンジンと小型高効率ターボの組み合わせを採用。エンジンの充填効率と燃焼効率を向上させるDIG(Direct Injection Gasoline: 直噴ガソリン)機構を搭載した。
また、吸気側だけでなく排気側にも可変バルブタイミング機構(CVTC)を持つツインVTCにより吸排気効率を高めることで中低速域のトルク特性を向上させ、ハイパワーと低速域から有効なトルクを実現した。
さらに、ピストンオイルジェット、中空ナトリウム封入バルブなどによる優れた燃焼効率とナノフィニッシュカムシャフト、DLCバルブリフターなどによる摩擦抵抗を低減して低燃費と優れた環境性能も実現した。
ALL MODE 4×4- i(トルクベクトル付)は、「ALL MODE4×4-i」を進化させたコーナリングを楽しむための4WDシステム。
ALL MODE 4×4-iが前後のトルク配分量を調整することで、コーナリング中のヨーモーメント(クルマを旋回させようとする力)をコントロールするのに対して、ALL MODE 4×4-i(トルクベクトル付)は、旋回時に後輪外輪側により大きな駆動力を配分。左右の駆動力差により、車両ヨーモーメントをダイレクトにコントロールする。
そのシステムは、後輪左右それぞれの電子制御カップリングでトルク配分を制御。車輪速センサー、ステアリング舵角センサー、ヨーレートセンサー、Gセンサー、アクセルセンサーなどの情報から、ドライバーの操作や、アンダーステア、オーバーステアといったクルマの挙動を瞬時に読み取り、後輪左右に配分する駆動力を制御する。
コーナリング中は、コーナー外側のタイヤに駆動力を多めに配分することでアンダーステアを減少し、スムーズなコーナリングが行える。ステアリング操作に対するクルマのレスポンスが良く、アクセルペダルでクルマを操る感覚でクルマをコントロールすることが可能。
また、4WDモードスイッチは、舗装路でスポーティなハンドリンクが楽しめる基本モードの4WD-Vに加え、滑りやすい路面でのより安定した走行が可能な4WDモードと、経済性に優れた2WDモードが選択できる。
同エンジンのハイポテンシャルに対応し、同車の走りの一貫したテーマである、狙ったラインをスムーズにトレースできる俊敏なハンドリングを実現するため、「16GT」、16GT FOURには、サスペンションの専用チューニングを行った。走りのパフォーマンスアップに合わせて、リヤディスクブレーキ、215/55R17 94Vラジアルタイヤ&17インチアルミホイール(17×7J)も標準装備した。
また、16GT FOURのリヤサスペンションには、高剛性の確保により左右輪を適切に作動させることが可能で、タイヤの接地性を向上させるマルチリンク式を採用。同エンジンとALL MODE 4×4-i(トルクベクトル付)のポテンシャルを最大限に引き出し、アクセルでクルマをコントロールする感覚が楽しめる、きわめてスポーティな走りを可能とした。
WEBカタログでは、動画により、ALL MODE 4×4-i(トルクベクトル付)の性能をドライブシーンに沿って紹介するとともに、 新開発DIGターボエンジンの仕組みを解説する。

日産自動車「ジューク ターボ」WEBカタログ