人気ドラマ「サラリーマン金太郎」（1999年、TBS)で母と娘役を演じた野際陽子と羽田美智子が、11月1日からフジテレビより放送する「花嫁のれん」で嫁姑役で共演！番組公式サイトでは予告動画が公開されている。

「花嫁のれん」は、金沢の老舗旅館を舞台にアラフォー女と最強加賀女とのバトルをとおして、「今」を生きる女たちの奮闘気をホームドラマとして描いている。
アラフォー女・奈緒子を羽田が、最強加賀女・志乃を野際が演じる。

奈緒子は東京の旅行代理店でバリバリ働くアラフォーのキャリアウーマンだが、3年前、金沢の老舗旅館「かぐらや」の長男の宗佑（津田寛治）と結婚。しかし、宗佑の母親で「かぐらや」の大女将である志乃は、加賀伝統の婚礼儀式「花嫁のれん」を経ていない“えんじょもの”（よそ者）の奈緒子を嫁としては認めておらず旅館を継がない宗佑にも厳しく勘当を言い渡していた。

そんなある日、仕事で多額の借金を作った宗佑が失踪し、奈緒子が勤めていた会社も倒産してしまう。仕方なく、奈緒子は宗佑の実家・金沢へ向かい、「夫の借金を返すために『かぐらや』で仲居として働きながら、帰りを待ちたい」と志乃に頼み込む。
それぞれの世代感覚を背負った嫁と姑がお互いをぶつけ合い、分かり合い、家族として心を寄せ合っていく姿を描いていく。

すでに「サラリーマン金太郎」で母娘を演じている二人は、息ぴったり、丁々発止のかけあいがこのドラマの最大の見どころなるはず。
また、ドラマの舞台が金沢ということで、加賀の美しい街並みや独特な方言・風習なども見どころのひとつだ。

第1話では、夫の宗佑に失踪された奈緒子が、老舗旅館「かぐらや」で仲居として働くことになるまでのいきさつを描く。

旅館が舞台のドラマといえば、TBSが1999年に愛の劇場枠で放送した「温泉へGo!」の大ヒットが記憶に新しいが、数々の姑役でヒット作を量産している野際陽子と、トレンディードラマから時代劇まであらゆるタイプのキャストを演じてきた羽田美智子という豪華共演なら、新しい「旅館」ドラマの定番としてシリーズ化される番組に成長するかもしれない。明日からの放送が大いに楽しみだ。

「花嫁のれん」とは、加賀の伝統文化のひとつで、婚礼の際に花嫁が仏間にかけた「花嫁のれん」をくぐり、先祖のご仏前にご挨拶する儀式。くぐったら後戻り出来ないという意味も持っている。

ドラマ「花嫁のれん」は、フジテレビ系で月曜日～金曜日の昼1時半から2時まで放送。予告動画は、番組公式サイトのあらすじで視聴できる。

フジ「花嫁のれん」