（１）ドラマ「イ･サン」の紹介

「イ･サン」を2倍楽しむためのコーナーです。
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500年続いた朝鮮王朝の27人の国王の中で、最も愛され、最も過酷な生涯を送った人物がいた。イ･サン、後の22代王の正祖である。ドラマ「イ･サン」は、正祖の幼少期から王位について朝鮮王朝のルネサンスを築くまでの人間イ・サンの成長物語である。韓国MBCの開局46周年特別企画ドラマとして、2007年から2008年にかけて放送された。

「宮廷女官 チャングムの誓い」「ホジュン」「ソドンヨ」「商道」などの多くの名作歴史ドラマを手がけ、今や“アジアの宝”とまで称される巨匠イ・ビョンフン監督の最新作で、韓国では、40％に迫る視聴率を叩き出し、あまりの人気の高さに話数が延長されるほどの大ヒットとなった。日本では、NHK BS2が2009年8月2日(日)から吹き替え版で放送を開始し、担当者によれば、あの韓流ブームを築いた「冬のソナタ」をしのぐほどの手ごたえを感じているという。この好評を受け、2010年6月18日（金）からはBShiでノーカット・字幕版が放送開始となった。

主人公サンを演じるのは、「火の鳥」「恋人」などの現代ドラマで日本でも大ブレークしたイ・ソジン。サンと愛し合う友、ソンヨンを演じるのはハン・ジミン。ソンヨンといっしょにサンを生涯守り抜いたもう一人の友、パク・デスをイ・ジョンスが演じている。また、サンの祖父で21代王英祖を名優イ･スンジェが演じている。

さらに、ドラマでは当時のさまざまな宮廷行事についても詳しく紹介しており、特に、これまで詳しく描かれることのなかった、宮廷行事の記録画などを担当した役所・図画署（トファソ）の様子が詳しく紹介されているのも見逃せない。

－次は、当時の時代背景について紹介－

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