四季シリーズ・キャストの魅力

今回はその役柄に見る俳優の魅力に迫る　※前回の 作品紹介 は 【①作品紹介 】へ。

キャストの紹介。①役名：俳優名 ②相手役名：女優名 ③出演当時の年齢（生年月日）④キャッチフレーズ ⑤主な出演ドラマ（韓国放送年） ⑥“韓ドラおすすめ隊”のお気に入りポイント。

【秋の童話】①チュンソ：ソン・スンホン ②ウンソ：ソン・ヘギョ ③24才（1976年10月5日） ④せつなさの貴公子 ⑤あなた、そして私（1996年）、ハッピートゥギャザー（1999年）、エデンの東（2008年放送中）⑥なんと言ってもあのウルウルの涙目が魅力。今にもこぼれそうでこぼれない涙をためたあの目はまさしくせつなさの貴公子？「恋しさとせつなさと心強さと～♪」。

【冬のソナタ】①チュンサン/ミニョン：ペ･ヨンジュン ②ユジン：チェ・ジウ ③29才（1972年8月28日）④微笑みの貴公子 ⑤初恋(1996年）、ホテリア（2001年）、太王四神記（2007年）⑥なんと言っても“品”の良さ。作り手がいくら無様な姿を描こうが、彼が演じるとそこに“品”がでてしまう。決して演技力がないと言っているのではない。良いか悪いかを別にして、生まれとか育ちに関係なく“人としての品格”を感じる。

【夏の香り】①ミヌ：ソン・スンホン ②ヘウォン：ソン・イェジン ③28才（1976年10月5日） ④～⑤秋…に同じ。⑥郷ひろみ張りの太い眉にあの茶髪にピンクのシャツ。これはないだろうと見始めたが、絵本のような美しい背景に立つと、彼の美しさが際立つ。画家なら描いてみたい素材だろう。

【春のワルツ】①チェハ：ソ・ドヨン ②ウニョン：ハン・ヒョジュ ③25才（1981年4月14日）④ドヨン王子 ⑤海神（2005年）、健忘症（2007年）、止められない結婚（2007年） ⑥さすがモデル、あの長い手足はとても同じ東洋人とは思えない。ドラマで見せる意地悪でわがままな表情がかわいい。彼の勝手な思い込みで前半はウニョンにツンケンする。ウニョンにとってはいい迷惑だが、視聴者にはこの顔がたまらない。

韓ドラにこれだけ嵌るのはわかりやすいストーリーと、俳優（特に男性）の素晴らしさだろう。よくもこれだけ花男（美しい男性）を揃えたもんだ。しかも、ほとんどが身長だけでなく体格がいい。ハリウッド俳優並みのスタイルに、日本人に似たなじみやすい顔。これは嵌るだろう。

さて、揃って花男の配役を入れ替えてみればどうだろう。うーーん。想像してみたがどうもしっくり来ない。ヨン様にチュンソの優柔不断は似合わないし、優しいスンホンに意地悪なチェハの振る舞いはしてほしくない。ドヨンにミニョン理事の大人の魅力は無理がある。

韓国ドラマの成否のカギはキャスティングにこそあるのかもしれない。　［韓ドラここが知りたい に戻る］（続きは、名作を楽しむでどうぞ）

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