キム・ヨナ、世界フィギュア選手権延期よりも日本が心配!韓国帰国の瞬間の映像とインタビュー動画を公開。

2011年03月20日23時46分スポーツ

フィギュアスケートのキム・ヨナ選手が本日韓国に帰国し、21日から東京で予定されていた世界フィギュア選手権大会が、地震の影響で延期となったことに対してインタビューを受け、日本への哀悼の意を表した。キム選手は、当面は平昌オリンピック誘致活動に力を入れる予定とのこと。キム・ヨナの韓国入り瞬間を、MBCが動画ニュースで紹介している。

フィギュアの女王キム・ヨナが、8ヶ月ぶりに韓国に帰って来た。多くのファンと取材陣を前に明るくほほ笑んであいさつをしたキム・ヨナは、大会延期に対する惜しさと、日本を心配する気持ちから次のように話を始めた。

キム・ヨナ「これまで準備しただけに自信もあったし、うまくいく確信もあったのに、延期となってとても惜しいが...今この状況では競技より、日本でもっと大きい被害が起きないように願う気持ちの方が大きいです」と日本への哀悼の意を表した。

世界選手権大会が無期延期され、新しいプログラム公開の舞台は、国内のアイスショーになる見込みとなった。

5月にはジゼルを、8月にはオマージュ・トゥ・コリアを演技する予定で、国内のリンクが国際規格より小さいため、3回転連続ジャンプのような高難度演技は、残念ながら見られそうもない。

「今度の5月アイスショーのためにはジゼルを演技し、8月に開かれるアイスショーでは、ロングプログラムを...終えることはできないから、ちょっと短くして公演するように再構成して疲労することになりそうです」

動画ニュースでは、当分は、キム・選手が当面は、平昌オリンピック誘致活動に集中しながら、訓練とCF撮影に臨むことになりそうだと、初会している。
キム・ヨナ選手は、来月にはイギリスロンドンで開かれる候補都市合同プレゼンテーションに発表者として出席し、5月にはスイスのローザンで補都市のブリーフィングに、そして7月には開催地が決まる。南ア共和国ドバン IOC 総会に参加するなど、行事はもちろん準備過程にも積極的に力を加える予定とのことと、伝えている。


しかし、日本のメディアでは、4月末か5月上旬に他国で代替開催される可能性が出てきたとも報道されており、国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長から18日に日本スケート連盟に質問状が届き、日本スケート連盟から21日までに開催可否の連絡がない場合には、代替国での開催に向けて準備を進める考えを示したとのこと。すでに複数の国が今春の代替開催地に名乗りを上げていることも伝えられている。

MBC「キム・ヨナ選手帰国…平昌候補に注力」