松雪泰子主演のドラマ「パーフェクト・リポート」は、エリートからはずされたテレビ局の報道記者たちの現場をリアルに描くエンターテイメント！落ちこぼれのレッテルを貼られた記者たちが、第一報の裏に隠された「真実」を追い求め、一致団結して再起を図るストーリーである。17日（日）からフジテレビ系で夜9時から放送する。

ひと時代前までは、新番組が始まるたびに、放送時間と自分の生活サイクルを考えたりしたものだが、最近ではテレビ局各社で見逃し配信というのをやってくれるので、仕事や急な用事などで見逃しても安心だ。「パーフェクト・リポート」もフジテレビ On Demandにて、見逃し配信することが決定した。見逃し配信は放送の20日（水）、1話315円（税込）、全話おたすけパックは1,575円（税込）。

今最も輝く演技派女優、松雪泰子が演じるのは、キャピタルテレビジョン（CPTV）に勤めるアラフォーの報道ウーマン・蒼山叶。そして、蒼山叶の「右腕」となる、遊軍取材班に配属される若者を演じるのは、若手実力派の小出恵介と、連続ドラマ・映画に引っ張りだこの相武紗季。これだけでの魅力的なキャスティングのところ、他にも、人は良さそうなのに、知りたい情報をゲットするためには取材対象者すらも笑顔でだますオヤジ記者・白石弘を小日向文世が、映画の撮影カメラマン志望で、事件・事故の現場で常にゆったりとした画を撮って使い物にならなかった、偏屈な映画監督気取りの報道カメラマン・黄田功を要潤が演じる。
なんとも濃いキャラの「遊軍取材班」の面々は、何度もつまずいて転んで泣いてバカにされても、それでも立ち上がって奮闘する、超個性的なおちこぼれ報道マンたち。
ドラマでは彼らの再起を懸けた活躍を、“今、世の中で起きていること”、“今、社会が抱えている問題”をストーリーに織り込みながら描いていく。今の自分に満足していない人たちに勇気と希望を与えることができる、世代を超えて楽しめるエンターテイメント番組となりそうだ。

松雪といえば、今年の春の他局の新番組で、12年ぶりの連続ドラマ「Mother」の主役を引き受けた。自分のクラスの女子児童が虐待を受けているのに気づき、それを救うために自らが母となって逃避行を続けるという社会派ヒューマンドラマで、彼女の母性の演技が話題となった。

「パーフェクト・リポート」で演じる蒼山は、見た目は美人のアラフォー報道ウーマン。しかし、中身は超カタブツで組織陣としては最低なため遊軍取材班デスク左遷されてしまう。頭の回転がよくなるようにとスルメをバリバリ食べる変わり者。そんな彼女がデスクを務める遊軍取材班はお荷物人間の吹きだまり。
今回の役は、春の「Mother」とはまったく異なるキャラ。しかし、そもそも彼女がブレイクしたのは、1993年の主演テレビドラマ「白鳥麗子でございます!」での強烈なキャラクターだし、1997年にも「理想の上司」で石田ゆり子、木村佳乃という実力ある3人がお荷物OLを演じたドラマに出演している。とすれば、濃いキャラが集まる落ちこぼれ軍団の扱いもお手のものかも…。

蒼山が率いる遊軍取材班は、埋め合わせの暇ネタばかりを扱いながらも、事件や事故、さまざまな社会問題と向き合い、いろいろな思いを抱えながら取材に奮闘していき、大人から子供までが楽しめる。極上のエンターテイメント「パーフェクト・リポート」は、17日より毎週日曜日夜9時からフジテレビ系で放送、毎週水曜日にはオンデマンド配信される。予告動画は、番組公式サイトの[TRAILER]から視聴できる。主題歌は、YUIの「Rain」

PERFECT REPORT【パーフェクト・リポート】
フジテレビ On Demand
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