プロの洗礼!現実を直視しろ!「ベートーベン・ウィルス」6話から8話のあらすじと見どころ!-フジ

2011年02月03日12時22分ドラマ
(C) MBC, iMBC, All Rights Reserved.

第5楽章の公演は、ルミの耳の異変から始まった!ルミはカン・マエの指の先から聞こえる声を心で感じ取り事なきを得る。ソロを担当するゴヌは不在のまま公演は続いていく。ついにカン・マエは夫から逃げてきたヒヨンのチェロにソロ(♪リベルタンゴ)を任せる。最後にはゴヌも駆けつけ公演は大成功で幕を閉じた。ゴヌも参加した最後の曲♪ウィリアム・テル序曲で、思わずテレビの前でスタンディングオベーションした視聴者もいるのでは?

ドラマの紹介と他の回のあらすじや見どころは、「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむからどうぞ。今回は、市響結成から研究団員となったメンバーのオケ参加までのあらすじと見どころを紹介。

(C) MBC, iMBC, All Rights Reserved.手を握るゴヌとルミ公演後、ゴヌはルミへの好意の気持ちを表し、ルミもまたカン・マエへ愛の告白とも取れる発言をする。第2ステージの始まる第6楽章からは、プロの壁の大きさ、そして新楽団の波乱のスタートを描いていく。劇中演奏される音楽については、「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむ!の(4)コラムで紹介するのでお楽しみに。

【プロの洗礼:第6楽章~第8楽章までのあらすじと見どころ】

第6楽章 プロの壁
公演の大成功を受け、市響が結成されることになる。祝賀会の会場で団員たちはカン・マエが、市響を引き受けることを願って待ち続ける。しかし、カン・マエからは、ルミたちプロジェクト・オーケストラのメンバーを採用する気はないと宣言!団員たちのためにオーディションだけでも、と頼むルミに、カン・マエは拒否し、耳の診察を受けるよう命じる。素直に診察を受けたルミの症状は…。
結局、カン・マエからオーディションの誘いを受けたのは、ガビョン、ヒョックォン、ゴヌの3人だけ。ルミの根性で、全員オーディションを受けることができるが、その結果は惨憺たるもの。しかし、今度はゴヌの必死の粘りで、全員研究団員として市響に入ることができる。

本作で主人公は3人だが、本当の主人公は音楽をあきらめ切れない団員たち全員。前回は、ヒヨンののっぴきならない事情を紹介したが、今回は楽団を飛び出した芸術高校のイドゥンの事情を描く。ガビョンへの借金も断られた彼女は、とうとう芸高を中退し、いかがわしいアルバイトでお金を稼いでいた。そんな彼女を放っておけないガビョンが動き出す。まるで本当の祖父と孫娘のように本音で喧嘩する場面は必見!ガビョンがどのような言葉でイドゥンの夢をつなぐのかお見逃しなく。

公演以降ルミへの想いが膨らむゴヌは、ルミの耳が心配でならない。ところが本人はいたって暢気。そんなルミをゴヌは「小さなことで大騒ぎし、大きなことは気にならない」とうまく表現している。「恋する女は輝く」とは良く聞くが、男もそのようだ。ルミを愛し始めたゴヌの表情は第1楽章のころとはすっかり変わっている。

第7楽章 真の天才
研究団員として市響の練習を見学することにしたプロジェクト・オーケストラのメンバー。ここで彼らはひとつの賭けに出る。正式団員だけでは演奏できない演目が必ずあるはずと、その1曲だけをガビョンの指導の下で死ぬほど練習することしたのだ。果たしてその1曲とは?
一方ゴヌは、研究団員に志願したことでカン・マエに解雇される。すでに警察も辞めたゴヌは、音楽の夢に突き進むため、カン・マエのライバルのミョンファンに弟子入りを志願する。ゴヌの才能に驚いたミョンファンは、彼を連れてカン・マエを訪ね、自分が出国するまでの一週間で、ゴヌがどちらの弟子になるか決めようと提案する。この場面なかなか見ごたえたっぷりだ。初めて腹を割って話す2人。ともに世界で活躍する“努力肌”と“天才肌”2人。しかし、ここで天才ミョンファンから意外な言葉を聞く。ひょっとしてこの世の中、努力しない天才はいないのかもしれない。
カン・マエに思いを残すゴヌ、なぜかゴヌが気になって仕方がないカン・マエ。しかしカン・マエは、ゴヌの部屋で彼の尋常でない天才ぶりを証明するあるものを発見し、一匹狼で嫌われ者の自分でなく、明るく愛される天才ミョンファンにゴヌを託そうと決心する。
そんな理由など知る由もないゴヌは、ミョンファンに師事することを決心。ルミにもそのことを伝え、なにやらいいムードになる。さあ、この後どうなるかはドラマで確認しよう。

