「新宿の種馬」の異名を持つ伝説のスイーパー
冴羽獠が活躍する『シティーハンター』

『シティーハンター』は、1987年4月～1988年3月まで日本テレビ系列にて放送されたＴＶシリーズ作品。
新宿駅東口にある伝言板に「ＸＹＺ」という暗号を書くことが、伝説のスイーパー「シティハンター」への依頼方法……。裏の世界でNo.1の腕前を誇るプロのスイーパーである冴羽獠だが、普段は「新宿の種馬」と揶揄されるほどのスケベな人物として有名な一面を持つ。そんな彼の元に、今は亡き獠の元相棒・槇村秀幸の妹・香が現れ、新たな相棒として裏家業に精を出す。元傭兵で同業者の海坊主や警視庁の美人刑事・野上冴子など、獠の周りには個性的な人物が集い、法では裁けない悪を依頼者に代わって撃ち倒していく。
一見するとハードボイルド作品と思われがちだが、冴羽獠の声を演じる声優・神谷明の独特なトーンが相まって、スケベで三枚目なキャラとしての地位を確立。ことある事に「もっこり」を連呼して女性を口説きにかかり、その都度、香の100tハンマーを受けて撃沈される場面は、まさに『シティーハンター』の名シーンである。
1stシーズン終了後、1988年4月から『シティーハンター2』、1989年10月から『シティーハンター3』1991年4月から『シティーハンター'91』などのシリーズが放送される。