ゴヌの出発の朝、より淋しかったのはカン・マエだったかもしれない。ひねくれ者らしい淋しがり方をお見逃しなく。

ゴヌの気持ちを受け入れながらもカン・マエに傾いていくルミ。カン・マエもまたルミが気になって仕方がない。ゴヌからルミの耳の症状を聞き、彼らしい方法で対処する。しかし、この対処法に度肝を抜かされる。
公園に呼び出し、ルミを罵倒するのだ。しかし、これは現実を直視しないで、人のことばかりに奔走しているルミを思ってのこと。ゴヌがルミに感じた“暢気さ”を、ゴヌもまた感じ、ルミの耳が最悪の状態になったときに道しるべとなるものを今から準備しろといいたかったのだ。素直に言えばいいものを、いつもの皮肉たっぷりに怒鳴ったものだから、とうとうルミはとんでもない行動に出てしまう。

そのころゴヌもとんでもない行動に出ていた。ミョンファンからカン・マエのゴヌに対する気持ちを聞き、ゴヌの元へ戻ることを決意したのだ。その気持ちとは?

第8楽章 波乱の幕開け
カン・マエの挑発に乗って池に飛び込んだルミ。音楽ではパーフェクトな彼が、池に飛び込んだルミを助けることもできずにオロオロする様。水中に沈みながらルミが見た音のない演奏シーン。地上のキム・ミョンミンのコミカルな演技と、水中の幻想的な映像とのギャップが面白い。結局通りかかった人に助けられ、カン・マエの運転する車で彼の家に行き、シャワーを浴びるルミ。そこにゴヌが帰ってきて、あせったカン・マエはルミが事故で川に落ちたのだと、ウソをつく。さて、カン・マエはなぜ正直にことの次第を話さなかったのだろうか?2人のウソを信じたゴヌは、もう一度弟子入りをお願いする。

今回はガビョンののっぴきならない事情が紹介される。市響は、図書館で演奏会を開くことになるのだが、オーボエのガビョンにチャンスが与えられた。しかし前日のリハーサル中に、ガビョンがいなくなる。ゴヌが見つけ事なきを得るが、どうもガビョンの態度がおかしい。ここは名優イ・スンジェの迫真の演技で確認しよう。リハーサルに戻ったガビョンは、演奏中に大失態をしでかしてしまう。認知症だ…。
そういえば、俳優イ・スンジェは、ナビコンでも紹介している「イ・サン」で、朝鮮王朝21代英祖王役でも認知症を演じている。名優の迫真の演技をお見逃しなく。

ドラマに戻って…自分の認知症を認めようとしないガビョンにカン・マエは、ルミと同じように、厳しい言葉で現実を突きつける。しかしガビョンは、自分にはまだ音楽を続ける気力も体力もあることを証明するためある行動にでる。結局その行動がきっかけでガビョンはもう一度市響に戻ることを許される。

それにしても何に対しても四角四面、融通の利かないカン・マエが、いくら腕があるといえども認知症を発症した人間を楽団に戻すとは、日ごろの彼からは考えられない行為。それをさせたのは、ルミとゴヌだった。カン・マエにとって2人は、これまでの人生で出会ったことのない人種かもしれない。そして2人といっしょにトラブルを回避することに、カン・マエもまんざらではないようだ。

前回、ルミとのラブラインをカン・マエに邪魔されたゴヌだったが、今回はルミへ最高の愛の告白をする。ルミが迷子になった後のシーン。そしてこの告白をカン・マエも聞くことになる。このあたりの演出は、いかにも韓ドラらしい胸キュンシーンだ。お見逃しなく。

一方、研究団員たちの一か八かのもくろみが的中し、1ヶ月間死に物狂いで練習した曲で、オーケストラに参加できるようになる。しかし、また新たなる波乱の幕開けが…。

※ドラマの紹介や、キャスト、ほかの回については「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむからどうぞ。

kandoratop【作品紹介】【「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむ】

★本サイトで掲載されている記事、写真については無断使用・無断複製を禁止いたします。

BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
 (2011年2月現在BROBAで大好評配信中)
フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」番組サイト
 (2011年2月1日~17日放送)
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
 (2011年5月11日より生配信開始)
nikodo君
ニコニコ韓流韓流アワーのその他のドラマについては、【ニコニコ韓流アワーのドラマたち】でまとめて紹介。


【PR】韓流ドラマ、音楽、グッズなどはこちらから
日本最大、「韓流ショップ楽天店」!CD/DVD/雑誌/本/スターグッズ/イニシャルアクセサリ/コスメ/食品など